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一般職(内勤・スタッフ)】青屋良和さんのインタビュー記事

2018年入社

青屋良和 (37歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:家電製造

2023.3.14

今や面接の“9割”がWebから?! 「やってみよう」の精神が、コロナ禍を吹き飛ばした

この記事のポイント!

  • キャスト応募もスタッフ応募も、面接の9割がオンラインで完結
  • 根本に「やってみよう」の精神。だからピンチもチャンスになる
  • 1年後、3年後、きっと僕らはもっと変われる。意欲ある方こそ

20歳から家電メーカーの工場に。技術の進歩に立ち会う感覚

もともとは大手の家電メーカーで正社員をしていました。工場でテレビを作っていたんです。

20歳でしたから、もう17年前になりますか。ちょうど薄型テレビの出荷台数が、ブラウン管テレビを上回った頃ですよね。今の子はもう知らないのかな? パナソニックなんかは、液晶テレビに対抗して、一生懸命プラズマテレビを生産していました(笑)。

他にもTVチューナーが内蔵されるようになったり、ディスプレイがフルハイビジョン対応になったり……。受像機としてのテレビは良い時代で、働いていておもしろかったですよね。技術の進歩の“現場”にいるような感覚がありました。

ただこれはご存知の方も多いでしょう。やがて外国のメーカーに価格競争で苦戦を強いられるようになり、また機器の生産自体、国内では行われなくなっていきました。僕自身も退職しちゃったんです。

その後なぜこの業界に、というのは、知人の紹介でした。「今働いてないんだったらどう?」と誘ってもらったのがきっかけで。

あのまま家電業界にいても未来はなかったでしょうし、振り返れば良い選択だったと思います。特に6年前、ウチのグループの立ち上げに参加してからは、その思いがより強くなりました。何と言うか、工場で技術の進歩に立ち会っていた、そのおもしろさに似たものがあるんです。

キャスト応募もスタッフ応募も、面接の9割がオンラインで完結

その一番わかりやすい例は面接だと思います。ウチは実は、キャスト応募とスタッフ応募のどちらの場合も、オンライン面接で完結している方がほとんどなんです。何と9割の数に上っていて。

コロナ禍が引き金ではあったんですが、予想外に好評でした。やはり“気軽さ”が大きいのかなと……。

キャストさんで言えば、未経験者が多いでしょうし、お仕事の内容も内容ですから、日時を設定してもそれまでに色々考えてしまったり、当日になって急に不安になったりということがままあると思うんですね。

実際昔はドタキャンどころかすっぽかされるなんてことも多かったんですよ。僕なんて雨の日はだいたいあきらめていました。「この天気じゃ来ないな」と思っていた方が気楽じゃないですか(笑)。

一方でWebなら心の負担が軽減されるし、歩いて電車に乗ってという億劫もないでしょう。

また少なからずコワさを感じている方は、実際に対面する前に、画面越しに僕らのものごしやオフィスの様子を見られるというメリットもありますよね。事前に誤解が払拭できるのは、僕らとしてもありがたいことです。

現にキャンセルはかなりなくなりました。それに伴って、キャスト在籍数も格段に確保しやすくなったんです。

根本に「やってみよう」の精神。だからピンチもチャンスになる

これができたのは、グループの「やってみよう」の精神のおかげだと思います。

コロナで対面での面接が困難という時に、「どうしよう」ではなく、他の方法を考えた。当時ニュースはZoomミーティングの話題で持ちきりでしたし、そこがハードルになるのであれば、LINEにもミーティング機能はあるわけじゃないですか。試してみない手はないですよね。

人間も組織もなかなか今までのやり方を変えられないものですが、僕らはむしろ逆。結果予想以上の成果を得られました。リアルにピンチをチャンスにできたんです。

そしてこれは一例に過ぎないんですね。

ウチでは分業や適材適所も進んでいて、対人関係に優れたスタッフは、お客様電話応対やキャストさんサポートがメインの仕事。僕なんかはフォトレタッチ業務が多いんです。もちろんドライバーさんは別にいますし、撮影の際にはカメラマンさんが来てくれます。

つまり「マルチタスクで全部こなせ」ではなく、本人の“得意”を尊重してくれるんですね。だから“この業界は初めて”という方でも全然活躍できますよ。前職までの経験やスキルを、何かしら活かせる環境です。

1年後、3年後、きっと僕らはもっと変われる。意欲ある方こそ

冒頭で「進歩の現場にいた。そのおもしろさに近い」と言ったのはそういうことなんです。今ウチは面接だけではなく、ミーティングでもWebを活用しているし、フォトレタッチャーさんなんかはテレワークも多いんです。

今後Webツールも、僕の携るフォトレタッチのアプリももっと進歩していくでしょうし、一般化もされると思います。そして触れてきたように、ウチのみんなは新しもの好きなので(笑)、どんどんそれを取り入れていくと思うんです。

きっと1年後、3年後、10年後という形で、お店の現場もどんどん変わっていくでしょう。それがすごく楽しみで。

フロント業務もテレワークで?(笑)……なるほど、そもそもデリヘルは無店舗なんだから、いつかは可能かもしれません。そんな企画書をつくれる方にスタッフ応募いただいて、いずれ店長として僕らを引っ張ってもらえたら最高です。

冗談抜きに、バンバン提案してください。僕だってみんなだって喜んでそれを聞くし、グループが成長を続けられているのも、このポジティブな社風のおかげだと感じています。

(インタビュー:新海亨)

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

Web面接にミーティングに適材適所。業界を問わず、できるようでなかなかできない企業が多いですよね。進歩を体感できる職場とのこと。好奇心旺盛な方ほど、楽しんで働けそうですね。

プロフィール

青屋良和

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:家電製造)