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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

一般職(内勤・スタッフ)】小林翔さんのインタビュー記事

2020年入社

小林翔 (30歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:法人営業(ソフトウェアベンダー)

2021.6.9

「もっと大きな勝負がしたい」。見返りを求めた時、“高級店”はベストな選択だった

この記事のポイント!

  • 「この子の特徴?」 在籍は約200名。覚えるために必要なこと
  • まず女の子の話しやすい雰囲気をつくり、かつ“自分の側”が動く
  • 1つだけ自分に後悔が。でもそれだって、後輩達の糧になる

会社に不満はなかった。でも自分の“将来の姿”を実感した時

「それぐらいなのか」

この業界に入るきっかけは、前職の先輩に対するこんな思いからでした。

当時はソフトウェア販売の会社で法人営業をしていたんです。順調に給与は上がっていたし、仕事にやりがいも感じていました。職場に馴染めてもいたんですが……。

自分が29歳で、その先輩が38歳。ほぼ10年後の姿ですよね。で、何かの機会に年収の話になったら、700万円という答えで。

先輩の活躍を目の前で見ていましたからね。あの働きで役職も付いて、その額と知った時に、自分の先もわかった気がしてしまいました。会社に悪い感情は全然なかったんですが、仕事も見返りも、もっと大きなところで勝負したいと思うようになったんです。

なぜ高級店なのか。中でも『MIRAI TOKYO』に惹かれたのか

かと言ってそれですぐ「風俗に」とはならなかったんですが、『ABEMA』でしたかね、たまたまデリヘルの特集を見る機会があって……。

番組の趣旨とは違うんでしょうが、「こういう世界もあるんだ」と思いました。ネットで検索して、試しに幾つか応募してみることにしたんです。

実は、僕が受けたのはすべて高級店なんですよ。新卒の時に不動産営業をした経験もあって、料金が高い方がリターンが大きいだろうと考えたんです。

そして数ある中でここに決めたのは、“できて間もない”というのが最大の理由です。確かに老舗店の方が安定はしているでしょうし、労働環境もより整備されているのかもしれません。でも何と言うか、そこを超える“作りあげていく楽しさ”とか、将来への“伸びしろ”が見えたんですね。

「いつかは1番の高級店になるつもりだから」

代表のこの言葉も、とても頼もしいと思いました。「行くならここしかない」という気持ちで、『MIRAI TOKYO』にお世話になることを決めたんです。

「この子の特徴?」 在籍は約200名。覚えるために必要なこと

この仕事で一番大切なのは、何より女の子とのコミュニケーションだと感じます。と言うのも、最初の内は僕、お客様の電話を取っても、うまくご案内できなかったんです。

「ホームページのこの子、どんな子?」
「……少々お待ちください」

やっぱり200人近くの子が在籍していますから、2、3か月目ぐらいまでは「誰だ? どの子だ?」となってしまって。言葉に詰まるのを見かねて、パッと先輩が電話を替わってくれたことも、一度や二度ではないぐらいです。

怒られる? いや、ウチはそういうことでは怒られないですね。みんな一生懸命業務に向き合っているのはわかってくれてますから、「早く覚えてねー」ぐらいのものですよ。

でもそうなると不思議なもので、「迷惑かけちゃいけない」と思って、すごく必死になります(笑)。暇さえあればホームページを見て、シフト確認の時にも送迎の時にも、女の子との会話を心掛けてという感じでした。

近道はないんだと思います。逆に言うと難しいことではないので、少しずつ少しずつという感じでしたね。

まず女の子の話しやすい雰囲気をつくり、かつ“自分の側”が動く

コミュニケーションが必要なのは、対お客様という観点だけではないんですね。女の子の側でも、不安があったり、「相談したいんだけど誰にすれば」と思っていたりするものなんです。

だからまずこちらがいつも笑顔で話しやすい雰囲気をつくってあげて、その上で積極的に話しかける。初めの内は警戒して口を開かない子もいますけど、そこでめげちゃダメ(笑)。特に“成約”という結果を見せれば、必ず信頼してくれるようになりますから。

信頼関係ができれば、助かるのは自分だったりもするんですね。「どうしてももう1人出勤がほしい」という時に、「小林さんがそこまで言うなら」という形で協力してくれるようになります。

もちろんこちらも、頼んで出勤してくれたからには、本気でその子の指名を取りに行きますよ。この“背中”が大事なんですね。努力の甲斐があって、今はすごく良いサイクルでお店が回っていると感じます。

1つだけ自分に後悔が。でもそれだって、後輩達の糧になる

ただ1つだけ後悔していることがあるんです。『MIRAI TOKYO』は仕事の流れを知る意味もあって、新人は送迎ドライバーが業務の中心なんですが、この時にしっかり女の子とコミュニケーションを図っていれば、もっとスムーズに内勤業務に入れたのかなと。

4か月目でやっと主任になれましたけど、全然遅いですからね。先輩達はもっともっと早く出世しています。

振り返ると、僕は何かマジメでカタくて、話しかけづらかったと思うんですよ(笑)。女の子にも申し訳なかったなと。

でも考え方によっては、今自分の後輩に、「ドライバーの内に女の子に話しかけると良いよ」と教えられますからね。その意味では良かったと思います。きっとアドバイスの分だけ後輩達の成長は早いはずなので、僕もこの位置で満足なんかしていられません。

“自分次第”で、収入が付いてくる。だから、努力だって楽しい

僕は大きな見返りを求めて転職したわけですけど、この点では最高の選択でした。

主任になると何が違うかというと、歩合給が全然違うんです。役職が上がるにつれて、ここが倍々に上がっていくという形。前職みたいな「あの歳だと自分の給与はこれぐらいで」なんていう予想は、逆に全然立てられません(笑)。

まさに“自分次第”なんですよね。ここでまず店長に、そしていつかは独立を。努力が楽しいと思えるのは、生まれて初めての感覚かもしれません。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

「努力が楽しい」を、“本音”として語れるのはすごいことですよね。30歳を前に大きな転機を迎えた小林さん。どうやら思い描いた通りの“上昇していける環境”に出会えたようです。そしてだからこそ、主任というお立場ではまだまだご満足できないのでしょう。次にお会いする時は、エリアマネージャー? 今後のご活躍を、僕も楽しみにしています。

プロフィール

小林翔

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:法人営業(ソフトウェアベンダー))