風俗男性求人はFENIX JOB

先輩たちの等身大メッセージ
VOICE

ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

総合職(店長・幹部候補)】小野哲郎さんのインタビュー記事

2001年入社

小野哲郎 (49歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:営業職

2024.6.8

人と組織に恵まれ、早23年。“マジメ”なあなたならきっと報われ、成功を手にできる

この記事のポイント!

  • オプション料金はただの千円ではない。“体を張ってくれた”千円
  • 半年で店長。今では統括。意欲次第で、ポストの空きは無限
  • “マジメなだけ”の謙遜は誤り。“マジメこそ”が大きな武器になる

高校中退。やがて営業職に。休む間もなく働くようになり……

こんにちは。今日はどうも、わざわざ本社までお越しいただいて。

ええ、インタビューですよね。伺っています。でもベテランの僕で良いんですかね?(笑) 若いスタッフの方が……。なるほど。確かに業界は転職する方が多いですよね。でも僕はここで23年。辞めようと思ったことはありません。お若い求職者の方々の参考に、その“なぜ?”をお話してみましょうか。

もともとは関東ではなく、宮崎の出身です。昔はまあダメなヤツでね(笑)。

高校も1年で中退して、ろくに働きもせず遊んでばかり。心配した親に「将来のためにも大検(大学入学資格検定)を取れ」と言われて学校に通ったものの、そちらもあとわずか1科目の履修で挫折しちゃって。

結局19歳からは営業職に就きました。仕事はおもしろかったですよ。ダメなヤツどころか、いつのまにか休む暇もないぐらい働くようになって(笑)。

ただ残念なことに、給与は低かったんですね(笑)。割に合わないと感じ、その後は訪問販売をしたり、ちょうど宮崎に『シーガイア』ができる頃で、配管工として建設に関わったりしました。

オプション料金はただの千円ではない。“体を張ってくれた”千円

やがてご縁を頂いて、この業界、『プライスレスグループ』に関わることになったのが26歳の時です。今から振り返って幸いなのは、僕は上司に恵まれていたと感じます。

例えばお客様から頂いたオプション料金を、キャストさんに渡し忘れていたとするでしょう。

もう店長からめちゃくちゃ怒られます。「明日じゃ遅い! 今すぐあの子に届けてこい!」って。千円とかのオプション料金ですよ? タクシーに乗ってキャストさんのマンションを訪ねて、僕は平謝りですよ。「申し訳ありませんでした」と。

要は“キャストさんあっての事業”ということですよね。だから“たかが千円”じゃない。“体を張って手にしてくれた千円”なんです。

「モノではなく“人”のサービス。ゆえにキャストさんに感謝を」 グループは30年以上の歴史を誇っていますが、何か難しいことをしていたわけではなく、基本はそこなんですね。だからこそ多くのキャストさんがここを選び、残ってくれた……。

僕も同じなんです。彼女達のために一生懸命な先輩がいて、その真似をしただけ。結果それが利益としてお店に還元され、自分も評価されて出世して、今がある。そんな風に感じています。

半年で店長。今では統括。意欲次第で、ポストの空きは無限

やりがいもありましたよ。“頑張ったら頑張っただけ”という社風なので、半年で店長に抜擢されて、気がつけばエリアマネージャーに。今では統括的な役割を任されています。当然ステップアップに伴って、給与も上がっていきました。

現在もこの社風は変わりません。都内と埼玉に多店舗展開し、長年のご愛顧を頂いているグループですが、今後も機会があれば出店を続けていく予定です。新宿、池袋、西川口……激戦区で戦ってきた僕らですから(笑)、培ったノウハウは首都圏の別の主要駅や、地方の大都市でも活かせるかなと。

つまり“ポストの空き”は無限と言ってもいいほど。「店長になりたい」「誰よりも稼ぎたい」  大歓迎です。そのためには何をすべきなのか、僕をはじめ、他の先輩も喜んで教えるでしょう。優秀な店長候補がいればいるだけ、新規出店の可能性は広がるわけですから。

おかげさまで資本力もあるので、今後は店舗型だけではなく、デリヘルの展開も考えています。もちろん自分がやってもいいんですが、僕も49歳でしょう?(笑)

どうせならね。若いやる気のある子のサポートをしたい。その方が後に続く新人スタッフも「オレにもやれる」と夢を抱ける気がするんです。

“マジメなだけ”の謙遜は誤り。“マジメこそ”が大きな武器になる

最後にお伝えすると、先ほども触れたように、グループも僕も何か特別なことをしたから今があるわけじゃないんですね。僕を見てください。高校中退、未経験入社、それでもここまで来れたわけじゃないですか。

理由と言ったら、“マジメにコツコツやっただけ”なんです。そうすればいつか高収入を手にできて、統括の立場を得られる。……なかなかこんな業界、仕事はないと思うんです。

よく謙遜して仰る方がいますよね。「マジメだけが取り柄で」  僕からしたら最高の取り柄ですよ(笑)。そんな方こそが活躍でき、報われる組織でありたい。『プライスレスグループ』でそう考えているのは、おそらく僕1人ではありません。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

「若々しいな」というのが、松坂とのお話を伺っての印象。根っからのお仕事好きなのでしょう。
そしてそんな“やる気”を買う組織だからこそ良い人材が残り、事業継続に繋がっているのだと感じます。ここに更に若い優秀な方が加われば、グループはどこまで大きくなるでしょう? 今後の展開も楽しみになる取材でした。

プロフィール

小野哲郎

総合職(店長・幹部候補)

(前職:営業職)