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前職は飲食業。友人の紹介で風俗業界へ転職

前職は飲食業です。串カツ屋さんで働いていたんですが、知人から大阪市内のホテヘルを紹介されたんです。「興味があれば働いてみなか？」って。

恐さとかはあまりなかったんですよ。「なんか面白そうかも？」っていう軽いノリで働き始めたような記憶ですね。

そこのお店は結局1年くらい勤めたんですが、また別の知り合いからこのグローアップグループを勧めてもらったんです。

業務もある程度できるようになっていて、この業界の勝手もわかってきた頃だったし、条件がよかったっていうのもあってこのグループに転職をしました。

そこからもう8年目になります(笑)。早いものです。居心地がいいんですかね？　いつの間にか古株の方ですよ。

出世欲もワークライフバランスもどちらも容認してくれる多様性のある職場

こういうことを取材で言うのは少し勇気がいりますが……。実は、私は「バリバリ出世したい！」というタイプではないんです(笑)。

もちろん、僕は仕事をおろそかにしているわけではありませんし、出世欲を持ってどんどんキャリアアップを目指しているスタッフもたくさんいます。むしろ、そういった人たちの頑張りを見て、グループ全体の成長を感じています。

お客様からいただく料金は決して安くありませんし、働いている女性の多くは何らかの事情を抱えながらも真剣に取り組んでいます。

だからこそ、お客様には心から楽しんでいただき、女性にはしっかり稼いで安心してもらいたい。その思いで日々仕事をしています。

ただ、自分の価値観としては、「いい時計や車を買うために稼ぐ！」とか、「店長になるために結果を出す！」というよりも、仕事とプライベートの両立を大切にしたいと考えています。どちらも充実させることで、より良い仕事ができると思うんですよね。

特に家庭があったり、趣味に没頭したりと、それぞれの事情に合わせた柔軟な働き方が認められる職場が、これからの時代に求められているのかなと思います。

多様性を尊重する職場だからこそ、出世欲のあるスタッフが思い切り挑戦でき、私のようにワークライフバランスを重視する人も安心して働ける環境が整っているんです。

時代に合った働き方ができるからこそ、私もこのグループで働き続けられているんだなと感じます。

広告媒体の認定試験を辞退！　チャンスは後進に譲るスタイルです

この写真ですか(笑)。これは広告媒体で、分析や機能をちゃんと使いこなせるかどうかを試す認定試験みたいなもので、合格すると認定証がもらえるんですよ。

風俗業界で働いている人ならみんな知っているサイトですし、毎日使っているので、グループとしてみんな積極的に受けてます。

前回の試験は人数制限があったので、僕は後輩に譲りました。決して試験に落ちたからイジられてるわけじゃないですからね！(笑)　若手の方が意欲も高いし、こういう経験を積んでスキルアップしていってほしいと思ったんです。

それでも、こうやって冗談で和ませてくれるのは、グループの懐の深さがあってこそですよね。お互いに笑い合える雰囲気があるからこそ、毎日の仕事も楽しいし、自然と頑張れるんだなと思います。

グループ初の育休取得した男性社員。風俗業界だからこそ、一般企業に負けない福利厚生

そうそう。懐の深さで言ったら実は先月、グループで初めて男性社員で育休を取らせてもらったんです。

二人目の子だったんですが、出産の日から合計で10日間お休みをいただきました。奥さんが入院しているので、ひとり目の子を保育園連れて行ったり、ご飯やお風呂入れたり。

もちろん、通常通りお給料は発生しますし、会社からは「もっと休んでもええで」って言ってもらえるくらいでした。でも。僕の性格上、これ以上休んだら仕事したくなくなってしまうと思ったんですね(笑)。

奥さんが退院と同時に復帰したんですが、大企業ならまだしも、中小企業くらいでは男性の育休ってなかなか浸透してないですよね。

ここまでフォローしてくれる会社は一般業界でもめずらしいと思います。本当にありがたかったです。

僕が入社した8年前は、正直こんなに福利厚生がよくはなかったんです。週休2日制ではなかったし、一日の労働時間が12時間を超えることもありました。大阪の風俗店はまだまだそんなところ多いんじゃないですか？

でもうちのグループは、風俗業界だからこそ、一般企業にも負けないくらい社員を大事にしようという考えで育休や産休の制度ができたそうです。

僕みたいなワークライフバランス重視の働き方もありだし、バリバリ働いて店長やその上に出世して、いい時計や車を買う社員もいます。

いろいろな働き方を受け入れてくれますし、福利厚生は業界でもトップクラス。どうでしょう？　風俗業界のイメージが少しかわりませんか？　興味が湧いたら是非応募してみてください！

取材後記

執筆者

新海 亨

終始ゆるい感じだった大竹さん(笑)。ただ取材終盤、お客様から電話の問合せに対応する大竹さんはすごく丁寧でプロの仕事でした。風俗業界でも育休を男性スタッフが取れる時代になりました。今後、さらに働きやすい業界になるとこを願うばかりです