来場者の80%が業界未経験者! FENIX JOBの風俗転職フェアイベントレポート

2019年05月24日

by徳山 央樹徳山 央樹編集部

こんにちは。Fenixzine編集部の徳山です。

2019年の5月18日(土)、FENIX JOBは業界初(!?)の試みとなる『風俗転職フェア』を行ないました。

「風俗なのに転職フェアって何?」という方は、過去の記事のコレコレを参考にしてください! 細かく経緯を説明しております!

今回、Fenixzineでは参加できなかった方に向けて、当日のイベントレポートをさせていただきます!

▲会場である『フクラシア品川クリスタルスクエア』。デカい!

▲天気も快晴。イベント日和といったところ

開場前の様子

業界初(!?)のイベントかつ、FENIX JOBとしても初のイベント主催だったので、手探りながらも会場手配から当日受付まで、スタッフ総出でやらせていただきました。

▲受付の準備の様子

▲参加企業様もブースの準備中

▲企業プレゼンに備え、担当者を集めリハーサルの様子

▲当日はなんとTVの密着取材が入りました!

イベントの模様は5/22にAbema TVで配信されました。詳細はコチラ

開場時間。果たして……

遂に開場時間となりました。

「果たして……、本当に来てくれるのだろうか?」

全員がこの時点ではそう思っていたと思います。FENIX JOBとしての目標は「来場者数100人」としておりましたが……。

来たッ!! 記念すべき一人目のお客様。本当に“参加者”は存在したッ!

開場時間をちょっと過ぎたあたりから、受付には行列が!

急遽、営業で来ていたスタッフもヘルプで受付対応しました。それくらい来たんですよ!

当日はなんと113名の求職者が来場

最終的に集まった人数は……113名

▲イベント開始直後の様子

用意していたイスでは足らず、急遽イスの追加が必要になるなどトラブルがありましたが、想定以上にご来場いただけました!大盛況といってもよいのではないでしょうか?

5分のプレゼンでも伝わる企業のカラー

それでは、イベント本編を時系列順にレポートさせて頂きます。

▲当日配られたタイムテーブル

イベントは参加企業各社による5分間プレゼンからスタート。転職フェアの一番の目的は、各社の魅力を知ってもらい、求職者に入社してもらうこと。プレゼンにも気合が入ります。

▲トップバッターであるシャイニンググループ

スライドも作り込まれており、持ち時間の5分できっちり終わる素晴らしいプレゼンでした。

▲「人が足りません! 藁にもすがる気持ちです!」とかりんとグループ

一風変わった企画をウリにしているかりんとグループは「僕達はスライドを使いません!」と、最初に宣言。それから5分間、“いかに風俗を利用しない層にリーチしていくか”を熱弁。

▲グラフを用いてプレゼンする夢見る乙女グループ

夢見る乙女グループのプレゼンはTHE 正統派。しかし、話す内容、間、資料の文字数などから「場数を踏んだ人による“分かっている”プレゼン」と、感じました。

▲各社の個性がわかるプレゼンでしたね!

求職者とじっくり話せる自由時間

各社プレゼンが終わると、自由に企業ブースを回ってもらう時間へ。

▲興味を持ったブースへ行き、担当者と直接お話していただきます

▲シャイニンググループ

気になっていることを直接聞けるチャンスということで、みなさま積極的にブース移動をされていました。

▲モアグループ

▲秋コスグループ

1対1で個別にじっくり話を聞く企業もあれば……

▲夢見る乙女グループ

少人数でのセミナー方式など、アピール方法は様々。

▲スターグループ

モニターを2台持ち込み、自社のプロモーションビデオを流すグループもあれば……

 

▲プレジャーファクトリーグループ

実際の職場の様子を生中継で繋いだり、“キャストの画像補正”を体験できるワークショップを取り入れるグループまで!

 

▲立ち見の方が現れるブースも!

本当にありがたいことなのですが、想定以上に参加者が集まったため、ブースによっては待ち時間が発生するケースがありました。

2つの特別セミナーも大好評!

イベント中盤には2つの特別セミナーを開催!

▲一般社団法人ホワイトハンズの代表坂爪真吾さん

キャストの法的・心理的支援を行う風テラスを運営する坂爪さんには『未来の風俗年表2019-2040』と題し、風俗のこれまでを振り返り、これからどうなっていくかを予想したセミナーをお願いしました。

▲もう1つの特別企画『ホンネで聞く! 店舗スタッフのリアル』

そして、出展いただいた企業様からエース社員をお招きし、パネルディスカッションを行ないました。風俗業界に転職した理由、新人時代の話、出世した理由、そしてここだけの話など、濃い内容だったかと思います!

来場者にインタビュー。共通することは……

来場者の生の声も気になります。私、徳山の方で来場者数名にお話を伺いました。

経理職の男性(27)

このイベントはツイッターで流れてきて知りました。今の仕事に不満はないんですけど、高収入って部分に興味があって。こういうオープンなイベントをやるってことは、意外とこの業界ってクリーンなんじゃないかって思いましたね。実際、ブースで話してみてもそう感じました。

コールセンター勤務兼風俗キャストの女性(30代)

内勤に興味があって来ました。今、自分が働いているお店は、女性内勤を求めていないんですよ(笑)。シングルマザーなので、月1回でも日曜にお休みをいただけるような、考慮してもらえる会社がいいなって思っています。こういうイベント形式ですと、各企業を比較しながら検討できていいですね。

自動車エンジニアの男性(33)

子供が3人いて、持ち家もあるので、今の給料だと厳しいなと思ってこの業界を調べていたんです。実際に話を聞いての感想ですか? こんな言い方したらアレですけど、一部上場企業くらいしっかりしているなという印象を受けました。会社の概要や福利厚生についても詳しく聞けて満足しています!

