風俗男性求人はFENIX JOB

高校卒業後、とび職⇒営業。どちらもお金は悪くなかったが……

高校卒業後、初めはとび職をしました。進学はまったく考えなかったですね。学ぶ意味を見出せなくて……。

とにかく「稼ぎたい」という気持ちがあったし、事実収入は悪くありませんでした。ところが1年で腰を痛めちゃったんですね。で、「ずっと続けられる仕事ではないな」と。

次は通信関係の訪問営業をしました。こちらも1年経たないぐらいでしたか。その後にナイトワークという職歴です。

業界入りのきっかけ？（笑）　それが本当に偶然なんですよ。当時たまたまこの辺りを歩いていたら、ここ『Club AULII（アウリィ）』がスタッフを募集していると知りました。

僕自身キャバクラやセクキャバに遊びに行くことはあったし、好奇心から「ちょっと働くぐらいならいいかも」と思ったんですね。後日面接を受けてみることにしました。

面接での言葉。「フツーに仕事をすれば、収入は付いてくる」

その面接の印象がすごく良くて。「コワい人もいるんじゃ」「体育会系なのかな」という心配があったものの、あらためてお店を訪れてみると、むしろ真逆。応対してくれた先輩を含めて、物腰やわらかなスタッフばかりでした。

また大きかったのは、なんと言ったらいいかな……。入ってからの見取り図というか“道筋”を示してくれたんですね。

「マジメにフツーに仕事してくれれば、必ず収入も立場も付いてくるから」

労働時間やお休みについてもくわしい説明があったし、疑問にもすべて答えてくれました。安心して入社を決められたんです。

“いきなり全部”ではない。丁寧に教われるから、未経験でもOK

実際にお世話になってからも、この時の印象のままでした。接客自体初めてでしたけど、とにかく丁寧に教えてもらえたんです。

1か月目ぐらいまでは、ホールでお客様をご案内して、ドリンクをつくってお渡ししてという日々ですね。お酒の名前から覚えてという感じ（笑）

ロビーでのお出迎えまで行ったのは、やっと3か月目ぐらい。並行して女の子に出勤を確認したり、『写メ日記』『写メ動画』といった営業ツールのお願いをしたりという流れですね。

僕だけじゃないですよ。『AULII』では、新人さんに“いきなり全部やらせる”ということはありません。誰にも得意不得意はある。だから“できることから少しずつ”という方針なので、未経験でもまったく問題ないと思います。

女の子には“言われる前”に。目配り気配りと、声かけが大切

あくまで僕らは入り口、サポート、裏方で、サービスの主役は女の子ですよね。なので彼女達の頑張りは、お店の運営に当たってとても大切です。いかにモチベーションを上げるか……。

女の子個々で目標は違うし、稼ぎたい額だって異なります。いつもいつも自分に合うお客様ばかりとも限りませんしね。

そこで僕が一番に心がけているのは“言われる前に”ということ。メンタルが落ちちゃう前に、表情で気づく。何か悩んでそうなら、早めにアプローチするのが正解かなと。

みんな若いし、あまり向こうから相談して、というのはないんですよ。ツラいのにそのまま放置されちゃうと、相談なんてする前に辞めちゃいます（笑）。僕らには日ごろから“目配り気配り”が必要になるんですね。

「最近どうですか？　問題なくやれてます？」
「あれ？　ちょっと元気ないですか？」
「ご新規さんいっぱいですね。日記努力してくれたおかげです」

決して難しくはないですよ。きちんと挨拶から始めて、こんな風に毎日コミュニケーションを図っていれば、大丈夫。自然にお互いの笑顔は増えるし、お店の風通しだって良くなります。たまにするアドバイスなんかにも、耳を傾けてくれるようになりますから。

チャンスが豊富。順調に出世しているからこそ、どこまでも上に

ウチで働くメリットは、面接で言われた通りです。こうして一生懸命働いていると、“立場”で報いてくれるんですね。

僕自身研修から始まって、⇒ウェイター⇒副主任⇒主任⇒マネージャーと、2年で順調にステップアップを果しました。もちろんその度に給与だって上がるから、“やりがい”もずっと持ち続けられたんです。

更にお店の売上次第で、歩合給も付きます。スタッフ間のチームワークが良いのは、これもあるかなと（笑）。「今月もあと少しで目標達成。みんなでガンバロー」ってなるじゃないですか。

せっかくなので副店長や店長に、いや、その先のエリアマネージャーにという気持ちは当然あります。コツコツ目の前のことに向き合っていれば、自然に成果が出るとわかったし、何より上が「見てくれている」という“信頼”もあるので。

“機会があれば新規出店”という社風で、チャンスが豊富なのもありがたいですよね。前職もその前も1年ぐらいで退職しちゃいましたけど、『AULII』ではもう2年半。「ちょっと働くぐらいなら」だったはずが、辞める気全然ありません（笑）。

（インタビュー：松坂治良）

取材後記

執筆者

藤野 りさ

22歳の身でマネージャー。部下には年上の方もいらっしゃるということで、記事にあるように“年功序列”ではなく、頑張りと成果を認めてくれる組織なのがわかります。
またそれでもギクシャクしていない事実から、職場の雰囲気が良いのも伝わりますよね。“下町の名店”というところでしょうか。未経験でも始めやすく、続けやすい環境に感じました。