東西の地雷風俗店対決! トークライブ『東のデッドボール軍団vs西のトリプルレッドカード軍団!!』開幕!

2018年02月01日

by藤原 リョウコ藤原 リョウコ編集者

初の地雷系風俗店として関東圏に3店舗を構える「デッドボール」(4月に五反田店オープン予定)と、“関西最強”と呼び声の高い、関西圏のマニア向け妖怪風俗店「トリプルレッドカード」 

関東・関西からそれぞれを代表する「デブ・ブス・ババア」ぞろいの看板キャスト&名物スタッフが一同に集結し、店の魅力を笑いあり、涙あり、エロスあり(?)で伝えつつ、どちらの店が“最狂”なのかをトークで競い合う――。

「東京でコラボイベントがしたい!」という、トリプルレッドカード校長のひと言から、奇跡のカードが実現。2018年1月21(日)に東京・新宿ロフトプラスワンにて開催された、トークライブ『東のデッドボール軍団vs西のトリプルレッドカード軍団!!』のイベントレポートをお届けします。

それではプレイボ~~ル!

地雷のレベルが違う! 東アボットvs西キング注意報! 最凶ベストバウト!

東『デッドボール軍団』からは、アボット、バニスター、ガルベス、デッドボールグループ総監督(仮)砂川、マルチプルクラック(よしお&よっしー/デッドボール芸人) が、続いて西『トリプルレッドカード軍団』からは、キング注意報、チクタクバンバン、校長、痛風店長、原田豪紀(トリプルレッドカード応援芸人)が登壇し、3本勝負のトークライブがスタートした。

▲前座を務めるNSC出身、デッドボール芸人のマルチプルクラップ

どちらの店がより“最狂”かを判定する審査委員は、両店舗に詳しいという漫画家・西原理恵子さん、小説家・岩井志麻子さんと、そして会場のお客さんの拍手。
西原さんのパートナー・高須クリニックの高須克弥院長と、韓国人青年でヒモ夫のジョンウォン、双方の下半身事情を挟みつつ、早くも波乱の幕開け。

第一試合は、看板キャストの自己紹介対決!

東『池袋デットボール』在籍暦4年の看板キャスト・アボットは、「おはこんばんにちわ」と独特の言葉遣いでご挨拶。片道切符だけで『デットボール』の面接に来たツワモノで、ホームレス生活をしてた中、折角借りられた部屋をゴミ屋敷にして追い出されてしまい、現在は待機部屋住まいとなっている様子。お客様からのアンケートでは、『歯が無いのは許せるが、フェラされているときにチラッと見えるカリアゲが……』と評判だそう。

▲写真奥左からアボット、バニスター、ガルベス、写真手前左から砂川、マルチプルクラック(よっしー&よしお)

対する西『トリプルレッドカード』所属の看板キャスト・チクタクバンバンは、パンキッシュな風貌の46歳。娘が大学に入ったので入学祝い受付中とのことだ。
MCの地下編集者・福田光睦氏からは、『自己紹介時に大陰唇が見えた気がする』と報告があり、すかさずトリプルレッドカード応援芸人の原田氏が『だとしたら3千円いただきます』と、NHKばりのエグイ集金方法を見せた。

そんなやり取りに早速飽きてしまった『トリプルレッドカード』の看板キャスト・キング注意報は、周りに4人以上いたら一切話さなくなると校長に暴露され、開始30分にしていきなりの試合放棄!
トークライブなのに終始無言という斬新な展開の中、校長が作ったというキング注意報オリジナルの自己紹介VTRが流れ、『カラオケ好き』『店員にはタメ口』『事務所の入り口はお腹でつっかかる』『プリンは飲み物』といった、キャラクターが暴露された。

西原さんはそんなスタッフのイジり方をみて「みんな鋭いことを言っても優しい。『僕のモンスターボール』みたいな感じで愛がある。特に校長のネーミングセンスが好き」と絶賛。

校長は、普段から面白いと思うものをメモっているそうで、不動産屋出身なら“5LDK”、顔出しNGの子の面接時にアルミが目の前にたまたまたあったから、“アルミ銀次郎”と次々とパワーワードを持つキャストを紹介し、第一試合はレッドカードに軍配があがった。

汚部屋を公開! 衝撃のう○こまみれの便座!

▲写真左奥から立ち上がっているのがキング注意報、チクタクバンバン、痛風店長

第二試合は看板キャストのおもしろエピソード対決!

続く第二試合目。ゲイを公言している『トリプルレッドカード』の痛風店長は、もともと校長のファン。校長から指示されて大阪東京チャリ旅591キロを完走したり、居酒屋で校長にキスしようとして、ピアスを引きちぎられて逃げられたりと、激しい愛のエピソードを語る。女性経験も3人ほどあるらしいが、男性経験は50人以上だそうで、性的志向はいまも変わらないそうだ。

一方、「デッドボール軍団」は、アボットの汚部屋を会場のスクリーンにて紹介。ゴミ袋だらけの部屋は岩井さんいわく「ぱいぱいでか美の汚部屋も片付けたことがあるので想定内」だそうだが、汚部屋のインパクトを一瞬で凌駕するアボットのう○こまみれの便座を紹介。何故か座るところや床にも便が付着していて、アボット本人も、どうしてこんなに汚れたかはわからないらしく、会場にいた全員がなぜ、ここまで汚れるのか疑問に包まれた。

第二試合目は、汚部屋写真のインパクトでデッドボール軍団が勝利!

