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CLUB 虎の穴 福岡店【一般職(内勤・スタッフ)】下山悟さんのインタビュー記事

CLUB 虎の穴 福岡店

2022年入社

下山悟 (28歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:飲食業

2023.3.24

“稼げる”はこの業界では当然? “キャリアアップ”の可能性こそが“高級店”のメリット

この記事のポイント!

  • キャストさんの様子を感じ取り、また、伝えるべきことは伝える
  • お客様アンケートを有効活用。“高級店だから”を理解してもらう
  • “どこでも通用する”接客力。一般の大企業に転職したスタッフも

福岡店も早9年目。要因は、全国区のブランド力+チームワーク

もともとは親がやっていたこともあって、建築の仕事を本業にしていたんです。

その後は飲食ですね。バー、キャバクラ、ガールズバー……。トータルで12年ぐらいかな? 自分で経営していたこともあります。

この業界はまだ半年弱ぐらいなんですよ。以前から友人がここで働いていて、「忙しいんだ。手伝ってくれないか」と。好奇心もあって、引き受けてみたんです。

正直驚きました。ほんとのほんとに忙しくて(笑)。

理由の第一は、やはりブランド力だと思います。高級店として全国区の人気があるから、「博多にも虎の穴が」となる。現にお客様は、福岡出張の方がほとんどなんです。

もう1つの理由は、先輩達がその知名度に甘えなかったことかなと。お客様の期待に応えるべく、サービスのクオリティには常に気を配ってきたでしょうし、また僕自身この短い期間で、スタッフのチームワークの良さを肌で感じています。

個人プレーで「オレがオレが」ではなく、何事も話し合い助け合う風土が根付いている。実際コロナもあった中で、福岡店も9年目。大グループの傘下ということに甘えているだけで、ここまで来れたはずはありません。

キャストさんの様子を感じ取り、また、伝えるべきことは伝える

入社後すぐに気づいたのは、業務の内容に“これは難しい”とか“理解できない”というものはないということ。事実僕も、受付電話応対、ドライバーさんの配車、Webサイトの更新、キャストさんの送迎・シフト管理・サポートと、数か月で一通りのことはできるようになりました。

実感として、当たり前に社会人をしてきた方なら、ここでの仕事にもすぐ馴染めると思います。

やること自体は多岐に渡るので、営業、接客、事務、クリエイティブ関連等々、どの職種にいた方も“自分の得意分野”を核にして、業務の幅を広げていけるかなと。その意味で業界未経験の方が不利ということは、全くありません。

その上で、心がけとして大事にしなければいけないのは、キャストさんとのコミュニケーションですね。冒頭で触れたように、僕は飲食系のナイトワークが長いんですが、当時はフロアで女の子達の接客風景を見られました。

一方で、デリヘルはキャストさんをお客様のもとに派遣する。やはり接し方は変わってきますし、特にウチは業務効率化が進んでいて、彼女達はオフィスにさえ来ません。一度も顔を合わせないという日も多いんです。

なので自分が送迎ドライバーをする時や、スマホでのやりとりが頼り。この時にしっかりとキャストさんの様子を感じ取り、伝えるべきことは伝える姿勢が大切かなと。

お客様アンケートを有効活用。“高級店だから”を理解してもらう

些細なことからが第一歩です。「髪型変えましたね」とか「少し元気ないですか?」とか。ふっと気になったら、車の後部座席に話しかける、ときには電話を掛けてみる……。

そうしてある程度打ち解けたら、“高級店なのでこうじゃなきゃ”という部分の話をします。言葉遣いで気になった点、ものごし、靴の脱ぎ履きの様子、服の清潔感等々ですね。

とりわけウチはアンケートを大切にしています。初めてお店をご利用のお客様だけではなく、常連様でも新人さんのサービスを受けた際には、お電話を1本差し上げるんです。「いかがでしたか?」と。

当然そのご感想は、よく吟味した上でキャストさんに伝えます。

「褒めてましたよ。すごくこちらを立ててくれるので、気持ちが良いって」
「言い回しにちょっとカチンときたみたいです。次気をつけましょう。逆にそこだけだそうですよ」

注意はムッとされないか?(笑)  そこはされちゃダメですよね。だからこそさっきも言ったように、まず日々のコミュニケーションで、スタッフと打ち解けてもらわないと。話ができる雰囲気、信頼関係が重要だと思います。

ただ感触としては、大概のキャストさんが言葉を受けとめてくれますよ。稼ぎたいのは彼女達も一緒。筋さえ通っていて、「私のために言ってくれている」というのがわかれば、逆に感謝されることもあるぐらいです。

“どこでも通用する”接客力。一般の大企業に転職したスタッフも

お世話になって7か月目に入り、強く感じるのは「高級店で良かった」ということです。

と言うのは、例えば僕の部下が、ここを辞めた後ある光学機器メーカーに転職を果したんです。もう誰もが知っている大手企業。コミュニケーション能力を評価されて……。

サービス単価が高い分、僕らはたった1本のお客様の電話でも気を遣うし、マナーや言葉遣いでキャストさんをたしなめることもある以上、率先して見本を示す立ち居振る舞いをしなきゃダメですよね。

つまりそうして日々を過ごす内に、“どこでも通用する接客力・営業力”が、自然に身に付くということなんです。だから一般の大手企業への転職という形で、経験を活かせたスタッフまで出てきた。規模の大小はありますが、これは決して彼だけの話ではないんです。

やったらやっただけ稼げるとか、高収入をうたうというのは、この業界では言わばデフォルトですよね。そこだけでは今や、メリットにはならない気がします。

『虎の穴』には、それ以上があるんですね。今後キャリアアップを果したいという方ほど、得られるものは大きい職場じゃないかなと。

「いつか独立」「自分を磨いてやがて転職」 長く働ける仲間はもちろんですけど、こうした思いのある方も大歓迎ですよ。むしろそんな風にはっきりとした目標のある方は、業務の覚えも早い(笑)。ぜひウチに応募してください。

(インタビュー:新海亨)

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

下山さんのお話を伺って、「懐深い企業だな」と感じました。逆に言えば、それだけ培ったブランド力や運営手法に自信があり、スタッフ個々の思いに応えられる“余裕”があるということなのでしょう。記事にあるように、自分を磨いて今後の展望を図りたいという方には、願ってもない職場だと思います。

プロフィール

CLUB 虎の穴 福岡店

下山悟

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:飲食業)

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