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高校卒業後、すぐに就職。同世代が多く、働きやすかったが……

高校卒業後、初めは解体業者に就職しました。高校を中退した兄が、先に同業他社にいたんですね。バリバリ仕事をしてしっかり稼いでいるし、土日も休んでプライベートも充実させていて……。

だから本音を言うと、僕も中学を出たらすぐに働きたかった（笑）。でも両親からしたら心配なんでしょうね。「高校ぐらい出ておきな」と止められてしまいました。

18歳からの1年は体力的にキツかったんですが、人間関係が良かったのもあって、その後は慣れました。同性代が多かったのも大きいかな？　楽しく遊んでいるような感覚さえあったんです。

それがなぜこの業界に、というのは、25歳か6歳の時でしたか。ちょっと飽きたというか、「他の世界を見てみたい」という気持ちになったんですね。

同時に以前から興味もありました。収入面の魅力もそうだし、ほとんど利用したことがなかっただけに、デリヘルの裏側というか、“サービスを提供する側”に好奇心が湧いたんです。

“誇張のない広告”に信頼感。未経験者が多いのも安心できた

中でもウチに転職したのは、こういう言い方はあれですけど、当時一番広告が“まとも”に見えたんですね（笑）。

他はだいたい同じ感じでした。「やったらやっただけ稼げる」「厳しいけど稼げる」みたいなうたい文句ばかリで、逆に敬遠してしまって。

一方で『MIRAI TOKYO』は、まず初任給の数字が現実的だったんです。「誇張がないんだろう。目指せる額に違いない」と安心できました。

また“未経験入社が8割”とあったのも決め手です。新人の気持ちをわかってくれる先輩が多そうじゃないですか。自分も経験なく新たな業界に跳び込むわけで、ありがたいなと。

もう面接前は、「この会社に落とされらあきらめよう」ぐらいに思っていたんです（笑）。なので受かった時は、すごく嬉しかったですね。

「スタッフが良いから」 お客様の言葉で“責任感”が芽生えた

実際に仕事してみると、業務自体は“慣れてしまえば”というものばかりでした。唯一難しいとすれば、やはり接客ですね。電話口のお客様とキャストさんを、どうマッチングさせるか。

それに気づいたのは、入社してしばらくした頃に、お客様にこう言われたんです。

「『MIRAI TOKYO』はスタッフがいいから。だから利用しているんだよ」

要は僕らはお客様に頼りにされている、というか、“頼りにならなきゃいけない”ということなんです。

データベースを駆使し、送迎の機会も大切に。情報収集を徹底

その後具体的に心がけたのは、“情報収集”ですね。データベースや電話でのやりとりから、お客様のお好みを把握しておきます。

キャストさん個々について知るのも大切です。例えば“今日はいつもの子がお休み ⇒ 新人のあの子はどうなの？”となった時に、きちんと答えられた方が良いでしょう。

他のお客様からその子の特徴を聞いておいたり、アンケート結果からご指名の傾向を調べたり、あとは日頃のコミュニケーションですよね。

意外とキャストさんと話せる機会は多いんですよ。待機室とオフィスの間にある廊下で「最近どうですか？」と声を掛けたり、LINEで連絡事項を伝えるついでに「この前のお客様どうでした？」と聞いてみたり。

僕は送迎の機会も大事にしています。後部座席にキャストさんを乗せるだけ、ではもったいない。お部屋で接客したばかりの率直な気持ちが聞けるわけですから。

こうして集めた情報が繋がると、“良いご案内”になるんですね。何も僕が特別なわけじゃありません。先輩みんながそうしてきたからこそ、「あの店はスタッフが良い」という口コミに繋がり、今があるんだと思います。

接客未経験でも順調にステップアップ。あなたにだってきっと

そして僕が最後に読者の方にお伝えしたいのは「稼ぎたいならウチに入社するべき」ということですね。

なぜなら今言ったような努力を続けて、目標を達成したり、新しい成果を出すと、ここは必ず昇給・昇格で応えてくれるんです。

もちろん先ほど少し触れたように、“いきなり月給100万円”はムリですよ（笑）。でも目指せない数字かと言ったら、決してそうではありません。店長⇒エリアマネージャーと進めば、売上でその収入は付いてきます。

事実僕は“研修社員～店長”まで7段階ある内の3番目、トレーナーという立場なんですが、既に基本給だけで月42万円なんですね。

ここに月々の売上で歩合給が付くので、当然手にする月収は更に多くなります。それが「もっと頑張ろう」という励みにも繋がって。

上司も先輩も同僚も、『MIRAI TOKYO』ではみんながみんな前職より給与は上がっています。一番もったいないのは、入ってすぐに辞めちゃうことかなと……。

僕だって建設作業員で、接客すらしたことがなかったんです（笑）。それでも順調にステップアップできて、その先を見られてもいる。他の方にできない理由はない。本気でそう思います。

取材後記

執筆者

松坂 治良

「接客だってコツを掴めば難しくない」と藤宮さん。こう言えるのは、不断の努力を続けてきたからなのでしょう。情報収集のお話も、おそらく先輩や上司に言われたからではなく、“向上心”の結果ですよね。やらされて働くのではなく、自分から動ける方こそやりがいがあり、報われる環境だと感じました。