風俗男性求人はFENIX JOB

ずっと飲食畑。仕事は好きだったが、30代も後半になると……

出身は九州ではなくて、香川県なんですよ。高校卒業後すぐに仕事を始めました。家があまり裕福ではないということもあって、進学は考えなかったですね。

ずっと飲食業でした。仕事自体好きなので、あまりツラいという感情もなく続けてこられたんですが、30代も後半になると、ちょっと体がキツくなってきちゃったんですね。今はまだ良いとしても、先々を考えると不安だなと。

そんな時に、福岡の知人からお誘いを受けました。

「メンズエステで働いてみない？」

正直未知の業界なので、迷いもあるにはあったんですが……。でも飲食畑の自分が未経験から新しく仕事を始めて、同時にある程度収入が欲しいとなった時に、選択肢はそんなに多くない気がしたんですね。

お話を伺うと、逆にこの業界は“やったらやっただけ”ということでした。主な経費は家賃とセラピストさんの人件費で、支出入の費用対効果も高いと。高収入を目指せる上に、自分自身のお店を持つのも夢じゃないと知り、思いきって飛び込んでみることにしたんです。

経験も年齢も関係ない。「みんなで作る」の社風が嬉しい

まだ2か月なんですが、実際「やれる！」という手ごたえは強く感じています。業務を丁寧に教えていただけたのが大きいかもしれません。

初めの2、3日は営業方針やコンセプトを学び、Webサイトを見てセラピストさん達の情報を収集しという感じですね。備品の管理やルームのお掃除なんかも徐々に教えていただいて。

1週間ぐらいすると、電話やLINEでお客様応対をして、サイトの更新をしてという仕事も入ってきます。やがてセラピストさんとコミュニケーションを取り、シフトをお願いしと、全体をムリなく少しずつ覚えていけました。

驚いたのは、今ではもうイベントの企画会議なんかにも参加させていただいているんですよ。まだペーペーの自分に「どう思う？」なんて声を掛けていただいて。

「おもしろい！　いいね。それやってみよう」

経験とか年齢は関係ないんですね。「みんなで作ろう。盛り上げていこう」という社風なので、働いていて、楽しいです。

出勤にTwitter。セラピストさん達が意欲的なので、やりやすい

飲食にいたのもあって、お客様のご予約や、セラピストさんとのやりとりで困ったという記憶はほぼありません。営業や接客業のご経験がある方は、同じように感じると思います。

印象的なのは、セラピストさん達の“前向きさ”ですね。事業的に“売上＝出勤数”みたいなところがありますけど、出ていただくのに一苦労ということはないですよ。当欠（当日欠勤）が起きてしまった時にも、「じゃあ代わりにこの日はどうですか？」というお話がすんなりとできます。

また他業態と違って、メンズエステはセラピストさんのTwitterが集客ツールとして大きな役割を果していますが、この点でも皆さん意欲的なんですね。こちらが言う前にやってくれて。たぶん“やれば効果がある”というのが理解されているからだと思います。

呟きに工夫をしてみた、写真のポージングを変えてみた、更新頻度を上げてみた……。

冒頭で“やったらやっただけ”と言いましたけど、それをお店とスタッフだけではなく、セラピストさんも“ご指名”という結果で肌で感じてくれているんですね。

その意味でも「やりやすい」というのはすぐに思いました。飲食店時代にアルバイトの子達を動かす方が、よっぽどたいへんでしたよ（笑）。

既に月給は30万円。店長⇒独立。ステップアップの夢も持てる

おかげさまでこの2か月を見るだけでも『AROMA SKY』は好調で、月給の25万円とは別に売上達成給が付き、今月30万円ぐらいですかね。この短期にこれだけ頂けるのは悪くない（笑）。それに燃えますよね。

昇給・昇格は面接時に“頑張りと成果次第で随時”と伺っているので、まずはここで1つひとつステップアップしていきたいなと。そしていずれは新店の店長に、いつかは独立をという形で進んでいけたら良いですよね。

コロナ禍ということもあって、飲食時代はその点でも展望が見通せないところがありました。ついこの前までの人気店が、シャッターを閉めてしまうなんてこともたくさんあって……。

なのでここでこうして日々電話が鳴り、LINE通知の音も引っ切りなしというだけでも「ありがたいな」と感じます。来てよかったですよ、ほんとに。

全く経験のなかった自分が、普通にやれています。稼げているし、日々だって充実している。他の方にできないはずはありません。僕は本気でそう思っていますよ。

取材後記

執筆者

松坂 治良

30代も後半。住み慣れた土地を離れるだけでも二の足を踏んでしまいそうですが、スタッフさんもセラピストさんも前向きで空気が良く、それに触発されて、芝原さんものびのびとお仕事できているようです。店長、独立という形で将来を思い描ける職場に、羨ましさも感じたインタビューでした。