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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

一般職(内勤・スタッフ)】青木悟さんのインタビュー記事

2015年入社

青木悟 (26歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:居酒屋店員 ⇒ 警備員

2018.12.18

どこまで追求しても正解がない。それが風俗業界の魅力 ~お客様1人ひとりに寄り添っていけるお店を目指して~

この記事のポイント!

  • 経験する前に判断するのは良くない。やってみようと思った
  • スタッフ人生最大のミスを救ってくれた上司の“神対応”
  • “元気に明るく笑顔で”――接客の極意は全てこのお店で学んだ

警備員の仕事で風俗業界との運命的な出会いが……

高校卒業後、チェーン店の居酒屋で2、3年働いていたんです。学生時代からアルバイトでお世話になっていて、そのまま正社員として就職ってかたちで。もともと、接客業が好きだったんですよね。

ところが、本社の経営方針が変わってちょっと働きづらくなってしまって……結局辞めて、次に就いた仕事が警備員。警備員を選んだのは、今まで経験したことのない仕事をしたいという軽い気持ちからでしたが、そこで今の仕事につながる出会いがあったんです。

たまたま、同僚の警備員がLa・elfの常連だったんですよ。それで「ここ、いいお店だよ」と紹介されて興味を持ったのが、この業界に入ったきっかけです。最初は不安もありましたが、分からないことはまずやってみようと。“経験してみる前に判断するのは良くない”という考えが自分の中にあったんで。

気遣い、おもてなし。働いてみて、印象が変わった

面接を受けてみて、風俗業界の印象が変わりました。以前は正直言って体育会系のイメージを持っていましたが、全然そうではなかったんです。面接してくださったマネージャーさんが女性だったのもありますが、丁寧に説明していただいたおかげで仕事に対する不安は特になかったですね。

入店初日はまず“立ち番”を任されました。立ち番というのは、お店の前に立って、お客様のご案内をする仕事です。前職が警備員で立ち仕事に慣れていたおかげで、体力的には全然問題ありませんでしたよ(笑)。状況に慣れるのに神経は遣いましたけど。

このお店で働いてみて感じるのは“風通しがいい”ことですね。スタッフ同士で仕事の話も気兼ねなくできて、働きやすい環境です。それに、お客様だけではなく、スタッフにも気遣いとおもてなしができる方が多い。

ここだけじゃないんです。別の系列店が1つあるんですが、そこのスタッフも、両方を統括して下さっている店長も、何というか、根底に“優しさ”がある気がするんです。自分自身、皆さんの背中を見ている内に、周囲に気を配れるようになったと思います。

追求しても正解がない仕事だからこそ面白い

仕事にはやりがいを感じていますよ。この仕事ってスタッフにはスポットライトが当たることはあまりないのですが、お客様が顔を覚えてくださって「今日も兄ちゃんいたのか」とか声を掛けていただいたりするとやはり嬉しいですよね。

初めてお遊びのお客様には、自分の名刺をお配りしているんです。次回お遊びいただく際にその名刺を提示するとポイントがつくので、リピーターさんの数が目に見えて分かるのはとてもやりがいがあります。

この仕事は“正解がない”のが魅力だと思っています。ずっと突き詰めていっても終わりがないからこそ面白い。

現在、一人一人のお客様をいかに大切にするかを追求しています。お客様の好みを把握して、次はどの新人をお薦めしようかとか常に考えているんです。特に、このお店は地域密着型で常連のお客様も多く、コミュニケーションを密にとれるところにも面白みを感じています。

このお店に入って、もう3年経ちます。今ではフロントでの接客以外に、パソコンを使った写真加工などいろいろな業務を任せてもらっていますが、実は仕事でミスしちゃったこともあるんです。

一番大きなミスは、予約の二重取りです。発覚した瞬間は「はっ」と焦りました。すぐマネージャーさんに報告して、お客様にとにかく謝りました。ポイントカードのポイント付与を通常よりも増やしたりしてお詫びしたのですが、助けてくださったマネージャーさんには本当に感謝していますね。

お客様を第一に考え、大型店ではできないことをコツコツと

今のところ、この仕事はずっと続けていきたいと思っています。せっかくなので、この川崎・南町でナンバーワンのお店にしたいんです。小さな野望かも知れませんけど。

マネージャーさんともよく話すんですけど、うちは地域密着型の小さなお店なので、お客様にいかに大切にしていただけるかを考えて大型店ではできないことをコツコツやっていく。そういうところから愛されるお店を作っていこうねというのがスタッフの目標なんです。

それを実現するためには、今いるスタッフだけではなく、新しい人材も増やしていく必要があります。“自分のポジションはここだ”としっかり意識して働いていただける方は大歓迎です。

歯車のひとつでいいから真面目にコツコツやるんだというタイプも多いと思うので「必ず野望を持ってきてください」とは言いません。あとは、元気で明るいことです。自分もマネージャーさんから「電話は顔が見えないので声を明るく、まずは笑顔でね」といつも厳しく言われています(笑)。

自分としては、風俗のイメージを変えていけたらいいですね。以前の自分自身がそうでしたが、この業界には暗くて近寄りがたいイメージがまだあると思うんです。でも、入ってみたら違うんだよとちゃんと伝えてあげたい。

もちろん大変なこともありますが、せっかくなら自分に合ったお店を選んで、一日でも長く働いてもらえたら嬉しいですね。特に、僕みたいに20代の若い人が、どんどん入ってきてくれるといいなと思っています。

(インタビュー:徳山央樹)

取材後記

阿仁幸吉

執筆者

阿仁幸吉

とても元気で、周囲を明るくするような笑顔が素敵な青木さん。もともと、接客が好きだったというのも頷けます。取材にはマネージャーさんも同席していましたが「この先10年、20年のお店まで考えて、真面目に素直に仕事に取り組めるのが彼の良いところ」と褒めていらっしゃったのが印象的でした。

プロフィール

青木悟

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:居酒屋店員 ⇒ 警備員)

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