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京都グループ【一般職(内勤・スタッフ)】佐藤亨樹さんのインタビュー記事

京都グループ

2022年入社

佐藤亨樹 (28歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:測量調査員

2024.4.16

難しい仕事ではない。環境に甘えず、まず続けよう。給与も立場も付いてくるから

この記事のポイント!

  • 前職に比べれば仕事は“ラク”。しかも月給はいきなり32万円
  • まず“長く在職する”こと。女の子の信頼を得れば、道が開ける
  • 評価=昇給・昇格。目指せる“背中”がある環境もありがたい

勤務しながら“資格勉強”のはずが、とてもそんな時間はなく……

出身も学校も東北です。大学卒業後、上京して土地系の調査事務所に入りました。

働きながら“土地家屋調査士”の勉強ができるということで、魅力的だなと。今はなかなか、大学を出ただけで将来安泰というわけにはいかないでしょう。資格が取れるなら安心と考えたんです。

ただ実際に入ってみると、労働条件的に「とても勉強なんてムリ!」という環境だったんですね(笑)。残業は無限にあるし、週休2日と言いながら、土日祝日の出勤も当たり前。月に4日休めれば良い方でした。

それで手取り22万円の月給ですから、割に合いませんよね。しかも先輩達を見ても、5年で半人前、10年でやっと1人前という職人のような世界なので、先々を思い描くのも厳しくて……。新卒で入った会社なので、何とか努力してみたんですが、結局4年半ほどで限界が来てしまったんです。

前職に比べれば仕事は“ラク”。しかも月給はいきなり32万円

やがてなぜこの業界に、というのは、実は繋ぎのつもりだったんです。就活をしていてもなかなか良いマッチング先がないので、とりあえず日銭を稼ごうという気持ちでした。

『京都グループ』だった理由もたまたまです。ネットで“高収入 バイト”みたいな感じで探したら、検索結果の一番上にあって。時給が良い上にすぐ採用してもらえたので、僕からすれば「ラッキー」と(笑)。最初は軽い気持ちからの勤務スタートでした。

ところがわずか2か月でそのまま正社員になってしまうんですね。決め手の第一は、職場環境が良かったこと。店長をはじめ、先輩達も皆さん優しくて。もっと体育会系なイメージだったので、意外でした。

その上初任給も月に32万円だと聞かされて。4年半いた前職の給与があれでしたから、いきなりそんなに頂けるのかと驚きました。おまけに寮も3万円で借りられて、すごく助かっています。

あとはこれも前職との比較もあるでしょうけど、正直仕事がラクだったんですね(笑)。納期に追われて残業残業というわけではなく、目の前のサービスに一生懸命向き合えば、業務が完結し、一日が終わって終業の時刻になる。休日出勤もありません。

行っていることはカウンターセールスと同じですしね。提供しているのがモノではなく、女の子という“人”のサービスだというだけ。もちろんすべてこなせるようになるには半年1年と掛かりますが、それはどんな職業だって同じじゃないですか。

まず“長く在職する”こと。女の子の信頼を得れば、道が開ける

同時に1つ他業界と違うところは、今触れたように、まさに提供しているのがモノではなく、女の子という“人”のサービスだという点なんですね。

食品や家電のように「はいどうぞ」というわけにはいきません。お客様に対してだけではなく、女の子とのコミュニケーションもすごく重要です。

とは言えこれも、難しいことではないと感じています。一番大事なのは、まず“長くいる”ということ(笑)。

例えば入って1か月や2か月で「最近休みがちですね」とか「それじゃ目標額に届きませんよ」と言っても、聞いてもらえるはずがないんです。中には4年5年とこの世界で体を張ってきた子だっているんだから「なんであんたにそんなこと」思われても仕方がありません。

ミスで迷惑なんかかけたらなおさらですよね。「まずお前がちゃんとしろ」と思われるのがオチです。

一方で、3か月、半年とロビーで女の子に毎日欠かさず「おはようございます。よろしくお願いします」「おつかれさまでした」と挨拶し続ければ、自然に「いつもいるスタッフ」「本気でこの世界で働く気のある人」となります。

更にフロントで必死になってお客様に女の子をアピールしていれば、「やる気あるんだな」となるんですね。みんなよく見ていますよ。「早番にあのスタッフがいると、指名多いなあ」とか。

「今度の新人使えるじゃん」

こんな風に思ってもらえれば、もうこっちのものです(笑)。

評価=昇給・昇格。目指せる“背中”がある環境もありがたい

なので何と言うのかな、その意味では“一般企業と変わらない”という思いが強くあります。近道を探そうとせずに、黙々と日々の業務に向き合っていれば、おのずと道は開ける気がして。

事実僕も「焦らず」という気持ちで毎日勤務している内に、自然に在籍の女の子達とも打ち解けて、コミュニケーションが取れるようになったんです。「もう少しこうしたら」というアドバイスにも、耳を傾けてもらえるようになりました。

またこうして頑張っていると、上が評価してくれるのもありがたいですね。僕自身先月には副主任に昇格。それに伴って給与もガッと上がったんです。

もちろん「いずれは店長に」という気持ちもあります。先輩を見て学んで、少しずつでもその位置に辿り着けたらなと……。

そのために必要なのは“余裕”ですね。現在の店長を見ていても、テンパっている姿とか見たことないんですよ(笑)。

どんなにお店が忙しくても、慌てず騒がず。女の子やスタッフに対して、話しぶりや態度が一定。僕はまだまだそこまでに至りません。目の前の業務に手いっぱいで、つい後輩へのフォローが遅れてしまったりするんです。

でも逆に言うと、“目指せる人”がいる環境って、幸せですよね。先輩の背中を見ながら、地道で良いから一歩一歩。前向きに働ける今に、とても感謝しています。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

業界大手の『京都グループ』ですが、未だに成長中で、新規出店にも意欲的とのこと。だからこそ“店長に”というステップアップの道も描けるのでしょう。
前向きなお話は、こちらも元気になっちゃいますね。きっと20代の内に店長? その際にはぜひ、後日談をお聞かせください。

プロフィール

京都グループ

佐藤亨樹

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:測量調査員)

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