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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

一般職(内勤・スタッフ)】佐藤拓真さんのインタビュー記事

2021年入社

佐藤拓真 (30歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:フリーター

2023.1.20

多店舗展開の理由に“大納得”。将来を思い描ける環境で、思考がポジティブに

この記事のポイント!

  • 「見ててくれた人もいる」 実力を認められたのが嬉しかった
  • マニュアルとノウハウ。“個人の能力に依存しない”組織づくり
  • 手当や歩合で、3か月目でもう月額30~40万円の給与

大学中退。フリーター。「このままじゃダメ」と思った時

こんにちは。よろしくお願いします。今日は暖かい日ですね。コートがいらないぐらい……。

ウチにお世話になるまでの経歴は、正直パッとしないんです(笑)。大学に入ったものの、講義に興味は持てないし、人見知りで友達もつくれず、結果中退してしまって。

その後はフリーターですね。工場でライン工をしたり、お部屋清掃の仕事をしたりという感じ。彼女に食べさせてもらったような時期もありました。

ただ、僕自身そんな生き方が決して好きではなかったんですよね。「このままフラフラしてちゃダメ」という気持ちは常にあって。やがて27歳の時に、「しっかり腰を落ち着けよう」という思いで、新宿の店舗型ヘルスで働き始めたんです。

きっかけは、たまたま見つけた求人からです。ネット検索をして「こういう道もあるか」と。未経験歓迎ということでしたし、振り返ると、当時は正社員になれれば何でも良かったのかもしれません(笑)。

幸いだったのは、忙しいお店だったので、人見知りなんて言ってる暇もなかったんですね(笑)。おかげで「習うより慣れろ」で、自然に業務を覚えることができました。やってみれば接客は、自分の肌にもすごく合って。

「見ててくれた人もいる」 実力を認められたのが嬉しかった

ところがトータルで2年いる間に、将来が見えなくなっちゃったんですね。コロナで一度退店させられたり、それはまあ仕方がなかったのかもしれませんが、単店な上に新たな出店計画もない。いつ再び感染症が流行るかもわからない。そう思うと、不安が募って。

で、一度業界からは離れました。自分を見つめなおすつもりで、タイで友達に厄介になったり……。でも、これは今思うと悪い選択でしたね。タイの居心地が良すぎて(笑)、1年ほどのんびりしちゃったんです。

そんな時です。以前のヘルスでお世話になった先輩から「ウチに来ないか」と声を掛けられて。

「どうしてまた僕なんか」
「何言ってんの佐藤君。一生懸命やってたじゃん」

正直嬉しかったですよね。「見ててくれた人もいたんだ」って。嫌いで辞めた世界ではないし、こんな僕の実力でも買ってくれるなら、もう一度戻ってみようと思ったんです。

マニュアルとノウハウ。“個人の能力に依存しない”組織づくり

戻った、と言うか、『道玄坂クリスタル』に転職した理由はもう1つあります。

それはさっき触れた“将来性”の部分なんですね。現在もこれからも全国に出店していく予定だし、その分だけポストの空きもあると聞いて、「夢があるな」と。以前は一店舗を大事に守り続けるような環境にいましたから、経営のリスク管理の面でも「ここなら」と思えたんです。

そして実際に働いてみると、“多店舗展開できる理由”もすぐに理解できました。

流行に敏感であったり、“新しいもの“を積極的に取り入れていこうという社風もそうなんですが、何より業務がシステム化されているし、マニュアルやノウハウの整備が進められていたんですね。個人の能力に頼るのではなく、真面目に取り組みさえすれば、誰でもできる“仕組みづくり”がされていたんです。

会社組織、営利企業であれば当たり前かもしれないんですが(笑)、それがなかなかできていな職場も多いと感じます。「ここは一般企業と何も変わらない」というのが、2か月お世話になった上での、率直な僕の実感なんです。

手当や歩合で、3か月目でもう月額30~40万円の給与

僕に期待されているのも、“接客スキルをいかに後輩に伝えるか”なんですね。

「佐藤君が感覚的に得ている技術を、マニュアルやノウハウに落とし込んでほしい」

言うは易しでで、なかなか難しいんですけどね(笑)。僕自身が覚えなければいけないこともたくさんありますし……。ただ、めちゃくちゃ勉強にもなっています。“人に教える”って、自分の学びにもなるんですね。良い見直しの機会を与えられたなと。

“頑張り甲斐”もすごくありますしね。年功序列ではなく、“やったらやっただけ”という社風で、現にまだ3か月目の僕が、もう月額30~40万円の給与を頂いているんです。各種の手当や歩合給があるので、それくらいになるんですね。これが「もっと上に」という向上心にも繋がっています。

「どうせなら店長に。エリアマネージャーに。もちろんその先だって」

こんな風に積極的に仕事に取り組めたことって、今までの自分にはなかった気がします。30歳にして、理想の環境に巡り合えた。自分はラッキーだったと思うし、誘ってくれた先輩に、あらためて感謝ですね。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

「当たり前に頑張れる方なら」と佐藤さん。業界経験のあるなしに関わらず、社会人として身に付けたマナー、言葉遣いや気遣いが、そのまま業務に活きるそうです。また“成長の波”に乗れている実感も、やりがいに繋がっているとのこと。オフィスの雰囲気も含め、躍進企業の勢いを感じた取材でした。

プロフィール

佐藤拓真

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:フリーター)

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