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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

編集・ライター】大車輪 アキラさんのインタビュー記事

2015年入社

大車輪 アキラ (37歳)

編集・ライター

前職:デリヘル店長

2017.10.5

デリヘル店長→『kaku-butsu』! 業界を良くしたい現場経験者こそウェルカム!!

この記事のポイント!

  • 前職の店長時代、おもしろそうだなと思って会社に秘密裏に会ったのがkaku-butsu
  • 当時、お坊さんになるつもりだったが、kaku-butsuの理念に共感して俗世に戻った
  • 業界を良くしたい風俗の現場にいる人にこそkaku-butsuに来てみて欲しい

風俗で続けられたのは働いているお姉さんたちが優しかったから

風俗業界には、19歳のころに入ったんですよ。

フリーターをしていたんですけど、割のいい仕事を探していて、先輩が「水商売とかいいんじゃないの?」って言っていて、じゃあやってみるかと(笑)

ホストとかキャバクラは肌に合わなかったんですけど、風俗は働いているお姉さんたちが優しかったから続いたんですよ(笑)当時の若い自分には、居心地がよかったんです。

あと、人間的におもしろい人がイッパイいました。おもしろい人が好きだったんですよ。
良い人もいたし、悪い人もいたし、変な人もいましたし、いろいろですね。

親が堅い人だったので、その反動みたいなところがあったのかもしれません(笑)

そこから今の会社の入る前まで、風俗店の仕事を、15年くらいやっていました。

おもしろそうだな! 秘密裏に進めたkaku-butsuとの出会い

当時ある大手グループの五反田店で店長をやっていたときに、統括の伊達さんが営業で電話かけてきてくれて、「会ってくれませんか?」って言われたんです。

ただ、前職の会社って、そういうのって駄目だったですよ。きちんと会社の中で、別部門として広告を専門的にやる人たちがいたので。

でも、伊達さんの話を聞いたときに、おもしろそうだなって思って、こそっと会ったんです(笑)

それで、話してみたら、ただただスゴいなと思って!

kaku-butsuは、ユーザー代表である調査団員に同媒体が調査費を支給、中立な第三者目線でキャストと店舗を評価・格付けする新しい風俗情報媒体

まずお店の側からすると、中立な第三者の意見って、なかなか聞けなかったんですよ。

例えば、女性がいて、本当はお客さんの前で口臭のケアが出来ていなかったとしても、店長の前だから(講習で)良いサービスをするだけかもしれないし、本当のところって絶対わからなかったんですよね。

もちろん口コミサイトって、既に当時からけっこうありました。

でも、ウソくさいなぁというのは、やっている方も、お客さんも思っていたと思うんです。これはもう、風俗業界の文化というか。

でも今の会社は、「これは身銭を切ってやるしかない」と決めて、ちゃんとやっているのがスゴいと。だから信用できると思ったんですよね!

それから、本当はどこの店が一番いいんだろうというのが分からなかったのが、kaku-butsuは全部明らかにしてくれる!という期待もあったんです。

これはもう絶対来る! これが主流になるな! と思いましたね。

それで伊達さんに、「もし良かったら調査させてくれませんか?」って言われて、「どうぞどうぞ」みたいな(笑)

お坊さんになるつもりだったのをkaku-butsuが引き戻してくれた


転職の動機ですね。

実はその頃、当時の仕事に疲れたみたいな。いろいろあって、しんどいなと思っていたんです。

結構、いろんな人の気持ちを背負っちゃう仕事じゃないですか、風俗って。

良いのも悪いのも、ポジティブとネガティブの感情の振れ幅が大きいので、多分店長という立場でそれについていくのに疲れてしまったんですよね。

それで、実はお寺のお坊さんになろうと思って、仏教大学でも行こうかなとか思っていて。そういうのが好きなんです(笑)

それをある日、伊達さんに話したことがあったんですよ。そうしたら、「編集員として、来ませんか?」と言ってくれて。

僕、本が好きで、書いたりするのも好きなんですよ。それで、すごくおもしろそうだなと思って、2・3日考えて、「じゃ、お願いします」と(笑)

kaku-butsuって、ホントに風俗業界を変えられるサイトだと思っていたので、少し厭世的な気持ちにもなっていたんですけど、もうひと頑張りしてみようかなって思い直して。

それで、俗世に気持ちが戻ってきました(笑)

入社してからは、主に調査団員さんと、調査レポートの管理業務を担当しました。多分、kaku-butsuのみんなも、経験を生かせるんじゃないかって、考えてくれたんだと思いますね。

業界を良くしたい風俗の現場にいる人こそウェルカム!

(自身のこれからについて)

今度9月の末に関西をオープンするんですけど、一応、関西のプロジェクトリーダーという感じですかね。

業務としては、全部なんですよね。

営業、システムさんとの調整、あと団員管理、会員管理。もうほんと、東京のミニマム版ですね。

目標ですが、東京で5年かかったのを2年でやるという感じですね、お店の掲載数だったり、会員の数だったり。これは目標ではなくて、必達事項です(笑)

差し当たりは、関西に浸透させるという意識でやっていきます。kaku-butsuというプロジェクトのコンセプトとかビジョンですね。目標は全国展開ですから。

(後輩へのメッセージ)

kaku-butsuは風俗業界を変えることができる仕事だから、そういう世の中の価値観を変えたいと思っている人たちと一緒に仕事がしたい! そう思っています。

僕らはそこなんです。そこにおもしろ味を感じてもらわないと。

あと、僕的にいうと、“風俗の現場で働いていた人”は意外とウェウカムです!

意外と中から変えるのって難しいと思うんですよ。わかる人にはわかってもらえると思うんですけど、いろいろなしがらみもありますし。

でも、もしちょっとでも業界に愛着がある方なら、kaku-butsuに来ると、今までとは違った目線で業界を見られますし、kaku-butsuをやって、いろいろ学んで、もう一回お店をやるっていうのでも全然いいと思うんです。

少しでも業界を良くしていきたいという気持ちのある人には、kaku-butsuのシゴトは凄くおススメですよ!

取材後記

新海 亨

執筆者

新海 亨

一度は風俗のすべてに疲れてしまい、お寺のお坊さんになることまで考えたという大車輪さん。しかし、kaku-butusの掲げる理念に共鳴し、もう一度頑張ろうと思えたというエピソードは、何のために生き、働くのかという深い問いを、僕たちに投げかけてきます。FENIXJOBの理念と、自分のハタラク意味に、もう一度向き合ってみよう。そう取材後の帰り道、自らに語りかけた新海なのでした……。

プロフィール

大車輪 アキラ

編集・ライター

(前職:デリヘル店長)