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THE MUSE【一般職(内勤・スタッフ)】五十嵐ゆうきさんのインタビュー記事

THE MUSE

2018年入社

五十嵐ゆうき (28歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:専業主婦

2022.7.17

専業主婦の私が、やがて店舗立ち上げに参加。頑張る背中をみんなが押してくれる

この記事のポイント!

  • お互いの不足を、みんなで補い合う。スタートアップの醍醐味
  • 自分の企画が大当たり。キャストさんの応募がドカンと増えた
  • 立ち上げメンバー1人ひとりが店長に。本気でこんな話ができる

24歳の主婦。「ここが最適」。そんな風に思えた、3つの理由

大学卒業後、すぐに結婚したんです。3か月介護職に就いた後、専業主婦として家庭に入ったんですが……。

どうも私は家でじっとしているのが苦手みたいで(笑)。それからもパチンコ店、自動車保険のロードサービスという形で、ときどき仕事をしていました。

その後ウチには、初めキャストで応募するもりだったんです。短期間ですが、学生時代にデリヘル等で風俗の経験はあったので、ちょっとまた始めてみようかなと。

ところがオフィシャルの求人サイトで面接スタッフの募集を見つけたんですね。「こういう道もあるんだ」って、初めて意識しました。

キャスト時代の私は実は、気持ちが沈んでしまうことも多くて。それでもやれていたり、何とか目標額を貯めることができたのって、思い返せばお店の環境やスタッフさんのおかげだったんですよね。

経験を活かすというより、「自分もそんな風にキャストさん達の支えになれるなら」という思いが強かった気がします。また新卒や第二新卒なら別でしょうけど、2年3年と勤務した経験もなく、女性でいきなり初任給月26、7万円頂ける正社員の仕事って、他にはなかなかなかったんですよ。

それにスタッフの仕事なら、夫にも家族にも隠さずに言えるなって。総合的に考えて、最適な職場に思えました。

“背伸びのし過ぎ”は禁物。高級店は、“求められるもの”も高い

グループアージュ』での面接官の仕事は、まずキャストにご応募された女性への対応です。

具体的にはメールやLINE、お電話での連絡後に、ご面接します。目標額やご希望を伺って、グループ各店とのマッチングを図る感じですね。価格帯で言うと、ウチは高級店からリーズナブルなお店まで、年齢層も20代~40代までと幅広いんです。更にコンセプトも各店多様で。

高級店では難しいな、と感じた場合には「こちらの方がご指名あると思います」とランクダウンをおすすめしたり、逆にご本人さえ本気になれば、もっと上でご活躍できるのにと思う場合もあります。

「確かにサービスは少しハードになります。でもその分バックは大きいですから、ご卒業を早められるかもしれません」

この後お互いで納得できたら、お店に繋いでという流れですね。……お繋ぎする基準? そうですね、特に高級店では求められるものも高くなるので、容姿だけではなく、言葉遣いや身のこなしも見ます。

これは決してお客様のためとばかりも言えなくて。キャストさんだって、ドア口で「がっかり」みたいな顔をされたり、嫌な口コミを書かれれば傷つくんですよ。背伸びしすぎると、メンタルがやられちゃいます。「この方にとって、何がベストか」というのは、常に意識していました。

ときには店舗への助言。キャストさんとスタッフさんとの懸け橋

ご入店されてからのキャストさんのケアも、大切な仕事です。サービス面での悩みや不安を、LINEやお電話で伺うんですね。男性スタッフには話しづらいというケースも、やっぱりあって。

ときには店舗にご連絡を入れることもあります。

「ちょっと○○さん参っているみたいで、シフトのご相談お願いできますか」
「もう少しスタッフさんとフランクに接したい方みたいです」
「若干路線に迷われている気がします。キャラを演じるのに疲れているというか……」

キャストさんとスタッフさんとの懸け橋になるのも、私達の役割だったのかなと。同性同士、また私の場合には少ないながらもキャスト経験があったので、やりとりする中で見えてくるものもありました。悩みって、誰かに話すだけでスッキリしたりもしますしね。

「私にできるのかな?」。悩む自分を、周りが支えてくれた

エラそうなこと言ってますけど(笑)、最初は悩みました。「私にできるのかな?」って。学生時代のお気楽な私に比べると、『アージュ』にご応募する方は本当に真剣に感じられて。思いを受け止めきれない気がしたんです。

