風俗男性求人はFENIX JOB

先輩たちの等身大メッセージ
VOICE

ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

総合職(店長・幹部候補)】真中勇希さんのインタビュー記事

2021年入社

真中勇希 (34歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:アフィリエイター

2022.4.8

ノウハウを活かせる。“本来もっと活躍できるベテラン”こそ、ベンチャーにふさわしい

この記事のポイント!

  • 先輩の誘いを受け、11月に新店オープン。早々に人気店に
  • コミュニケーションのカギは、時と場合をわきまえること
  • 活躍の場は無限。月給100万円もそれ以上も“夢”ではない

マネージャーとして高給を得ながら、なぜ転職を考えたのか

ここを立ち上げる前も、デリヘルでスタッフをしていたんです。マネージャーとして、なかなかの額を頂いていました。

ところが4年半の月日が流れるうちに、次第に飽きてきてしまったんですね。

決して仕事に手を抜いていたわけではないですし、“売上を伸ばす”という命題に真剣に取り組んではいました。でも、何かつまらなくて。今から振り返ると、いつのまにか“働かされている”という受け身の感覚になっていたのかもしれません。

中でも昨年の夏ごろ、店の過去最高益を叩き出してしまうと、達成感というか“終わった感”も芽生えてしまって……。

このコロナ禍で最高の数字を出したんだから、もっと喜びがあって良いはず。なのに自分にはそれがないとなった時に、「環境を変えるしかないな」と。

先輩の誘いを受け、11月に新店オープン。早々に人気店に

なので昨年の10月、昔一緒に仕事をした先輩から「新しく高級店を出すつもりなんだ。一緒にやらないか」と声を掛けられた時には、「こちらこそぜひ」という気持ちでした。

もともと僕はアフィリエイターだったこともあって、Webマーケティングの見識とスキルがある程度ありました。業界でもそこを応用し、洗練させてという形で能力を発揮してきたんです。

一方で、先輩はコミュニケーション能力に長けた方なんですね。

キャストさんやスタッフだけではなく、お客様とでさえ横に人の輪を広げていける強さがあって。僕は当時から「すごいな」と思って眺めていたし、キャストさんのシフト管理やマネジメント、スタッフの育成という面で、教えられることもたくさんあったんです。

先輩は僕の仕事ぶりを買ってくれて、僕からすれば先輩から学ぶことはまだまだあると思えて。協力してお店を立ち上げたらゼッタイにおもしろいし、「これはすごいことになるぞ」と感じました。

実際『麻布ラフレシア』は11月にオープン後、早々に人気店の仲間入りを果たしたんです。売上も好調で、余勢を駆って今、更に新しく大衆店を出す準備までしているほど。「次は?」と常に考えている感じですね。正直毎日楽しいです(笑)。

コミュニケーションのカギは、時と場合をわきまえること

なぜそんなに早く成功できたのか?(笑) エリアで1番の高級店になりたいと思っているので、成功と呼ぶにはまだ早すぎる気がします。

ただ“キャスト在籍数≒売上”と言われる中で、確かに新店にもかかわらず、キャストさんが残ってくれていますよね。理由はさっきも少し触れましたけど、コミュニケーションかなと。

高級店の子は文字通りレベルが高いので、極端に言えばどこでも稼げます。普通に考えればウチじゃなくても良い。そこで選んでもらうには、スタッフの側で“相手が今何を望んでいるのか”を感じることが大切なんです。

わかりやすいところで言うと、ウチは完全自由出勤で自宅待機も可のお店ですから、キャストさんとの通常のやりとりは、LINEで事足ります。なのにムダに電話を掛けたりしたら、「そんな暇があるなら仕事を取ってこい」と思われるのがオチなんですね(笑)。

他方でまた、効率ばかりを重視して、全てLINEで済ませちゃうのも間違い。例えば“おイタ”をしたお客様がいたという時に、「たいへんでしたね」と一言LINEでは、キャストさんはムッとします。「結局私じゃなくても良いんだ。代わりがきくんだ」と思うものです。

こんな時こそ電話なんですね。更に話をしていて「これはちょっと」と思ったら、それこそ車を運転して謝りに行くんです。たとえ自分が悪くなくても。

「申し訳ありません。付けたお客様がご迷惑を掛けてしまって」

時と場合をわきまえてコミュニケーションを取るということ。そして根底にはやっぱり感謝の心ですよ。体を張ってサービスをして、お金を運んでくれるのはキャストさんなんですから。

逆に言うと、ここで何か特別なことが行われているわけでもないんです。当たり前に人に気遣いができれば、どなたでも活躍できるし、一緒に売上を伸ばしていけると思います。

活躍の場は無限。月給100万円もそれ以上も“夢”ではない

自分がそうだったから言うわけでもないんですが(笑)、特に業界でもう何年か仕事をしていて、その上で閉塞感を感じている方なんかは、ウチみたいな環境はすごく良いんじゃないかなと。

このコロナ禍です。通常ならもう店長になれるはずが、出店ペースが落ちてしまって、足踏みしているという方もいらっしゃると聞きます。他にも歩合給が出なくなって実質給与が減ったとか、そもそも単店営業で昇格のチャンスもないとか……。

そういうお話を耳にするとつい「もったいないな」と思っちゃうんですね。ウチはこれからどんどんお店を出していく予定なので、活躍の場は無限です。店長ともなれば月給100万円だって目指せるし、業績さえ上がれば、それ以上だって決して夢の数字ではないんです。

“未経験歓迎”はどこのお店も掲げるキャッチフレーズでしょうけど、同時にウチみたいなベンチャーが“本来もっと活躍できるベテランの方”の受け皿になると良いですよね。その方が、業界も活性化する気がするんです。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

松坂とのお話を伺っていて、“本来もっと活躍できるベテラン”というのは、まさに真中さんのことだと感じました。培った自分のノウハウを、新たなフィールドで発揮。確かにこんなチャレンジがたくさんあると、業界も大いに活性化されそうですね。またぜひご訪問させてください。

プロフィール

真中勇希

総合職(店長・幹部候補)

(前職:アフィリエイター)