【一般職(内勤・スタッフ)】堀口暁生さんのインタビュー記事

2023年入社
堀口暁生 (35歳)
一般職(内勤・スタッフ)
前職:クラブ スタッフ
2023.10.14
35歳。未経験入社の僕が、3か月で昇給?! やれば報われる環境が、何より嬉しい
この記事のポイント!
- 35年続く事業の安定性。社会保険完備を初め、福利厚生も充実
- 未経験の自分を支えてくれた先輩。前職が活きた業務もあった
- “得意なところから”で大丈夫。頑張りも誰かが見てくれている
転機は23歳。「ものは試し」と、会員制のクラブでボーイに
出身はこちらなんですが、高校卒業後、一度大阪に出ているんです。芸人になりたくて……。
ただ1年も持たなかったんですよね。途中で「べつに芸人じゃなくても良いか」と思ってしまって。まあ、若気の至りということになるんでしょう(笑)。
それからは愛知に戻って、飲食店や結婚式場でアルバイトをしました。転機となったのは23歳の時ですね。会員制のクラブでボーイをするようになって。
別のクラブに勤めていた父に、「知人がスタッフ不足で悩んでいるんだけど、やってみる気ある?」と誘われたのがきっかけでした。くわしく話を聞くと、この方は何と、昔のバイト先の先輩だったんです(笑)。
父のいる世界だし、またここで昔の先輩と出会うのも、何かのご縁かなと。「ものは試し」ぐらいの気持ちで始めた仕事でした。
在職10年。役割はマネージャー。楽しさも感じていたが……
ところがそのお店はボーイ止まりで半年だったものの、次のお店では10年も続き、マネージャーにまでなったんです。
どちらかと言えば敷居の高いクラブでしたから、色んなお客様に出会えました。刺激になるし勉強になるし、何よりおもしろい。働く中で自分の視野が広がっていくような気がして、それが楽しかったんだと思います。
ただ、きっとこのインタビューをご覧の方の中にも、同じような目に遭った方がいますよね。数年前のコロナ禍で、お店は休業を余儀なくされてしまいました。客足もなかなか戻らなくて……。
その後友人のバーを手伝ったりもしたんですが、こちらもやがて店を畳むことになりました。「もう飲食系は厳しい」と考えた時に、浮かんだのがこの業界だったんです。
35年続く事業の安定性。社会保険完備を初め、福利厚生も充実
中でも『JJクラブ』への入社を決めた理由は、まず事業の安定性でした。“マジックミラーでのご案内”は、僕も知るほどこちらでは有名ですし(笑)、実際グループは35年も続いているんです。
また福利厚生の充実も魅力でした。前職ではかなわなかった社会保険に入れたのもそうですし、交通費どころか夕食まで出る。更に寮だって、シングル向きだけではなく、家族で住めるマンション寮まで用意されていたんです。
これ自体企業に余裕がないとできないでしょうし、できるのはそれだけの利益を出せているからですよね。前職があんなことになってしまっただけに、「ここだな」と。それだけに無事受かった時は、ホッとしました(笑)。
未経験の自分を支えてくれた先輩。前職が活きた業務もあった
確かに35歳での転職ですから、不安がなかったと言えばウソになります。でも幸い僕は、先輩に恵まれました。
例えば僕、全然パソコンに触れなかったんです。その意味で言えば、“使えない新人”。なのに皆さん優しくて。
「誰でも最初は“未経験”ですよ」
「僕も全くだよ。指1本でキーボード叩いてたもん(笑)」
で、手取り足取りという感じなんですね。間違っていたら「もう1回やってみよう」、ちょっと時間が空いたら「更新頑張ってみて」みたいな形。おかげさまで3か月もすると、一通りの入力作業はできるようになりました。
同時に“未経験”とは言っても、“完全にゼロ”というわけではないんですよね。僕の場合で言えば、会員制クラブの10年は、やはり活きました。お電話口やホールでのお客様のご案内に、培った言葉遣いやマナーを役立てることができて。
「堀口さんの接客、評判良いですよ。さっきもお客様褒めてました」
先輩にこう声を掛けられた時は、本当にありがたかったですね。それなりに今まで頑張ってきて、良かったなと。
“得意なところから”で大丈夫。頑張りも誰かが見てくれている
そしてこれは僕に限りませんよね。接客だけが仕事じゃない。逆に“事務歴が長い”なんていう方は、パソコンの操作はどうってことないでしょう。写真のレタッチとかバナーの作成という業務もありますから、Web制作系の会社にいた方だって、ウチでは重宝されるはずです。
繰り返しになりますけど、自分の役割を一生懸命こなしてきた方なら、未経験入社でも決してゼロではありません。自分の得意なところから、できることの幅を広げていけばいいのかなと……。
やりがいもすごくありますしね。現に在職3か月の僕が、もう昇給したんです。
「ほんとですか? 僕なんてまだ何にもやれてないのに」
「そんなことないでしょう。頑張ってるよ。この前だって褒められてたじゃん」
嬉しいですよね。先輩も上司も見てくれていて、それだけじゃなく給与で応えてくれる。だからこそ早く他の業務も覚えて、もっともっとキャストさんやお店に貢献したい。今の正直な思いです。
(インタビュー:松坂治良)
取材後記
「給与も立場も、後から付いてくると思うんです」
こう言えるのは、職場への信頼も大きいでしょう。記事にあるように、“誰かが見ていてくれる”。堀口さんご自身も、とってもステキな先輩になりそうですね。またぜひインタビューさせてください。
プロフィール

堀口暁生
一般職(内勤・スタッフ)
(前職:クラブ スタッフ)