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ローテンブルク【一般職(内勤・スタッフ)】田上遥人さんのインタビュー記事

ローテンブルク

2017年入社

田上遥人 (25歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:建設業、接客業

2018.6.20

吉原は、みんなに余裕のある街。ここより働きやすい接客業は、考えられない

この記事のポイント!

  • 熊本から上京し、キャバクラのボーイに。きついし、給料も安かった
  • 高収入な上に、驚くほど働きやすかった吉原。いちばんだと思えた
  • 夢は経営者になること。みんなの優しさに感謝して、上を目指す

夜間部の学生として頑張っていたが、熊本地震で家が倒壊

熊本で生まれて、熊本で育ちました。というより、1年半ぐらい前まで、ずっと熊本から出たことがなかったような感じですね。

大学は夜間部に通いました。昼に働いて、夜に学生という生活。家があまり裕福ではなかったですし、僕は男ばかり3人兄弟の、長男なんですよ。なので、親にあまり迷惑をかけられないなという思いがあったんです。

色んな仕事をしましたよ。ガソリンスタンド、ラーメン屋さん、建設現場にもいました。ただ、学費も生活費もつくりながら大学に行くというのは、やっぱりきつかったです。そうこうしているうちに、今日も大阪で大きな地震があったようですけど、2年前の熊本地震で、実家が倒壊してしまったんです。大学に行っている場合ではなくなってしまって……。

中退して仕事に専念することになったんですけど、実は、それ自体はショックというのはなかったんですよ。実家のことを思ったら、それどころではないというのがありましたし、働きながら学生をすることのムリも、感じていましたから。

その後地金屋さんに勤めたんですけど、景気は良かったんですよ。震災後で、金属がたくさん必要になったということなんでしょうね。聞いた話では、収益も過去最高ということでした。

ただ、昔ながらの上下関係がすごく厳しくて、つらかったんですね。まだ20代も前半なのに、こんな感じで先も見えずにくすぶっていて良いのかなと思って。渋谷なんかへの憧れも手伝って、上京することにしました。

渋谷でキャバクラのボーイに。きついし、給料も安かった

職場は、憧れのままに渋谷を選びました(笑)。キャバクラのボーイです。女の子と多く接する職場で、働きたいと思って。

話すのが好きだからっていうんじゃないんです。むしろ逆。うまく話せないから、仕事にして話せるようになろうと思ったんです。

でも世の中そんなに甘くないっていうことなんですかね。確かに女の子とは打ち解けられるようになりましたけど、仕事はきつかった(笑)。

何より給料が安いですしね。吉原の半分以下でしたよ。見ていて、安い理由もわかる気がしたんです。たくさんのお客さんをこなさなきゃ店は回らなくて、女の子がメインで接客があって、最後にボーイの取り分をってなったら、給料も安くなるんだろうなって。客単価が安いですからね。

吉原は伝統ある街。不安より期待が大きかった

せっかく東京に来たのに、これじゃ熊本にいたころと変わらない。自分は何をしてるんだろうと思いました。それで、同じように女の子と多く接することができて、高収入の求人を探したんです。

色んな業種のナイトレジャー・風俗の求人を受けて、最終的に吉原のこの高級店に決めました。いちばんは、やっぱり収入ですよね。2倍以上の給与というのは魅力でした。試用期間も何もないです。最初から高給でした。

僕はもともと歴史が好きだったんで、吉原に世間一般のコワいイメージは持っていませんでした。高級な風俗店が立ち並んでいるだけではなくて、ここには400年の歴史があることや、色んな逸話があることなんかも知っていたんですね。むしろこの伝統ある街なら、自分に色んなことが身に付くだろうって、期待していました。

驚くほどの働きやすさ。なぜだろう?

1年経ちますけど、働きやすいですよ。「こんなにか」って思うぐらい。驚きでした。

店舗スタッフとして、最初は客室のメイキングなんかから業務を学ぶんですけど、これは2分、遅くても3分でやらなければいけない仕事です。金土日は特に、次のお客様が待っていますから。

ところがどうしてもはじめのうちは、10分とか15分かかってしまいます。効率的な動きができないんですね。

先輩に付いて教わりながら、でもすごいプレッシャーとかはないんですよ。怒鳴られたりっていうこともないし、建設現場やキャバクラであったみたいな、上下関係を振りかざすようなこともされませんでした。

「何でかな?」って不思議だったんですけど、結局は、吉原って“余裕”があるんですよね。僕の主観もありますけど、客単価が高いから、数をこなさなきゃっていう“ムリ”がみんなにないんです。イライラが少ないから、お客様も女性キャストさんも、お互いにじっくり向き合っている印象です。

僕の感覚ですけど、風俗というだけではなくて他の接客業と比べても、ここでの教育は穏やかで、スタッフの僕に対して、みんなが優しかったですね。

ここのお店でいうと、客単価から考えれば1日30人のお客様に来ていただければ良いんです。30人の方に全力を尽くせば良い。なかなかそうはいかない業種も多いでしょう?

だから不満が溜まって、先輩が後輩につらく当たるような接客現場もあると思うんです。

でも吉原には伝統があります。高級店として、やるべきことは決まっているんです。当たり前のこと、当然の“おもてなし”をすれば、お客様は満足してくださるし、リピートもしてくださるんです。余裕って、スタッフもお客様も優しくするんですね。

今はみんなの優しさに感謝して、上を目指す

怒られない現場で、じゃあのんびりやるかって言ったら、さすがにそうはなりません(笑)。お給料は求人広告通りにはじめから高給で、寮があって、食費の補助もあって、優しくもしてもらっているのに、いつまで経っても仕事覚えないんじゃ、申し訳ないですもん。

いつも心がけているのは、丁寧に、親しみを込めてっていうところですね。女性に対しても、お客様に対しても。

主任、店長という形でステップアップも用意されているので、早く責任ある立場について、会社にも吉原という街にも恩返しがしたいです。いつか、自分も経営者になるのが夢です。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

取材中、田上さんは“穏やか”という言葉を何度も口にされていました。勤労学生としての金銭面でのご苦労や、さまざまな職場で上下関係に悩んでこられたご経験からすると、今の職場環境は、幸せで仕方がないのでしょう。“衣食足りて礼節を知る”という言葉がありますが、利益の面でも接客の面でも“余裕”のある職場では、確かに皆さんが穏やかで、優しくなるのかもしれません。

プロフィール

ローテンブルク

田上遥人

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:建設業、接客業)

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