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PROPORTION【一般職(内勤・スタッフ)】平島翼さんのインタビュー記事

PROPORTION

2017年入社

平島翼 (21歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:学生

2019.7.5

オリンピックをあきらめ、部も大学も去り、そしてこの僕が、選んだ場所

この記事のポイント!

  • 就職先選びの決め手が“写メ日記”だったのはなぜか
  • イメージは、高級ホテルの接客。名前を覚えていただけた
  • 動かないのはムリ! チームワークが楽しい

怪我をして、オリンピックの夢を断念。その時に浮かんだのは

僕ずっと、陸上競技をやっていたんですよ。オリンピックを目指して、大学も推薦枠で入ったぐらいなんです。でも、怪我をしてしまって。

もう、選手ではいられなくなっちゃったんですね。

コーチとして大学に残ることもできたんですけど、仲間が走っているのを見るのは何だか悔しくて。実力ならあきらめもつくんでしょうけど、怪我でしたから。

思い切って中退したものの、僕は走る以外のことを、してこなかったわけですよね。「この先どうしよう」って考えた時に、思い出したのは故郷の福岡で……。

中洲のすぐ近くに実家があって、小さい頃の自分には、ボーイさんの姿に「カッコいいな」と憧れがあったんです。他の仕事も考えはしたんですが、まずはその、幼い頃のイメージに、従ってみることにしました。

就職先選びの決め手が“写メ日記”だったのはなぜか

そうなった時に扉を叩いた業態は、やはりソープランドでした。店舗のないデリヘルというのは、正直頭にも浮かばなくて……。

むしろ中洲か関東かということに悩んだんですけど、大学が神奈川にありましたし、川崎に行ってみようと考えたんです。

お店選びは実は、“写メ日記”を参考にしました。スマホでチェックしながら、日記の更新頻度が多いお店は、女の子も多いだろうし、経営方針が明確だろうし、結果売上も良いに違いないと思ったんですよね。

「コワいお兄さんがいるんだろう」。覚悟していたが……

そして出会ったのがここ、『PROPORTION』でした。実は、入るまでは「コワいお兄さんがたくさんいるんだろうな」って、覚悟していたんですよ。「僕だって体育会系で来たわけだから、大丈夫だろう」って、自分を励ましていたぐらいなんです(笑)。

でも働き始めてみたら、怒られることも少なくて、良い方たちばかりで……。バイト経験さえなくて、仕事自体が初めてだったわけですけど、とても優しく教えていただいたんですよ。

もう本当に、敬語の使い方、メモの取り方、時間の配分まで、全部イチからでした。雰囲気も和気あいあいという感じで、勤めてすぐに、「ここで良かった」って感謝できたぐらいです。

イメージは、高級ホテルの接客。名前を覚えていただけた

昔の中洲の記憶があったんで、自分も呼び込みをするんだろうと思っていたんですが、そういう業務はないんですよね(笑)。これも驚きでした。最初にいただいた仕事は、飲み物を出すことで。

ここは高級店なので、自分がイメージし、目指しているのは高級ホテルの接客なんです。

選手時代に何度か泊まったホテルのサービスが、印象に残っているんですよね。例えば雨の日に訪れたお客様には「お足元の悪い中を、ありがとうございます」と言って、さっとタオルを差し出すとか。

やっぱり同じなんですね。僕が今でもホテルのサービスを覚えているように、ここのお客様だって、僕の接客を覚えていて下さる。ありがたいですよ。「平島君」と、声を掛けていただいたり……。

ただ、今2年目なんですけど、対女の子という意味ではまだまだです。自分自身、体育会系のノリが抜けていない気がして。先輩なんか見ると、ほんとに上手なんですよ。ポッと女の子が今欲しそうな言葉を口にできていたり、さりげない気遣いができていたり。

すごいなあと思います。思ってる場合じゃないんですが(笑)、今も勉強中ですね。

この仕事は女の子ありきなんで、早く先輩のようにという思いです。

動かないのはムリ! チームワークが楽しい

僕がこの仕事を楽しめている理由は、“動いていられるから”というのがとても大きいです。

長くスポーツをしていたというのもあって、事務職さんみたいな、“デスクでずっと黙々と”というのが、僕にはすごくストレスなんですよ。どちらかというと、右に行って左に行って、あっちで冗談を言って、こっちで笑い合って、みんなでワイワイやるのが好きなんです。

チームワークにもやりがいを感じますね。仲間と力を合わせて、というところ。各月の大入り目標は決まっているんで、燃えます。

そこを目指してみんなでがんばる時の緊張感だったり、達成できて実際に大入り手当が支給されたら、「ワーッ」と手を叩いて喜び合ったり……。

そういう1つひとつがすごく幸せで、好きなんですよ。それこそもう「よっしゃー!」って叫んじゃったりしますから(笑)。

やっぱり僕が体育会系だからですかね(笑)。その意味でも、今自分は、恵まれているなと感じます。

お給料は十分。寮では温かいご飯が2食。じゃあ、何がいる?

お給料は十分ですし、寮に住んでいるので、食堂で温かいご飯も2食いただけています。すっかり満たされているので(笑)、他の仕事に移るなんていう考えはないですね。

僕は風俗だからどうとか、そういう見方はしないんです。どこの世界にも仕事の悩みはある。人間関係の行き違いがゼロのところだってない。そこから逃げてどこへ行っても、同じだという気がします。

親も僕の仕事を知っていますよ。入る時には反対もされたんですけど、今は「自分で決めたのなら」と認めてくれています。それは親が自分を認めてくれているからだし、僕は出世や店長にということよりも、これからも仕事を仕事として、きちんと全うしたいという思いの方が強いですね。

もちろんいつかは家庭だって持って、親を安心させてあげたいです。

……ただ、2年近く彼女もいないんで、最後にそこは、募集中ということでお願いします(笑)。

(インタビュー:徳山央樹)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

怪我をして夢を断念した時の喪失感は、どれほどのものだったでしょう。ただ、お話からうかがえる平島さんの印象はとにかく前向きで、「若いのによく考えているな」ということ。特に、お店選びの下りには驚かされました。チームワークが好き、動いているのが好きという平島さんには、現在の職場は“天職”だったのでしょう。若い21歳の今後が、本当に楽しみです!

プロフィール

PROPORTION

平島翼

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:学生)

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