風俗男性求人はFENIX JOB

エステ勤務に女性向けグッズの販売。周りにはいつも女性がいた

昔から女性と関わったり、女性に役立てる仕事が好きで。もともとはエステティシャンをしていたんです。それこそ18歳で専門学校に入った時から、エステで働いていました。

ナイトワークとの出会いもその頃ですね。周りの子もバイトをしていたのが大きいかなと。ガールズバー、キャバクラ、やがて東京に行くお金を貯めたくて、風俗キャストも始めました。

振り返ると、学校卒業後もそんな感じなんですね。お昼はエステティシャン⇒受付・ご案内⇒フェムケア用品（女性の健康や体のケア用品）や女性向けアダルトグッズの販売という流れ。終業後や休日のキャストも並行して続けて……。

そう（笑）、周りはいつも同性ばかり。女性社会が好きだし、肌に合うんだと思います。現にどの職場でも、“先輩のお姉さん”に優しくしてもらったという気持ちが強い。今でも感謝していて、嫌な記憶がありません。

男性スタッフと同じように“現場”に立てる。給与面も昇給も明確

その後なぜウチに、というのも、動機は同じなんですね。その頃はちょうどコロナ禍。客足が減ったのとコワさもあって、販売職もナイトワークも辞め、ニートをしていました。

で、1年ほど経って落ち着いた頃に、「次に何をしよう」と。30歳という年齢もあって、キャストの卒業は決めていました。今までと同じように「女性に関わる仕事をしたい」と考えた時に、「風俗スタッフはどうだろう？」と思い浮かんだんです。

これならまさに、キャストさんへのケアやサポートという形で同性の役に立てる。同時に10代からの接客や販売のスキルも使えますよね。携ってきた昼夜の業務、両方の経験を活かせる気がしました。

また実は、競合他社にも求人応募しているんですね。ところが昔ながらの“運営は男性がやるべき”という意識が強いのか、「求人部でぜひ」と言われてしまって。給与の支払い方針や昇給・昇格の仕組みも決して良く見えないし、「違うかな」と感じちゃったんです。

一方で『グローアップグループ』の面接は、真逆と言っていいほど違いました。

『FENIX JOB』さんのインタビューにも何人か登場していますよね。既に女性スタッフが運営の“現場”で活躍し、しかも店長にステップアップして、昇給を果している事実も伝えられました。「ここしかない」という思いで、入社を決めたんです。

「やりたい」⇒「いいね」 スタッフの積極性を肯定してくれる

実際に働いて一番に感じるのは、とにかく日々充実しています。

まずキャストさんにアドバイスして、ときにはお悩みの相談にも乗ってというのが、仕事として楽しい。講習をしたらすぐに実践してくれて、「お客様喜んでくれました」とか「次予約入りました」とか。「元気になりました」という言葉も嬉しいですね。

何よりここは、お願いすれば色んなことやらせてくれるんです。私で言えば、SNSやキャストさんの紹介動画の撮影。「やりたいです」と言えば、上司は即「いいね。やってみなよ」と返してくれて。

その動画をつくる過程で、またキャストさんとコミュニケーションも図れるじゃないですか。幸い広告効果もあって、お電話口で「動画のあの子で」とご指名に繋がることもあります。お客様との関係さえ深めることができて……。

私に限らず、みんな同じだと思います。スタッフの積極性を肯定し、提案も採用してくれるから、こうした良い“循環”が起き、売上も伸びていく。これこそが『グローアップグループ』の強味なんじゃないかなと。

3か月研修後、店長に。基本給アップ＋歩合給で、大幅な収入増

グループの“社風”は、昇給・昇格の面でも変わりません。今年の1月16日から店長を任されているんですが、これも「私店長やりたいです！」とお願いしたのがきっかけなんです。

手を挙げた時に「君じゃムリ！」と言われることは、おそらくありません。私も3か月研修を受け、先輩5人のアドバイスを頂いた後、きっちり昇格を果しました。

もうすぐ30代も後半に入ります。これまで以上に「とにかく稼ぎたい」と思うようになったんですよね。今、自分の家も持ちたくて（笑）。

確かに昇格で基本給は上がったし、歩合給も多く付いて大幅に給与が増えたんですけど、それでも私は、店長の中ではまだ一番下なんです。

もっと売上を上げて、稼いでいる先輩店長がいる。例えば以前インタビューを受けた筒井は、更に昇格して今副部長です。追える先輩の“背中”があるからこそ、本気で「持ち家を」という夢も抱けるんですね。

キャスト経験はプラス。充実の福利厚生で、安定志向にも応える

「キャストを卒業して一般企業に」ってなると、年齢的にも経験的にもマイナスってなりがちじゃないですか。でもこの業界でスタッフをするとなれば、それは間違いなくプラスです。スキルとノウハウが、後輩キャストさんの力になりますから。

中でも『グローアップグループ』は、福利厚生も充実しています。社会保険は完備だし、産休に育休、子供手当まであって。下手な中小企業よりよっぽどホワイトかもしれません（笑）。キャストさんの“セカンドキャリア”にはピッタリな環境だと思います。

“明るく元気でマジメ”は出世が早い。3Bの男性も、良いと思う

つい女性目線のお話になっちゃいましたけど、もちろん活躍する男性スタッフもいっぱいいますよ。

実感としては、“明るく元気でマジメ”であれば、出世も早い（笑）。なのでなかなか職業的に不安定だった方が、「そろそろ腰を落ち着けたい」「稼げるようになりたい」と決意したら、選択肢に入れるのもありじゃないかなと……。

3Bって言いましたっけ？　バンドマンさんにバーテンさん、美容師さん。芸人さんも良さそうですよね。キャストさんあっての事業なので、場を盛り上げてくれたり、相手の話にしっかりと耳を傾けられる方は、強いと思います。

（インタビュー：新海亨）

取材後記

執筆者

松坂 治良

“やる気があれば”と、かけ声だけ大きい会社は、業界を問わず多いもの。だからこそ、事実として“ステップアップを果した先輩”が大勢いるのを聞くと、安心できますよね。昇給・昇格の道筋が見えているのも、頑張る原動力になると感じます。