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副店長⇒店長。売上に貢献すれば、自然にステップアップできる

お久しぶりです。前回の取材はいつでしたっけ……。3年半前？（笑） もうそんなに経ちますか。早いですね。それだけ充実して働けていたんだと思います。

その頃だとたぶん、入社して半年というところでしょうか。感じた印象は今も変わりません。

“売上に貢献すれば、収入と立場で応えてくれる”

現に当時既にマネージャーでしたが、昨年3月には副店長に、12月には店長に昇格しました。考えてみればすごいことですよね。

僕は立ち上げメンバーではないし、競合他社に6年もいた言わば“外様”。でも『MIRAI TOKYO』はそんなの全然関係ありません。

純粋に“仕事ぶり”を見てもらえます。だからこそここは、毎年対前年比利益を更新し続けているのかなと。

研修期間で基本をしっかり。その先は当人のやる気と創意工夫

また“運営の自由度が高い”のも、スタッフのやる気に繋がっています。

当然基本は大事なので、研修期間の間は“こうしてください”というルールはあるんですね。

まずお店の特徴、ご案内までの時間、ホテルの位置の把握は大事です。頭にしっかり入れてもらって。

次は電話応対ですよね。話の流れを掴み、特に“高級店”なので、丁寧で気持ちのいい受け答え、言葉遣いを学んでもらいます。

でも言ってしまえばこれだけなんですね（笑）。ここから先は、当人の“やる気と創意工夫”で、業務のコツを掴んでくれればいいんです。

先輩や上司はサポート役というところ。質問されれば「こうしたら？」と助言はするし、気になれば「それはこうだと思う」と意見はしますが、「こうしろ」という押し付けはありません。

答えを与えるのではなく、“課題”を示し、みんなで取り組む

僕自身マネージャー時代から心がけてきたのは、後輩に答えをすぐ出すのではなく、“課題を示す”ということですね。

例えば近年インバウンド旅行者の増加から、外国のお客様のニーズを考えるようになりました。僕ら先輩は「どうやってウチを利用してもらおうか？」と、投げかけるわけです。

するとある者は便利な翻訳アプリを検索し、ある者は学生時代に英語が得意だったことを思い出して、語学を更に磨きます。SNS利用の道を模索するケースもあるでしょうね。

僕も多少英語はわかるので、海外の日本向けの広告媒体を探したり、自店のホームページを作成・更新したりする。つまりこうして一丸となって“インバウンド需要の取り込み”という“課題”の解決を目指すんです。

ありがたいのは、『MIRAI TOKYO』のみんなはすごく優秀（笑）。実際今や売上の15～20％は海外のお客様ですよ。一事が万事で、僕が店長になれたのも、みんなのおかげなんです。

事業規模拡大中！　新宿と池袋にもオフィスを構えたい

こうした頑張りに応えたい気持ちは、上も店長の僕も同じです。事業の規模は拡大し、売上も右肩上がりに伸びているので、近い内に麻布だけではなく、新宿と池袋にもオフィスを構えたい。そしてそれぞれに店長を置きたいなと。

その意味では、今はまさに入社時かもしれません。事実職場の雰囲気もすごくいいんです。

言うまでもないですが、年齢や学歴は一切関係ないですから。二十歳そこそこで入社して出世している子もいるし、この前採用になった方は確か、41歳だっかな？　始めるに遅いなんてこともありません。立派に活躍してくれて。

職歴も同様です。僕はもともと銀行マン。他にもキャバクラのボーイ、料理人、建築関係、ソフトウェアの営業という形で、皆さん色んな社会人としての歩みがあった中で、ウチに出会っているんです。

必要な資質は「稼ぎたい」気持ち。エネルギーが、収入を生む

そして個々に様々な背景がある中で、現在のスタッフに共通しているのは「稼ぎたい」という気持ち。僕はこの気持ちこそが、スタッフに一番大事な資質だと感じています。

なぜならお伝えしてきたように、ここは自由度が高いんですね。ルーティーン業務を指示されて終わりというような、退屈な組織ではありません。

だから先ほど触れた“課題”に対して何もしなければ、怒られはしませんけど、やっぱり給与は上がらない。立場も一般社員のままなんですよね。「稼ぎたい」というエネルギーがないと、どうしても弱い気がします。

もちろん「ある程度の収入があればいい」とか「出世は特に」というスタッフがいてくれたって良いんですけど……なんていうか、それだとつまらなくないですか？（笑）

せっかく提案ができて、仕事も見つけられる組織。しかも結果を出せば基本給アップや歩合給で応えてくれるんだから、一生懸命頑張った方が楽しいですよね。

何より上から押し付けられるんじゃなくて、自分で考えて動けるのって、おもしろい。“やらされるより、やる”。『MIRAI TOKYO』は、そんな方こそが活躍できる組織です。

取材後記

執筆者

松坂 治良

数年前に取材した方から、順調な近況を伺うのは嬉しいものです。次は何年後のことでしょう？　更なる良い報告を、お待ちしています。