【総合職(店長・幹部候補)】横山祥太さんのインタビュー記事

2018年入社
横山祥太 (28歳)
総合職(店長・幹部候補)
前職:施工管理
2019.11.1
この業界の仕事は、きっとなくならない。転職の決め手は、意外なところに……
この記事のポイント!
- 経営が順調な理由は、行き届いた教育制度
- 人間力こそが大切な仕事。今も、学びの途中
- 常に上を目指して、着実なステップアップを
順風満帆な人生。でも、将来が見えなくて……
もともと私は、大学で電気に関わることを学んでいたんです。なので、卒業後は学んだ知識を活かせる仕事がしたいと思って、建設系の会社に入りました。
そこでは主に施工管理の仕事を担当して、楽しかったですし、やりがいもあったんですよ。でも数年勤めているうちに、先輩や後輩達の辞めて行く姿を、多く見るようになって……。
1人ひとりにかかる業務の負担が大きいし、労働時間も早朝から夜中までと長かったんですね。私自身も、この先何を目指せばいいのか、未来が見えなくなってしまって。
大学を出て安定した職に就いたはずなのに、ずっと将来に不安を感じていたんです。
「このまま続けられるだろうか」
悩んだ末に、思い切って会社を辞めました。
AI。風俗業界入りの決め手は、意外なところにあった
何でこの業界に?というのは、今、世の中はAI化が進んでいるじゃないですか。そこで「AIでは置き換えられない仕事がいいかもしれない」って思ったんです。
「風俗こそそうなんじゃないか。この先ずっと残っていくんじゃないのか」
そう思ってからは早かったです。将来性のあるフィールドで活躍したかったので、大きなグループを探して、『ウルトラグループ』に応募したんです。なんと会長直々に面接して頂いたんですが、大卒という肩書を見て驚かれました(笑)。
そのまま「風俗とは」というお話をうかがって、ウチの店舗のことも色々教えて頂きました。そのお話を聞いた上で、「AIでは替えられない仕事」という自分の気持ちは揺るがなかったんです。むしろ、思いを信じられる気がしました。
私の目に迷いがないことは、会長にも伝わったんだと思います。無事に採用して頂けて、3日後には入社しました。
経営が順調な理由は、行き届いた教育制度
入社してまず驚いたのは、スタッフの言葉遣いから作法まで、教育がしっかり行き届いていたことです。
面接で会長が仰っていた教えが、そのまま先輩スタッフに浸透していたんですね。このグループが大きく成長している理由が、よくわかる気がしました。
最初のうちは、勉強のために他社の店舗へ電話をかけたりもするんですが、実際電話対応がヒドいところって、けっこうあるんですよ(笑)。
ウチはその対極と言っても良いぐらいだと思います。“風俗業界だから”ってテキトーに接客をすることは一切ない。「ここに入って良かった」と、そこでまず思いました。
人間力こそが大切な仕事。今も、学びの途中
風俗業界って、20代前半で入る方も多いじゃないですか。その意味では、20代後半で入った自分は遅い。現に年下の先輩がたくさんいますけど、そこは全く気になりませんでした(笑)。私の場合、前職の建設現場にも色んなスタッフがいましたから、その辺りは慣れていた部分もあるのかもしれません。
悩んだのは、そんなことよりも人との接し方ですね。
前職では施工管理者という立場だったので、“業務的な”指示や依頼が多かったわけですけど、この仕事では逆に、その対応をしてはいけないんですよね。
例えばキャストさんと接する時には、立場を思いやった言葉が必要ですし、細やかな気遣いとか、繊細な対応力が大事になってきます。彼女たちいつもいつも優しいお客様に当たるとは限りませんし、体調だってある。お仕事の理由だって、人それぞれですから。
まず「おつかれさまです。ありがとうございます」という気持ちを常に持ったうえで、人間力って言うんですかね、努力をして、私も少しずつ身に付いてきました。もちろん、今もまだ学びの過程なんですけど(笑)。
常に上を目指して、着実なステップアップを
入社して10か月ですが、店舗スタッフとしての業務のほかに、今は広告の仕事も一部任せて頂いています。求人媒体を見ている感じですね。できる業務が増えていくというのは、やっぱり嬉しいです。
しかも先日、新店舗の店長をやらないかと声をかけて頂いて。立候補制なんですが、「自分やります!」と手を上げて(笑)、現在は一応、店長候補ということになっています。
と言っても、新店舗のオープンは1、2年後の予定なんですね。今の店舗でしっかり学んでからチャレンジできるので、ありがたいですよ。日々目標を持って業務に取り組めるわけですから。
もちろん後々は、エリアマネージャーとか、さらに上の役職も目指したいですよね。幸いウチは、スキルアップしていけば、しっかりと評価されて、上に行ける環境なんです。
それを思うと、施工管理者時代、未来が見えずにくすぶっていた自分に、言ってやりたくなります。
「悩んでいる時間があったら、別の業界に飛び込んでみろ!」
経歴が順風満帆でも、将来が見えないんじゃ、働き甲斐がないですよね。
繰り返しになりますけど、今の仕事は出来ることをしっかりやっていけば、成果も出て、評価して頂けます。だからこそ、自分の思い描いた未来に向かって着実に進んでいきたいし、進めると信じられるのが嬉しいんです。
(インタビュー:松坂治良)
取材後記
プロフィール

横山祥太
総合職(店長・幹部候補)
(前職:施工管理)