デッドボール直伝! 何が起きても『怒らずに新しいと思え』

第三試合は両店の劇的エピソード対決!

第三試合目では、『トリプルレッドカード』校長のターンからスタート。実際にお店で使っている面接シートをスクリーンに披露し、“北緯38度”、“肉マムシ”、“下R上LYBXA(名前の由来はゲーム”ストリートファイターⅡターボ“の裏技コマンド!)”など、強烈な嬢のあだ名がつけられた面接シートに書かれた珍回答をいじっていく。

得意な体位や男性経験人数を聞く項目があるなか、面接シートには「霊が見えますか?」という質問や「自分の容姿をどう思いますか?かわいい?普通?モンスター?」などもあり、実はこの回答で、店が続くか、うそをつかないかなどが見抜けるという鋭い解析に、客席からは感嘆の声があがる。校長は書籍化を狙っているらしく、内容の濃さと量は紹介しすぎれないほどなので、ぜひとも期待したい。

一方、デッドボールグループ総監督(仮)砂川さんは、“年配の地雷嬢はヤバイ”と明かす。「年配の方、というかおばあちゃんには二種類いて、愛嬌があるキャラクターみたいなおばちゃんか本当のクソババア」と語り、とある年配のキャストが「お金がない」というので、「翌日来るならいいよ」と千円を渡したところ、翌日になると、オープン前に電話をしてきて、急に行けないと逆ギレしてきた。しかも、千円はどうしたのか尋ねると、「千円はもう使っちゃったわよ!」とキレてきたらしいので、「そっかー」と返しましたと、決して怒らない大人な対応。さらに、待機所でもフリーマーケットを開催し、他の店の子やスタッフにも服を売りつけてきたらしく、さすがにそれは『ダメだよ』と注意したらしい。地雷店ならではの強烈エピソードに判定がつかず、両軍引き分けとなり試合は終了した。

何が起きても寛容な校長や砂川さんには、デッドボールグループ代表(初代総監督)の篠原代表による「何かあったら怒るな、新しいと思え」という教えが伝わっているそう。確かに地雷だブスだと言っているのに、見ていて不快感が一切ない様は、風俗業界の第一線で働く男たちの器のデカさを考えさせるものがあった。

▲写真左から校長、岩井志麻子、西原理恵子、砂川

地雷店対決という世紀のビッグマッチを終えて

最後に西原先生が「地雷店と謳っているが、実は女の子たちに対してすごい優しい。暴力を振るったり、きついことを言ったりは一切しない。本当に女の子たちのことを考えていて、お店が『風テラス』に繋がっているんですね。

風テラス

風テラス

無店舗型の性風俗店(デリバリーヘルス)の待機部屋に、弁護士・臨床心理士・社会福祉士(ソーシャルワーカー)を派遣して、在籍女性の生活・法律相談に無料で応じる事業
出所:一般社団法人ホワイトハンズHP

イベントをすることでサブカルチャーにもなり、『風テラス』にも繋がる。こういった文化を紡いで、店を広めていってほしい。まるで“ナショナルジオグラフィック”を見ているようです」と、アカデミックな話題にもシフト。真面目な展開にキング注意報が飽きてしまう場面もあったが、なんとも心温まる話でトークイベントはお開きとなった。最後に勝負を終えた両店の代表にお話を伺った。

デッドボールグループ総監督篠原政見
デッドボールグループ総監督・篠原政見 コメント
トークイベントはいままで『デットボール』単独でやってたんですけど、今回は『トリプルレッドカード』校長が一緒にやりませんかと声をかけてくれて、実現できてよかったです。今日はプロデューサー側だったんですけど、盛り上がって楽しかった! これだけのお客さんに入っていただけてよかったです。
トリプルレッドカード校長
トリプルレッドカード校長 コメント
デットボールさんとは去年くらいから仲良くさせてもらっています。よくトークイベントをやるのを知っていたので、今回コラボを実現させてもらいました。関西から来ているお客さんもいらっしゃったので、次はぜひ大阪でも開催したいです。うちはアニメやアパレルも作ってがんばっていきますので、SNSとかで見かけたら絡んでください!

客層はお店の常連さんが多いのかと思いきや、女性もたくさん見に来られていて年齢層も幅広いことにおどろいた。誰でも参加しやすいイベントであり、キャストの笑えるエピソードはもちろん、スタッフの方々の愛情や社会貢献の一面まで知ることができるイベントだった。

今回は勝敗がつかなかったが、好評につき次回は関西でも予定してるとのこと。その際は、ぜひ世紀の対決をお見逃し無く!

執筆者プロフィール

藤原 リョウコ

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元ゲーム雑誌編集者。生粋のオタク気質を活かしてエンタメ系ライターとして活動する中、趣味で日本語ラップにどハマり。HIPHOP精神あふれる風俗業界で働く男たちの姿を知り、FENIXJOB編集部へ。趣味はスニーカー集めとBリーグ観戦。

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