【一般職(内勤・スタッフ)】佐藤亨樹さんのインタビュー記事
![](https://fenixjob.jp/journal/wp-content/uploads/2024/04/aca3474597560a17c57e5fbfc787fd38.jpg)
2022年入社
佐藤亨樹 (28歳)
一般職(内勤・スタッフ)
前職:測量調査員
2024.4.16
難しい仕事ではない。環境に甘えず、まず続けよう。給与も立場も付いてくるから
この記事のポイント!
- 前職に比べれば仕事は“ラク”。しかも月給はいきなり32万円
- まず“長く在職する”こと。女の子の信頼を得れば、道が開ける
- 評価=昇給・昇格。目指せる“背中”がある環境もありがたい
勤務しながら“資格勉強”のはずが、とてもそんな時間はなく……
出身も学校も東北です。大学卒業後、上京して土地系の調査事務所に入りました。
働きながら“土地家屋調査士”の勉強ができるということで、魅力的だなと。今はなかなか、大学を出ただけで将来安泰というわけにはいかないでしょう。資格が取れるなら安心と考えたんです。
ただ実際に入ってみると、労働条件的に「とても勉強なんてムリ!」という環境だったんですね(笑)。残業は無限にあるし、週休2日と言いながら、土日祝日の出勤も当たり前。月に4日休めれば良い方でした。
それで手取り22万円の月給ですから、割に合いませんよね。しかも先輩達を見ても、5年で半人前、10年でやっと1人前という職人のような世界なので、先々を思い描くのも厳しくて……。新卒で入った会社なので、何とか努力してみたんですが、結局4年半ほどで限界が来てしまったんです。
前職に比べれば仕事は“ラク”。しかも月給はいきなり32万円
やがてなぜこの業界に、というのは、実は繋ぎのつもりだったんです。就活をしていてもなかなか良いマッチング先がないので、とりあえず日銭を稼ごうという気持ちでした。
『京都グループ』だった理由もたまたまです。ネットで“高収入 バイト”みたいな感じで探したら、検索結果の一番上にあって。時給が良い上にすぐ採用してもらえたので、僕からすれば「ラッキー」と(笑)。最初は軽い気持ちからの勤務スタートでした。
ところがわずか2か月でそのまま正社員になってしまうんですね。決め手の第一は、職場環境が良かったこと。店長をはじめ、先輩達も皆さん優しくて。もっと体育会系なイメージだったので、意外でした。
その上初任給も月に32万円だと聞かされて。4年半いた前職の給与があれでしたから、いきなりそんなに頂けるのかと驚きました。おまけに寮も3万円で借りられて、すごく助かっています。
あとはこれも前職との比較もあるでしょうけど、正直仕事がラクだったんですね(笑)。納期に追われて残業残業というわけではなく、目の前のサービスに一生懸命向き合えば、業務が完結し、一日が終わって終業の時刻になる。休日出勤もありません。
行っていることはカウンターセールスと同じですしね。提供しているのがモノではなく、女の子という“人”のサービスだというだけ。もちろんすべてこなせるようになるには半年1年と掛かりますが、それはどんな職業だって同じじゃないですか。
まず“長く在職する”こと。女の子の信頼を得れば、道が開ける
同時に1つ他業界と違うところは、今触れたように、まさに提供しているのがモノではなく、女の子という“人”のサービスだという点なんですね。
食品や家電のように「はいどうぞ」というわけにはいきません。お客様に対してだけではなく、女の子とのコミュニケーションもすごく重要です。
とは言えこれも、難しいことではないと感じています。一番大事なのは、まず“長くいる”ということ(笑)。
例えば入って1か月や2か月で「最近休みがちですね」とか「それじゃ目標額に届きませんよ」と言っても、聞いてもらえるはずがないんです。中には4年5年とこの世界で体を張ってきた子だっているんだから「なんであんたにそんなこと」思われても仕方がありません。
ミスで迷惑なんかかけたらなおさらですよね。「まずお前がちゃんとしろ」と思われるのがオチです。
一方で、3か月、半年とロビーで女の子に毎日欠かさず「おはようございます。よろしくお願いします」「おつかれさまでした」と挨拶し続ければ、自然に「いつもいるスタッフ」「本気でこの世界で働く気のある人」となります。
更にフロントで必死になってお客様に女の子をアピールしていれば、「やる気あるんだな」となるんですね。みんなよく見ていますよ。「早番にあのスタッフがいると、指名多いなあ」とか。
「今度の新人使えるじゃん」
こんな風に思ってもらえれば、もうこっちのものです(笑)。
評価=昇給・昇格。目指せる“背中”がある環境もありがたい
なので何と言うのかな、その意味では“一般企業と変わらない”という思いが強くあります。近道を探そうとせずに、黙々と日々の業務に向き合っていれば、おのずと道は開ける気がして。
事実僕も「焦らず」という気持ちで毎日勤務している内に、自然に在籍の女の子達とも打ち解けて、コミュニケーションが取れるようになったんです。「もう少しこうしたら」というアドバイスにも、耳を傾けてもらえるようになりました。
またこうして頑張っていると、上が評価してくれるのもありがたいですね。僕自身先月には副主任に昇格。それに伴って給与もガッと上がったんです。
もちろん「いずれは店長に」という気持ちもあります。先輩を見て学んで、少しずつでもその位置に辿り着けたらなと……。
そのために必要なのは“余裕”ですね。現在の店長を見ていても、テンパっている姿とか見たことないんですよ(笑)。
どんなにお店が忙しくても、慌てず騒がず。女の子やスタッフに対して、話しぶりや態度が一定。僕はまだまだそこまでに至りません。目の前の業務に手いっぱいで、つい後輩へのフォローが遅れてしまったりするんです。
でも逆に言うと、“目指せる人”がいる環境って、幸せですよね。先輩の背中を見ながら、地道で良いから一歩一歩。前向きに働ける今に、とても感謝しています。
(インタビュー:松坂治良)
取材後記
前向きなお話は、こちらも元気になっちゃいますね。きっと20代の内に店長? その際にはぜひ、後日談をお聞かせください。
プロフィール
![](https://fenixjob.jp/journal/wp-content/uploads/2024/04/b7493108c9ddacd0a4c3418b894ec3a4.jpg)
佐藤亨樹
一般職(内勤・スタッフ)
(前職:測量調査員)