それでもやれたのは、とにかく環境が良かったからだと思います。先輩も上司もいつも「ゆっくりでいい」「ミスはカバーするから」と励ましてくれましたし、何より「よくやってくれてるよ」って、何かに付けて褒めてくださるんですよね。

“感謝”も力になりました。キャストさんから頂くお礼もそうですけど、お店の方からも、売上や出勤に結びつけば「良い方をありがとう」「この前の助言助かりました」という形できちんとフィードバックがあって。

おかげで半年で大宮エリアの中級店を、面接官として1人で受け持つぐらいになれたんです。そう(笑)、結果的には早々に1人立ちできました。

お互いの不足を、みんなで補い合う。スタートアップの醍醐味

で、この4月にグループが新たに高級デリヘルをオープンすることになって。思いがけず、「ぜひスタッフに」とお声がけいただいたんです。

ここでもまた「私が?」と悩みましたけど、事業の立ち上げに関われるなんてそうそうないことですし、チャレンジしてみようかなと。

何よりこの3年10か月の自分の働きぶりを、会社が評価していてくれたのが嬉しくて。

「キャストさんのケアやコミュニケーションは、この仕事の一番難しいところ。そこを担ってきた五十嵐さんなんだから、店舗のスタッフとしてだって、ゼッタイやれます」

上から言われて素直に「そうか」と思えたんですね。私のできるところ、得意なところからお店に貢献できればいいのかなって。

実際まずは求人戦略を練って、女性のご面接からでした。そこから業務の幅を広げていったんです。……とは言えペーパードライバーなので運転はできませんし、お客様の電話応対なんかでも、今でもかなり周りに助けられているんですよ(笑)。

実は今、ここ『THE MUSE』には店長がいないんです。みんなが横一線で、協力し合って不足を補い合って、お店を盛り上げているところ。これこそがスタートアップ事業の醍醐味なのかなと感じます。

自分の企画が大当たり。キャストさんの応募がドカンと増えた

最近一番「やった!」と思えたのは、キャストさんの応募がドカンと増えたことですね。お店の内装、設備、スタッフの人柄、トータルとしてみた時の“居心地の良さ”……。

これを何とかご応募の方に伝えられないかと、自分で企画して、『TikTok』に動画を上げたんです。それが見事にバズって。

おかげで面接担当の私は大忙しになっちゃいましたけど(笑)、まさに嬉しい悲鳴です。良いキャストさんが集まれば集まっただけ、集客にも繋がりますしね。

あとはいかに定着していただくか。私達スタッフも頑張りどころです。

立ち上げメンバー1人ひとりが店長に。本気でこんな話ができる

『THE MUSE』に限らずグループ全体がそうですけど、ウチは頑張り甲斐もすごくあるんですよ。ほんとにやったらやっただけで、成果を認めてくれます。

現在スタッフの月給は確か、試用期間を終えると、遅番で31万5,000円ですね。ここに売上に応じて大入手当が付きますし、業績賞与も年2回。交通費の支給、食事の提供、住宅手当に子ども手当……とにかく色々あるので(笑)、広告を見てください。

“一般企業と同じように”が方針としてあるので、勤務は実働8時間、社会保険は完備です。

その上で、さっきもちょっと言いましたけど、成果を出せば給与が上がります。店長ともなれば、月50万円とか80万円という数字だって見えてきますよね。この立場になれば、もうお店の売上次第という感じです。

この一店舗で終わらせるつもりは、みんな全然ないんです。すでに2店舗目3店舗目も計画されていて。

立ち上げメンバー1人ひとりが、各地で店長になれたらステキだなって。本気でこんな話ができる今に、とても感謝しています。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

「周りに助けられている」と何度も語った五十嵐さん。
「ここじゃなければ、とっくに業界を去っていたと思います」
その“信頼”があればこそ、果敢に店舗立ち上げに参加し、『TikTok』などの新しいことにもチャレンジできるのでしょう。「人を動かすには」と、考えさせられた取材でした。

プロフィール

THE MUSE

五十嵐ゆうき

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:専業主婦)

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デリバリーヘルス(デリヘル)

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