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京都グループ【一般職(内勤・スタッフ)】飯倉陸さんのインタビュー記事

京都グループ

2018年入社

飯倉陸 (24歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:テキ屋

2019.2.21

「どうやるんですか?」 ぜんぶが新鮮! 仕事を覚えたくて、先輩に質問攻めの日々

この記事のポイント!

  • 給料、休み、勤務時間、寮……。「きっとここなら」
  • 受付もコールも1週間でできた。コツは、人から盗む
  • まだまだ毎日が冒険。好奇心は、当分おさまらない

テキ屋だって、嫌いじゃなかった。でも、続けられるか?

ここに来るまでは、ずっとテキ屋さんとガソリンスタンドを掛け持ちしているような感じだったんです。

大学を中退する前からなんで、5年くらいは続けたのかな。お祭りやイベントの時に屋台を出して、そこが暇な時はスタンドでバイトしてという日々でした。

テキ屋は楽しかったですよ。人同士の繋がりが昔ながらというか、すごくアットホームなんですよね。だから続けられた。

ただ、体力的にキツいんですよ。例えば年末年始なんかは、神社前の屋台で、48時間起きっぱなし立ちっぱなしですからね。

「これはちょっと、この先10年20年はむずかしいかな」

そう思って、きちんと定職に就こうと、他の仕事を探し始めたんです。

収入も欲しかったですし、飲食みたいな、バイトでやったことのある仕事も嫌でした。消去法で探していって、残ったのがこの業界。業務の内容がさっぱりわからないんで、だからこそ逆に、「おもしろそうだな」って思えました。

給料、休み、勤務時間、寮……。「きっとここなら」

応募も面接も、ここだけでした。「川崎 風俗 正社員」という感じで検索して、たまたまヒットしたのがこのお店で……。

「コワいのかな」って、少し緊張はあったんですけど、面接に来てみたら全然でした。店長が対応してくださって、最初に給料のお話、そして休み、勤務時間、あとは寮ですね。

丁寧にご説明いただいて、住むところの面でも、収入の面でも「あ、ここなら働けそう」って思えました。求人広告の通りだったんで、信頼できましたよね。

実際働いてみると、ほんとに初めて見る光景ばかりで、圧倒されました。今までソープランドに行ったことがなかったところに、表も裏も初日からぜんぶ見せていただきましたから、単純に何もかもが新鮮だったんです。

最初はひたすら走る日々。早く、次に行きたい

最初の頃は、ひたすら走ってました(笑)。お客様のご案内、そしてタオルの補充で、階段を駆け上がり駆け降りという感じですね。

そうしていると、もう店内を回している先輩が、カッコ良く見えて仕方ないんですよ。フロントで受付したり、コールに出たり……。

「どうやってんのかなあ。早くあの仕事したいなあ」

次に進みたかったんで、すごくがんばりました。

「終わりました! 自分、手空いてます」

そしたら1か月半で受付もコールもやらせてくださって。きっと、「わかったよ。やりたいんだろ?」みたいな感じだったんじゃないですかね(笑)。

そりゃ嬉しかったですよ。「あ、がんばったらこんなすぐに認めてくれるんだ」って。すごく報われた感がありました。

だからもう、日々質問ですよね。お給料だって早く上げたいですから。

「それどうやるんですか?」

たぶん僕、ゼッタイうざがられてます(笑)。

受付もコールも1週間でできた。コツは、人から盗む

受付もコールも、1週間でだいたいできるようになりました。むずかしいのは予約の取り方ですね。ウチは10部屋なんで、時間帯が重なってしまうと、11人目のお客様にはお待ちいただかなきゃならない。

電話予約の方だけじゃなくて、フリーで来店されるお客様もいらっしゃいます。早番・遅番の切り替え時には、女の子の退店時間も考えないといけないですから、それをいかにさばいていくか。調整力が必要になってくるんですね。

コツですか? 経験と勘、と言いたいところですけど……。まだ8か月なんで、やっぱり先輩ですよね(笑)。「どうやってるんだ?」って、ずうっと横で見てましたから。いやもう、先輩なんて職人技ですよ。どこの世界でも、技術は人から盗むしかないと思うんです。

基本は女の子がやることなんですけど、忙しい時は僕も階段を駆け上って、お部屋のセッティングを手伝ったりもします。そういう時は声をかけますね。「大丈夫? 疲れてない?」とか。

「疲れてる」って答える女の子は、いないですね。接していくうちに「みんなプロ意識が高いんだな」と思うようになりました。当たり前ですけど、ドタキャンなんてないですよ。仕事がしやすいんで、本当に助かってますね。

まだまだ毎日が冒険。好奇心は、当分おさまらない

スタッフにも女の子にも、助けられてますよね。お休みもきちんといただけているし、雰囲気が良いんで、前向きでいられます。

雰囲気が良い理由は、間違いなく店長ですね。生意気言うみたいですけど、本当に場を読むのが上手なんですよ。ちょっとスタッフ同士がギクシャクしてしまったら、スッと間に入ってくださったり、「少し空気が重いかな?」っていう時にも、ポンっと言葉を投げて、みんなを和ませてくださったり……。

僕も入った以上は上を目指していきたいんで、そんな店長になれたら良いですよね。

今は何もかもが冒険で、おもしろいですね。やれていない仕事が、まだまだたくさんあるんです。取材が終わってフロントに戻ったら、きっと僕、またこう言ってますよ。

「それ、どうやるんですか?」

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

「入ってツラかったことは?」と聞くと、考え込んでしまわれたので、逆に松坂が困ってしまったそうです。肉体的にラクになっただけではなく、本当に仕事を楽しんでいるのでしょう。チャレンジが好きな飯倉さんにとって、この業界のお仕事は、きっと可能性に満ちているんですね。私も見習って、お仕事にワクワクする気持ちを、忘れないでいようと思いました。

プロフィール

京都グループ

飯倉陸

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:テキ屋)

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