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総合職(店長・幹部候補)】森賢希さんのインタビュー記事

2018年入社

森賢希 (30歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:ホールスタッフ

2021.5.13

「いつか会社を」で開けた高級店の扉。昇給、歩合、でも何よりの報酬は“経験”

この記事のポイント!

  • 指導よりありがたかったのは“背中”。プレゼン能力に驚いた
  • 成長すれば成果が出る。歩合が付く。“自発”を促す組織づくり
  • “容姿が秀でた子のお店”は当然。いかに個性を伝えるのか

「稼げば良いんだよ」。代表の一言に、痺れた理由

「社長になりたい」

僕には高校時代からこんな夢があったんです。実は同級生達からいじめに遭ったことがあって、「上に行きたい」という反骨心の現れだったんだと思います。

でも例えば当時の28歳という年齢、職業はフレンチレストランのホールスタッフ、貯金もないとなった時に、道のりはとても遠いと感じたんです。

そこで「資金を稼ぎ、経営のノウハウを学べるところ」と考えた時に、この業界が頭に浮かびました。お店の選択肢が幾つかある中で、『MIRAI TOKYO』に決めた理由は、面接です。

やっぱり“風俗”ということに多少の抵抗があったんですね。世間体と言うか、親に言いにくいなという思いがあって……。で、今思うと僕も僕なんですが(笑)、そのことを率直に代表に相談してみたんです。

「稼げば良い。でっかくなっちゃえば良いんだよ」

要は、人は結果だと。仕事で成功して上に立っている人間には、誰も何も言えないんだということですよね。僕の社長という夢とも重なる気がして、すごく痺れたんです。

だから一晩考えて、次の日にはもうお世話になりたいと伝えていました。迷いはなかったですね。

指導よりありがたかったのは“背中”。プレゼン能力に驚いた

とは言え入社してからはたいへんでした。まず電話を取っても、地方の訛りが出てしまっていたんです。

「高級店だから、そこは直そう」

先輩から応対の度に指摘を受けてという感じですね。ただ振り返って指導よりありがたかったのは、僕には“学べる背中”があったことだと思います。

例えば電話にしても、僕がお客様を迷ったままにして置いた受話器を、横で聞いていた先輩がパッと取って折り返し、お話をまとめてしまう。こういうことが1度や2度ではなくて、何度もありました。

「ああいう風に話すんだ」
「なるほど、あそこまで突っ込んでお好みを伺っても良いのか」

ときには最初のお客様のご要望とは、全然違うタイプのキャストさんに落ち着くこともあったぐらいなんです。そう、先輩のご案内を受ける中で「そんな素敵な子がいるなら」と、お考えが変わるんですね。

またこういう時ほど利用後のご満足度も高くて、そのことにも驚きました。どの先輩も、相手の思いを引き出す話術と、プレゼンテーションの能力が際立って高かったんです。

成長すれば成果が出る。歩合が付く。“自発”を促す組織づくり

そして先輩達は、だからって電話の後に僕を注意するわけではないんですよね。ダメだと責めるわけでもない。「こんな感じでやれば成約するから、見てて」という感じ。

後は成長すれば成果が出て役職も付くし、歩合も付く。これが『MIRAI TOKYO』のスタイルで、だからこそ僕も頑張れたんだという気がします。暇さえあればビジネス書なんかもよく読みますけど、これだって誰かに強制されるわけじゃない。「自分から」なんですよね。

“容姿が秀でた子のお店”は当然。いかに個性を伝えるのか

業務にも慣れた今は、Webサイトの写真や、特にテキストに力を入れています。プレゼンの場は電話だけじゃないよなと。むしろお客様へのPRは、まずWebから始まると考えたんです。

ウチのオフィシャルサイトは、個々のキャストさんにキャッチコピーとボディコピーがしっかり書かれているでしょう? IT企業の出身者が創業したお店なので、もともと集客力の高いサイトではあったんですが、1人ひとりに妥協なくフォーカスすることで、他店との差別化を図ったんです。

高級店てわりと、どこも同じようなつくりのページになりがちじゃないですか。身長体重に3サイズ、ハイクラス店ですよー、キレイな子ですよー……それはみんな知ってますよね(笑)。

“高いお店=容姿が秀でた子のお店”。これだけではどこでも良いということになる。そうではなく電話と同じで、キャストさんとコミュニケーションを図り、個性まで踏み込んで文章を書くからこそ、お客様へのアピールになるんです。

「あのお店って、色んな子がいるよな」

オフィシャルサイトを見るだけで楽しい。そう思ってもらえたら、最高ですよね。

月給40万円スタート。昇給。でも何よりの報酬は“経験”

僕自身は「いつの日か社長に」という思いだけで働いていたところがあるので、出世は意識していなかったんです。ただ上は黙っていない(笑)。今副店長という役職を頂いています。

もちろん給与も上がってますよ。月給40万円でスタートして、主任→マネージャー→副店長と昇格する度に昇給がある感じ。さっきも言いましたけど、成果で高額の歩合給も付いて、文字通り“頑張れば頑張っただけ”という環境です。

“縛り”のない企業なんで、目指すところはそれぞれで良いと思うんですが、何よりの『MIRAI TOKYO』のメリットは、“日々成長を実感できる”ということだと思います。

僕で言えば、接客、キャストさんとのやりとり、スタッフへのアドバイス、マーケティング。このどれもが、いつか自分が独立する時に役立つと感じられるんですね。

自分の仕事がお店の利益になって、お店の成長がまた、給与とかけがえのない“自分の経験”として還元される……。

他業界だったら、なかなか未経験でここまでの充実した日々は送れないと思うんですね。「あの時決めて良かった」というのは、僕の正直な実感なんです。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

「ホームページが他の高級店と違うな」というのが僕の印象だったので、現在森さんを中心にコピーを書いていると伺って、驚きました。Webマーケティングが強みという『MIRAI TOKYO』。躍進はまだまだ続きそうですね。

プロフィール

森賢希

総合職(店長・幹部候補)

(前職:ホールスタッフ)