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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

一般職(内勤・スタッフ)】篠田直樹さんのインタビュー記事

2018年入社

篠田直樹 (40歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:パチンコ店員

2019.3.28

勇気を出して飛び込んだ世界。気づけなかった“別の自分”を見つけた

この記事のポイント!

  • 40歳を目前に、勤務先が閉店。ひらめいた夜の世界への転職
  • “人見知り”の自分を変えた、新しい職場との出会い
  • 多くの人と関わりながら、引き出しを増やしていきたい

パチンコ店は、嫌いではなかった。楽しく働いていた

高校を卒業後、最初に働いたのは溶接の仕事です。自動車の部品をつくっていたんですけど、知り合いの会社ということもあって、何となく働き続けていた感じで……。

雰囲気も待遇も、そう悪くはなかったんです。でも毎日同じことをしていると、異なるジャンルの仕事に興味が湧いてきてしまって。

「何か違うことをしたいな」と思って、次に選んだのがパチンコ店でした。パチンコは好きでしたし、地元の埼玉からも出たかったんですね。田舎から出ることを目的に、まずは都内のお店の求人を探しました。

その後、横浜のお店に移ったり、また地元方面に戻ったり、色んなお店で働きましたね。他の仕事はせず、パチンコ店一筋でした。

業界も長くなって、班長までのステップアップも果したんです。ホールのリーダですね。アルバイトをまとめたり、お金の管理をしたり。

パチンコ店の業務に関しては、ほとんどの仕事をこなしたんじゃないかな。常連さんと話すことも含めて、ギャンブルも嫌いじゃなかったですから、楽しく働いていました。

40歳を目前に、勤務先が閉店。ひらめいた夜の世界への転職

ただ残念なことに、その時勤務していたお店が閉店することになってしまって、転職を考えざるを得なくなったんですね。

そこでまた同じ職種を探すよりも、「せっかくだから、もう一度他の分野の仕事がしたいな」と考えたんです。年齢的にも、そういうチャレンジができるのは最後かなって。

脳裏をよぎったのは、夜の世界でした。以前遊んだこともあったんで、「セクキャバで働くのもいいなあ」って、直感的に思ったんですよね。

とは言え、この時すでに39歳でしたからね。この歳でも受け入れてくれる職場を優先的に探して……。

やっと見つけたのが、ここのお店でした。面接では前職での仕事内容を聞かれたんですけど、ごくごく一般的な内容でした。普通の企業という印象で。

未経験でもOKだとおっしゃっていただいたんで、「じゃあやってみよう」と思えたんです。

“人見知り”の自分を変えた、新しい職場との出会い

業界未経験だから、右も左もわからないのは当然なんですが……。僕の場合、ドリンクの作り方からのスタートでした。お酒にくわしくなかったから、何と何を混ぜればいいのかすら、わからなかったんです。

だからドリンクに関しては、最初はやっちゃいけないミスを連発していました。ウーロンハイとウーロン茶を聞きまちがえてしまって、叱られたこともあります。

丁寧に教えていただいて、今では一通りのドリンクはつくれるようになったんですけどね(笑)。初めの頃は、本当に苦労しました。

それから、女の子の顔と名前を一致させて覚えることが、なかなかできくて。パチンコ店も接客業ではあるんですけど、やっぱり密度が全然違うんです。それに実は、自分は人見知りなところもあって、人間関係をつくるのに時間がかかるタイプなんですよね。

でも、この仕事は積極的に人と関わっていかなくてはなりませんから、そんなのん気なこと言ってられない。がんばっているうちに、「変わったね」って、まず仕事外の地元の知人なんかに、言われるようになりました。

1年も経たないで人見知りを克服できるなんて、想像もできなかったんですけど、ちゃんとコミュニケーション力は付いていたみたいなんですね。自分のウイークポイントを直していただけたのは、本当にありがたいです。

上手くはまれば、お客様も女の子も満足度が上がる

仕事の面白みは、やっぱりすべてが新鮮なことですね。女の子の付け回し1つ取っても、初めてのことですから。

派手な子が好きなのか、清楚な子が好きなのか、人当たりのいい盛り上げ上手な子が好きなのか、お客様の望み、好みは千差万別です。ケースバイケースで、どんな子をお客様に付ければ良いのかを決める。スピーディな判断力が求められます。

さらには、お客様だけじゃなくて、女の子の気持ちにも寄り添うことが大切なんですよね。いくらいい子でも、やっぱり長い時間になるとしんどくなってきますから、そこは見極めないと。色々な立場の視点を持たなくてはいけない。

上手くはまれば、お客様も女の子も満足度が上がる。その付け回しを見極めるのが、すごく面白くて。店の売上を左右する重要な部分を僕に任せてくれているというところは、やり甲斐にもつながってますね。

多くの人と関わりながら、引き出しを増やしていきたい

業種未経験なのにそれなりのお給料をいただけて、店の近くには個室の寮もあるんです。快適に生活できてますよ。

さらにステップアップして上を目指さないのか? よく聞かれるんですが、僕はまだまだだと思っていて。

店長を初め、上に行く人たちはやっぱり、言葉の引き出しの数が違います。それに比べると、僕は言葉も経験も、引き出しが少ないかな。

ただ僕、お客様から顔を覚えられやすいみたいなんですよ(笑)。

「最近店の下で案内してねーじゃん」なんて、常連さんから声をかけられることもあって、話し込んだりします。人に恵まれているんでしょうね。

上司、女の子、お客様とどんどん触れ合って、自分でも知らない自分を見つけていきたいんです。きっと、まだまだあると思うんですよね。人見知りだって、克服できましたし。

未知の部分に対して、恐れずに。チャレンジさせてくれるこの会社で、たくさん引き出しを増やしていけたら良いですよね。

(インタビュー:徳山央樹)

取材後記

椙山 華

執筆者

椙山 華

ご自分を「人見知りだった」と語る篠田さんですが、前職のパチンコ店でも、常連さんからいつも話しかけられる存在だったようです。きっと親しみやすい雰囲気をお持ちで、『百万石』へ来たことによって、そのことに気づけたと言えるのかもしれません。新たな自分を発見できる。それもまた、転職の醍醐味だと感じました。

プロフィール

篠田直樹

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:パチンコ店員)

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