他にも何人かインタビューさせていただきましたが、共通するのは、

  • こういったイベントは面接よりも気軽に行きやすい
  • 話を聞いてみたら、意外とちゃんとしてて驚いた
  • 会場がちょっと狭い

ということでした。概ね好評ですね! 最後に関してはスイマセン! 次回以降改善して参ります!

▲かりんとグループ

▲サンキューグループ

こんな感じで、ブース内に人が途絶えることはなく、あっという間にイベント終了時刻の19時に。参加者の方も、時間ギリギリまでブースでお話をされていました。ありがたい限りです。

出展側としては正直どうだったんですか?

と、いった感じで転職フェアは終了。

来場者数の目標はなんとか超えたのですが、本当に大事なのは参加企業の方の手応えです。イベント終了後、『プレジャーファクトリーグループ』の神谷様に、取材させていただきました。

▲わざわざ取材に応じていただいた神谷様。ありがとうございます!

--本日はお疲れ様でした。基本的なことをお聞きしますけど、イベントに出展いただいた理由はなんでしょうか?

神谷:人手が足りないのはもちろんですけど、面白そうっていう興味からです(笑)。今年に入って店名義でツイッターを始めたんですけど、それから他店との交流が増えまして、「何かやろうよ」という話が出ているんですよ。なので、こういったリアルイベントも、出展することで何かが起きるんじゃないかなと。

--そうなんですね。ちなみに来場者は113名だったのですが……。正直、お客さんが集まるって予想していましたか?

神谷:いや、思ってないです! 不安しかなかったですよ(笑)! FENIX JOBの担当者に何回も「大丈夫なの?」って電話しましたもん。でも、予想より全然来ていましたね。っていうか、転職フェアに参加表明したあと、スタッフ求人の応募がすごい来たんですよ!

--イベントやる前なのにですか(笑)?

神谷:はい、3人来ましたね。FENIX JOB以外の媒体からは来ていないんです。偶然かもしれないですけど、露出が増えたからですかね?

--ちなみに今日は何人くらいの方とお話されましたか?

神谷:僕だけでいうと30人くらいです。スタッフ求人の方ってあんまり来ないので、今日だけで3年分くらいの求職者と話しましたね(笑)。

--そんなに! 最後に聞きにくいんですけど、出展料分の価値はありましたかね……?

神谷:Abemaの取材が来ていたり、露出が増えたって意味では出展を決めた時点で効果はあったのかなって思っています。正直、イベント終了後すぐ求人が来るとは思っていないんですよ、在職中の方もたくさんいましたからね。ただ、そういう方に種を蒔けたっていうのと、こういう業界なのにこんなイベントがあって、それの初回に参加できたっていう事実があとあと効いてくるんじゃないかなって思っています。3ヶ月後とかですかね? なので、今後のFENIX JOBさんにも期待しています。

ウッ……、ありがたきお言葉。転職フェアに出展したこと自体がブランドとなるよう、FENIX JOBも頑張っていきたいと思います。

イベントを終えて

▲イベント終了後は懇親会を行ないました

今回のイベントの最大の収穫は、風俗業界で働く魅力をより多くの人たちに伝えられた点だと思っています。

実来場者データを見ると、113名の内80%が業界未経験者でした。この転職フェアがなければ面接にすら行かなかったという層にリーチできたのではないでしょうか。

もちろん、日刊SPA!Yahoo!ニュースへの掲載、田端信太郎さんによるツイートなど、様々な偶然が重なったおかげというのもありますが、潜在的に風俗業界に関心のある求職者というのは多数存在するんだなと改めて実感致しました。

逆に考えると「こういうオープンなイベントがないと来にくい、まだまだ偏見のある業界」という意味でもあるのですが……。と、なると求人媒体としてできることは、まだまだたくさんあるなと思いました。

転職フェア責任者より一言

▲転職フェア責任者 新海

新海:まずは参加していただいた求職者の方、出展いただいた企業のみなさま、本当にありがとうございました! 初めての試みですし、賛否両論あると思うのですが、一緒に転職フェアを盛り上げてくれたことに感謝しかありません!

僕らFENIX JOBは風俗で働くというのを“見える化”していくことが、業界のさらなる発展につながると思っています。

イベントを通じて、求職者の方に働くイメージを持ってもらうことはもちろん、参加した企業さんにも、他社がどんな採用活動をするのかを見える化することで、自社の採用活動をレベルアップするキッカケにしていただければと思います!!

さいごに

こういったイベントは2回目からが本番だと思っています。いつになるかは未定ですが、また時期が来ましたらFenixzineにて発表させて頂きます。

お読み頂きありがとうございました!

今後もFENIX JOBは様々な“業界初”に取り組んでいきたいと思います!

風俗転職フェア企画者担当者へのインタビューはコチラ

風俗転職フェア出展いただいたかりんとグループ木村井太様へのインタビューはコチラ

執筆者プロフィール

徳山 央樹

徳山 央樹編集部記事一覧

FENIX ZINEではライターと編集を担当。インターネット好きが高じて、WEBメディアへの転職を決意。平日も休日もインターネットをしています。

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