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一般職(内勤・スタッフ)】齋藤ナツさんのインタビュー記事

2022年入社

齋藤ナツ (54歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:ゲームプランナー

2023.12.10

“日本一のM性感”で、店長を目指す。そんな若者をサポートし、全力で応援したい

この記事のポイント!

  • キャストさんにプロ意識がある。社会人経験が大いに活きる
  • “人生”に深く関わるおもしろさ。個々の思いに寄り添うのが役割
  • 右肩上がりで成長中。高収入も立場も狙える“やりがい”ある環境

ゲーム雑誌の編集者⇒ゲームプランナー。称賛もあれば、失敗も

小さい頃からゲームが好きでした。1970年代ですから、今の若い方が想像するようなものじゃないですよ(笑)。『ブロックくずし』や『ポン』に始まる、街のゲームセンターや喫茶店に置かれた“ゲームテーブル”。コンピューターゲームの黎明期からの関わりです。

ファミコンの登場は、中学生の頃ですね。家庭でもゲームセンターのゲームができるとなって、驚いたのを覚えています。やがて趣味が高じて、というわけでもないんですが、20歳でゲーム雑誌の編集者になりました。15年は勤めたのかな?

その後紙媒体の限界を感じたし、自分自身にやり切った感も生まれて、ゲーム業界に移ったんです。今度はプランナーとして、ゲームを作る側になりました。大手で10年弱、組織の何やかやに嫌気がさして退職後、小さなソフトウェア会社で5年という感じです。

企画が当たって称賛されたり、一方でプロデュースした作品が大コケしたり(笑)。長く携われば、良い悪い含めて様々なことがあります。

最後離れた理由は、疲れてしまったというのが本音ですかね。当時47、8歳。若い頃のように、お金のことも将来も気にせず、純粋にゲーム制作に没頭するということが、できなくなっていました。

キャストさんにプロ意識がある。社会人経験が大いに活きる

Amazonの配送やウーバーイーツで生計を立てた後、知人の紹介で『優しいM性感』立ち上げに関わることになったのが、ちょうど2年前のことです。

この業界に抵抗のようなものはなかったですね。むしろ女性が“主役”の職場は、さぞかしキラキラしているに違いないと、好奇心がありました。

実際働き始めてからも、この予想は裏切られなかったんです。

元キャストの“すず”代表による、おもてなしレベルの高いM性感ということで、面接⇒入店の時点で、キャストさんにサービスに対してのプロ意識がありました。皆さん自分磨きを怠らないというか、若干父親目線になりますが(笑)、所作からしてかわいいですよね。

スタッフ業務自体に“覚えるのに苦労した”というものはないんです。接客は未経験ですが、そんな僕でもこれまで都合3つの会社で、根回し含め人間関係はありました。パソコンだって日常的に触ってきたわけですよね。

たとえ業界は違っても、電話の応対やWebサイトの更新に、こうした経験はそのまま活きました。当たり前に社会人としてのキャリアを送ってきた方あれば、どなたでもここで活躍できる。僕の正直な実感なんです

“人生”に深く関わるおもしろさ。個々の思いに寄り添うのが役割

仕事はおもしろいですよ。何と言うか、職場でこれほど深く他人の人生に関わったのは、初めてだという気がして(笑)。それはやはり先ほど少し触れたように、サービスを提供する“主役”が女性というのが大きいのだと感じます。

プロ意識が高いキャストさんであっても、毎日色んなことがあるんですよ。少し体調を崩している時だってあるし、いつもいつも自分に合う良いお客様というわけにもいきません。

ご指名が増えず悩んでいる場合だってあるし、そもそもプライベートでもたくさんのことが起こるでしょう。親や友達とケンカしたとか、彼氏にフラれたとかね。それでもキャストさん達は、笑顔で現場に向かわなければいけない。またそこでは、常に笑顔でいなきゃならないんです。

堰を切って、オフィスで思いを吐露することだってあるわけですよ。泣いちゃう子だっています。それを受け止めて、個々に寄り添ってあげるのが、スタッフの役割かなと……。

大したことなんてできないんですけどね(笑)。でも今、ここのキャストさんは23人。みんなに幸せになってほしいと、いつも願っています。

右肩上がりで成長中。高収入も立場も狙える“やりがい”ある環境

その意味で言えば、目配り気配りのできる方はスタッフとして強いし、キャリアアップも早いでしょうね。挨拶のトーン1つ、表情1つの変化でわかることってあるじゃないですか。そこで一声掛けられるか掛けられないかは、キャストさんに気持ち良く働いてもらう上で、すごく重要かなと。

そして現在、スタッフの実力や成果に応える土壌は、整ってもいます。

開業時「いつか日本一のM性感に」と目標を掲げた通り、おかげさまでこの2年、お店はずっと右肩上がりで成長を続けているし、今後は五反田以外にも店舗を増やしていく予定なんですね。給与の面でも立場の面でもチャンスは多いので、お若い方には最高に“やりがい”のある環境だと思います。

僕の目標?(笑) なかなか難しい質問です。老け込むつもりはないんですが、僕自身には「出世して店長に」とか「エリアマネージャーに」という思いはあまりないんですよね。仕事を終えたキャストさん達が笑顔で家路に着いてくれれば満足だし、それこそが目標というか……。

むしろ上昇志向のある若いスタッフを、全力でサポートしたいですね。そっちも応援したい。僕と働いたスタッフが五反田から巣立ち、別の地で店長として羽ばたいてくれたら、こんなに嬉しいことってないですよ。付いて行っちゃうかもしれません(笑)。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

ご年齢もあってか、どことなく親目線の齋藤さん。取材時も皆さんに頼られている姿が印象的でした。お店は勢いに乗り、今まさに躍進を図ろうとしているとのこと。高収入を目指し、いつか店長にという方には、最適な職場と言えそうです。

プロフィール

齋藤ナツ

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:ゲームプランナー)

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