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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

鶯谷 デッドボール【財務・経理】竹内 春さんのインタビュー記事

鶯谷 デッドボール

2014年入社

竹内 春 (23歳)

財務・経理

前職:光学機メーカー

2017.7.19

辞めかけた自分も活かしてくれた! 風俗業界の魅力は懐の深さ

この記事のポイント!

  • ニート生活からの社会復帰に最初は1ヶ月だけのつもりでチャレンジした
  • 女性への苦手意識から辞めかけるも経理に転じて部長に昇進した
  • 人の良さを見つけて活かす懐の深さが風俗業界の魅力だと思う

興味を持ったのは“デリヘル=PC系”のイメージだったから

高校を卒業して、光学機メーカーのグループ会社に在籍していました。そこでは技術者として複合機の修理を担当していたんですけど、イケイケな体育会系の上司と完全に反りが合わなくて。1年半ぐらいで辞めてしまったんですね。

そこから1年ぐらいニート生活です(笑)。

でも、ニートを続けていると精神的に追い込まれるんですよ。それで、このままじゃダメだなと思うようになって、どこかで働いてみようと思ったときに、風俗って高収入みたいなイメージがあって、ネットで検索をはじめたんですね。

風俗は、お客として行ったことがあったんです。中でもデリヘルは、自分の中でパソコン系のイメージがあったんです。高校が情報系だったから、そういう発想なのかもしれないですけど(笑)、デリヘルは店舗がなくてホームページだけなので、ウェブのデザインとかそういう仕事が多いのかなと。

それで、風俗でウェブ系、ソフトウェア系の仕事があればなと思っていろいろ探したなか、今の会社の求人を見つけて、応募したんですね。

最初は1ヶ月だけのつもりでチャレンジしてみた


自分、対人の仕事が苦手なので、PC系の分野に絞って職を探していたんですけど、でも面接で話を聞いていると、やっぱりパソコン以外の業務も出てくるという話をされたんですね。

それで、多分辞めるかもしれないですけど、1カ月だけちょっとチャレンジしてもいいですかって、思い切って聞いてみたら、見事に採用されたんです(笑)。それが2014年のことです。

最初の仕事は、出勤した女性の写真を撮って『写メ日記』(お客様向けサイトの女性投稿型ミニブログ)に上げたり、翌日出勤の女性の解説記事を作ったり、サイトのコンテンツを作る業務ですね。すごい自分に合ってるなと思いました。

すぐに1ヶ月が経ったんですけど、そのときの店長がめちゃくちゃいい人だったんです。だから、その人がいれば、対人系の仕事もなんとかやれるかなと思って、そのままお世話になることにしたんですね(笑)

一度は辞めかけるも経理に転じて部長に昇進


でも、1年くらい経って、業務を一通り触ったくらいの頃に、やっぱりちょっと辞めたいなって気持ちになったんです。

自分、女性対応が苦手なんです。

売上を伸ばすのに、女性の出勤を増やすのが大事なんですけど、上手にコミュニケーションを取って出勤につなげていくことができなくて。続けてもどうせ無理だろうなって思ってしまったんですね。

それで代表の篠原さんに相談したところ、「じゃあ、経理の仕事をやってみれば」って、言われまして。

そうして任されたのが、お金周りの事務処理ですね。売上のチェックとか、入金、振込といった銀行業務とか、小口現金での経費精算とか。初心者でも問題なくできる内容です。

そのおかげで……、辞めずにすみました(笑)。やっぱり細かい系の業務が向いているので、むちゃくちゃ仕事がしやすい環境になったんですよ(笑)

今では、経理部長の役職をいただいて、税理士さんとのやり取りや、経費関係の予算管理、各拠点の事務全般も自分が見るようになりました。

最初は1ヶ月だけって思って入社しましたけど、考えたらもう3年いることになりますね(笑)

自分を活かしてくれた! 風俗業界の良さは懐の深さ


風俗業界に転職して思うことですか……。

転職する前は、何かやらかしたら暴力を振るわれるんじゃないかとか、そういうちょっと危ない印象があったんですけど、でも実際は全然そんなことはなくて、勤務時間もちゃんとしているし、ちゃんとした会社だってことですよね。

それから、やっぱり、懐が深いというか、簡単に人を切らないで、人を活かしてくれるということですね。

一般の業種だと、この業務が性格的に難しいですって話しをしたら、「じゃあ、要らない」って、クビみたいな感じにされるのかもしれないですけど、それを、人それぞれに合った働き方があるからって、残してくれてるっていうのが、やっぱり一番そう思う理由ですね。

実は、自分には、中学くらいからずっと引きこもりの弟がいるんですけど、うちの会社でも協賛している『風テラス』という無料の法律・生活相談に話を聞いてもらったんです。そのときに、代表の篠原さんから、「うちで働いてもいいよ」って言っていただいて。

弟はまだ、実際には行動に移せていないんですけど、やっぱり嬉しかったですし、風俗業界って、ホント懐が深いなって思いますよね(笑)

もし今の職場で自分に合った働き方が難しいなっていう人がいたら、自分みたいな例もあるので、この業界で働くことを考えてみてもいいんじゃないかって思います(笑)

取材後記

赤星 アキラ

執筆者

赤星 アキラ

対人は苦手と語る竹内さんですが、コツコツ誠実に業務をこなしていけるからこそ、お金周りを一手に担うポジションを任されているのでしょう。最近は、新店の出店に備えて、行政書士の勉強を始められたそうです。でも、そんな真面目な竹内さんも、最近、心に余裕が出来たそうで、キャバクラで豪遊されたんだとか。でも、やっぱり、一度だけだそうです(笑)

プロフィール

鶯谷 デッドボール

竹内 春

財務・経理

(前職:光学機メーカー)

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デリバリーヘルス(デリヘル)