風俗男性求人はFENIX JOB

興味本位で動いてしまう性格、風俗業界へも興味から

『秋コスグループ』には、2018年の8月に入社しました。その前は、別の風俗店にいたんですよ。興味本位で動くタイプなので、それ以外にも様々な仕事をしてきました。

最初は、地元のキャバクラですね。知り合いからの紹介で、お手伝いからはじまって、最終的には社員として働いていました。

水商売に対して不安はありましたよ。でも「まあ、やってみないと分からないかな」って、考えるタイプなんで、ノリというか、結構気軽な気持ちで働いていたんです。

田舎のキャバクラなので、ほぼスナックに近いのかな？　東京の華やかなイメージのものとは、ちょっと違うタイプのお店でした。

次に働いたのはソーラーパネル設置の仕事、肉体労働ですね。これも、上京して「なんとなく身体を動かす仕事がしたいな」って思って選んだだけなんです。ホントに、興味だけで仕事を選んでいたんですよ。

そこは人にも恵まれていて、いい職場だったんですけど、今度は風俗業界に興味が……（笑）。

もし合わなかったとしても、若ければやり直しがきくじゃないですか。「風俗をやるなら、今しかないな」って思って、ある大手のデリヘル店で、働くことにしたんです。

「お客さん、まだですか？」。そこはプレッシャーがキツかった

キャバクラの経験があったので、風俗に偏見やコワさはなかったですね。

勤務初日の印象ですか？　「すっごい疲れた〜」です（笑）。キャバクラで女性との接し方には慣れているつもりだったんですけど、デリヘルはデリヘルで、やっぱり別物でしたね。

キャバクラって女の子が出勤して来たら、必ず顔を合わせられたんですけど、その店には待機所があったので、キャストさんとのコミュニケーションが多くなかったんです。

じゃあ、どういう時に話すかというと、予約が入った時か、「お客様まだですか？……」って、不満を言われる時の2つ。

この「まだですか？……」のプレッシャーで、気疲れはすごかったです。

待遇に不満を持ち、転職。元同僚に誘われた

でも、やり甲斐はあったんですね。そんな中で、キャストさんががんばる姿を見たり、自分が売上に貢献したり……。ただそこは、待遇が良くなくて。

給料もそうだったんすけど、寮費を急に上げられたり、人の入れ替わりが激しかったですね。

急に来なくなる、いわゆる「飛ぶ」スタッフが多かったので、休みなのに急遽出勤ってなることが多かったんです。

そんな時に『秋コスグループ』に転職した元同僚から「ウチの待遇めちゃくちゃいいよ！」って誘われて。

同じ労働環境で働いていた元同僚が言うなら、間違いないじゃないですか。すぐ、コチラでお世話になることになりました（笑）。

“通し業務”なし。シフトだって調整し合う環境

悪くいうわけじゃないんですけど、前のお店って、求人に載っていた給料から、税金以外にも雑費としてもろもろ引かれて支給されていたんです。

それが風俗業界の当たり前だと思っていたんですけど、ここはそれがありませんでしたす。求人広告通りの額がいただけて……。当たり前のことなんですけどね（笑）。

あと、オープンからラストまで働く「通し業務」もないんですよ。通し業務って、すごく体力を使うので、翌日休みだったとしても、1日寝て終わっちゃう。実質休みじゃないんですよね。

上の方もそれを理解しているから、通し業務はない。そういうところにスタッフへの配慮を感じました。だからこそ、長く続いている人もいるし、いい人も集まるんだと思います。

だって、退社時間をちょっとでも過ぎたら、みんなに「早く帰りな」って言っていただけるんですよ。残業とかもほぼないです。

有給や特別休暇も、事前に相談すればまとめてとってもOKなので、それを利用して家族旅行にいかれる方もいます。

そのために、他のスタッフが協力してシフトを調整したりもするんです。いい職場環境だからこそ、こういう連帯感が生まれるんですよね。

スタッフの仕事はシミュレーションゲームに似ている

風俗の仕事を続けているのは、すごく面白いからです。この仕事って、恋愛シミュレーションゲームみたいだなって思うんですよ。

キャストさんの稼ぎたい額を聞いて、出勤可能な日から逆算して「こうすれば目標額達成するよ」って提案する。

もちろん、キャストさんもお休みすることがある。それをゲームで言えばイベントと捉えて、じゃあどうカバーするかとか。そもそも出勤してもらえるには、どのパラメーターを伸ばせばいいのかとか。

そういう風に考えるようにしてからは、伸ばさなきゃいけないパラメーターが、たくさんあることに気付いて「奥深い仕事だな」って思うようになりました。

“信頼度”を伸ばすために、必ず一日の終わりに「あの子と今日はこんな話をしたなー」って、思い返すイベントをクリアして、次回会った時に「この前言っていた話だけど……」って会話をするイベントをクリアする。

キャストさんの出勤する・しないって、結構スタッフとの関係性によるところが大きいんですよ。なので、細かいことへの気配りが、すごく大事なんです。

あとは、当たり前ですけど給与面も魅力ですね。真面目にやれば、必ず自分に返ってきますから。

例えば、毎月『目標達成ライン』っていうのが店舗ごとにあって、それを超えるとボーナスが出るんです。

この目標も、結局細かいイベントをちゃんとクリアしてさえいれば、自然と達成できるんですよね。

努力すればするほど、お金になる。こんなに分かりやすい仕事、ないじゃないですか。

ナメてる人は辞めていく。でも、真面目な人は成長する

この業界はスタッフの退職率が高いですよね。でも、それって理由があると思うんです。

辞めていく人のほとんどが“楽して稼げる”って思ってるんですよ。要は、風俗の仕事をちょっとナメてる人が「稼げないなあ」って言って、辞めてるだけなんですよね。

すべての仕事がそうだと思いますけど、ナメて稼げる仕事なんてある訳ないんです。

この仕事にも難しいところはありますけど、基本は真面目に“どうすれば女の子の出勤率が上がるか”、“どうすれば売上が上がるか”っていうのを考えてさえいれば、その分返ってくるシンプルな仕事なんですよね。

なので、仕事をナメずに、考えて働ける方に入ってきてほしいと思います。環境もいいし、結果には応えてくれる会社ですから！

取材後記

執筆者

徳山 央樹

取材中、上司の方から「まだ、入社して半年だっけ？」と、驚かれていた内藤さん。愛されキャラらしく、スッと会社に馴染んでしまったそうです。インタビュー中、ゲームの話もありましたが、「もし自分がお店を持ったら、設定にこだわったお店が作りたい！」とのことでした。このお仕事が天職なのかもしれませんね。