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PROPORTION【一般職(内勤・スタッフ)】高松智也さんのインタビュー記事

PROPORTION

2021年入社

高松智也 (21歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:事務職(鉄鋼業)

2021.12.23

「2,000万円貯めよう。起業しよう」 転職して開けたのは、将来への展望

この記事のポイント!

  • 入社の決め手は知名度。夕方には業務が終わる健康的な日々
  • キャストさんに合わせたセッティング。少しのことが喜ばれた
  • 順調に給与アップ中。先輩の背中が見える。起業さえ目指せる

工場で事務職。残業が頼りの生活だったが、コロナ禍で一変

千葉県の高校を卒業後、鉄鋼の工場で事務職をしました。当時から風俗業界に興味があったんですが、親の手前もあるし、一度は一般の仕事に就くべきかなと思ったんですね。

勤務は8:00~16:00という感じでした。モニタに映る現場の様子を見ながら、工程や納期の管理をするのが主な仕事。黙々とパソコンに向かっていました。

給料? めっちゃ安かったですよ(笑)。手取りで月16万円とか。でもそこに月30時間ぐらい残業を付けて、プラス5万円ぐらいにはできたんです。なので特に不満はありませんでした。

ところがコロナですよね。工場の稼働率が下がった分、基本給から減らされてしまって、手取りが12、3万円になりました。しかも残業は原則禁止。そこを頼りにしていたところがあったので、とても暮らせないなと。

「ここにいても意味がない」

やがてそう思うようになりました。まだ20歳で将来が見通せないぐらいなら、もともと行きたかったこの業界で、チャレンジしようと決意したんです。

入社の決め手は知名度。夕方には業務が終わる健康的な日々

お店がたくさんある中でウチに入社したのは、面接の印象が良かったこと、あとは知名度ですよね。どの営業媒体を見てもランキング上位の人気グループだったので、安定して働ける気がしたんです。

業界どころか接客も未経験なので、仕事はもう全くのゼロからでした。今でも覚えていますけど、初日はインカムの使い方から(笑)。ホールでお客様の応対を始めたのが、3日目ぐらいですね。2週間ほどで、ルームの後片付けや清掃にも入るようになりました。今は電話も取ります。

おかげさまで忙しいお店なので、1日はあっという間です。自分は今早番なので、7:00に来て、残業のない日は16:00に上がれますしね。

そう(笑)、なかなか健康的です。まだまだ学ぶことばかりですけど、机に座ってルーティンをこなす事務職より、自分には変化のある接客の方が向いていると感じています。楽しいですよ。

キャストさんに合わせたセッティング。少しのことが喜ばれた

最近嬉しかったのは、キャストさんからの評価です。急に店長に褒められることが続いて……。

「高松君のセッティング、すごく評判良いよ」
「〇〇さんもタオルありがとうって。よく気が利くって、喜んでたよ」

キャストさんはそれぞれに“業務の流れ”を持っていて、タオルの置き方1つとっても“自分のやり方”があるんですね。例えば3列畳んで並べる方もいれば、2列は伸ばして、真ん中に畳んだものを置くという方もいます。要は、自分が効率的に動けるようにしておくんです。

で、それは僕も2、3か月働けばわかるじゃないですか。「あ、この子は毎回こうするんだ」と気づいたから、タオルを運ぶ時についでに、“その子流”に置いたというだけのことなんです。

だけどそんなことでも、キャストさんには助かるみたいなんですね。忙しい時にはお客様は引っ切りなしなので、次の予約までに10分しかないなんてこともザラなんです。省ける手間は、1つでもあれば嬉しいのかなと。直接お礼を言われたこともあって。

「ありがとう。高松さんよく見てるねー」

僕からしたら、この言葉をそのまま返したいぐらいでした。ちょっとしたこちらの工夫に目を留めて、しかもわざわざ先輩スタッフに報告してくれる(笑)。「もっと頑張ろう」という気持ちになれたんです。

順調に給与アップ中。先輩の背中が見える。起業さえ目指せる

そんなキャストさん達のおかげもあったのか(笑)、給与も順調に上がっています。今額面で月33万円ぐらいですね。寮は安く借りられるし、出勤時は昼食代も出ます。結構貯められますよ(笑)。

更にここに、月の売上に応じて大入手当が付きますし、業績が良ければ賞与も支給されます。やりがいはすごくありますよね。マネージャー、店長という形でステップアップして、もっともっと収入を増やしたいです。

ウチの良いところは、その目標を“先輩の背中”として見られるんですね。フロントに立てれば、キャストさんのシフトも管理できれば、責任者になればという形で、現実として目の前の人を追いかけていける。工場時代には考えられませんでした。

いつか自分で起業したい思いもあるんです。終業後や休みの日に計算してみたんですが、だいたい2,000万円ぐらい貯金があれば始められそうなんですね。この調子で行くと……、すみません(笑)。ちょっとこの夢を語るのは早すぎでした。「まずフロントに立てるようになれ」って、先輩に叱られます(笑)。

ただ逆に言うと、半年前には将来が見えなかった僕が、そんな夢さえ描けるようになれたんです。転職して良かったと思うし、スタッフの皆さんにもキャストさんにも、感謝の気持ちでいっぱいです。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

誰に言われるでもなく、自分からタオルの工夫を始めた高松さん。「大したことじゃないです」と語りますが、気づける方ばかりではないからこそ、キャストさんのお礼もあったのでしょう。この調子で起業の夢も、意外に早く叶うかもしれませんね。

プロフィール

PROPORTION

高松智也

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:事務職(鉄鋼業))

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