指名が取れない! 悩める女の子にかける魔法の言葉5選
2016年07月12日
風俗で働く女の子にとって「指名」とは、お給料だけにかかわるものではありません。
それは、仕事に対する「モチベーション」や、親しいお客様のお相手ができるという「安心感」、また、自分を選んでいただいたという「自信」につながるとても大切なものです。
今回からは中堅の女の子向けです。お仕事には慣れてきたけれど指名が思うように得られない……。そんな悩める女子が「指名が取れそう!」と前向きな気持ちになれる魔法の言葉をご紹介します。
1.「頼ってみるといいよ」
これは、私が初めて入店した風俗店の男性スタッフさんから、かけていただいた言葉です。
入店して間もなく、そこそこ指名を取れるようになっていた私は、事務所内に張り出された指名グラフを見ながら、「もう少し頑張りたいな……」と、つぶやきました。すると、そばにいた男性スタッフさんが、ひと言。
「頼ってみるといいよ」
「もう少し、お客様にお願いしたり、頼ってみてもいいんじゃない?」と言うのです。そんなことを思いもしなかった私は、目が点になってしまいました。さらに彼は、こう付け加えました。
「男性っていうのは、好きな人や、自分が気に入っている人からお願いをされると、力になりたいと思う生き物なんだよ」
そう言われても初めはピンときませんでした。しかし、彼が言うようにお客様に気に入ってもらえるよう、かわいらしく、いろいろなお願いをしていくと、お客様とのプレイだけでなく、あいさつやトークなどで良い関係が築けるようになりました。そして、指名がグンと増えたのです!!
“頼る”というのは、“相手を信頼して任せること”に等しいのです。きっと、お客様は「こんなに頼ってくれるのは、僕のことを信頼しているからなんだ! うれしい!」と思い、指名をしてくださったのでしょう。
女性目線では、わからなかった大切なことを、その男性スタッフさんは教えてくれました。
2.「じっくり、焦らずコツコツね」
風俗のお仕事に慣れてくると、「指名を増やしたい!」という気持ちが少しずつ出てきます。そして、一日の指名本数で一喜一憂するようになり、リピーターさんがひとりもいらっしゃらない日は、すごく落ち込んでしまう女の子っていませんか?
私にも、そんな経験があります。ある日、私が男性スタッフさんに向かって、「今日は、ご指名様がゼロでした(涙)」と悲しい気持ちをつぶやくと、彼からこんな言葉が返ってきました。
「じっくり、焦らずコツコツね」
「あなたはとっても向上心が強くて頑張り屋さんだね。でもね、やっとお仕事に慣れてきたばかり。焦らず、じっくりコツコツとお客様の笑顔を集めていこうね」
男性スタッフさんは、落ち込む私に、とても心が温かくなるこんな言葉をかけてくれました。
指名が欲しいと強く願ったり、人気のある女の子に圧倒的な指名数の差をつけられると、気持ちが焦ってしまう女の子は多いと思います。そんな女の子には、次のように声をかけてください。
「絶対に指名を取ってやる!っていう必死な女の子と、時間たっぷりお客様にいっぱい笑顔になってもらおう!っていう女の子のどちらに接客されたいかなぁ?」
お客様の立場になって考えることをすすめてみてください。そして、結果を求めて、ガツガツと接客するよりも、焦らずコツコツと目の前のお客様に満足していただくということを意識してもらってください。
それでもすぐに結果は出ないかもしれませんが、指名をいただくには“お客様の立場になって考えること”が大切です。
3.「うれしかったことリストを作ってみよう」
私は、風俗で働く女の子を対象にカウンセリングを行っています。そこで、「指名を増やしたい」という悩みには、こんな提案をしています。
「うれしかったことリストを作ってみよう」
「あなたが、日常のなかで受けてうれしかったサービス。感動したサービスを思い出して書いてみようね」と女の子に伝えています。
自分の職場に限らず同じ接客業なら、なにかヒントを得られるはずです。そして、書き終わった後に、「どうして、このサービスがうれしかったのか?」を深堀して考えていくと、さらに良いヒントが見つかるはずです。
この“うれしかったことリスト”は、接客のヒントが見つかるだけでなく、もうひとつ良いことがあるのです。それは、「私はこんなに大切にされているんだ!」と気付かせてくれることです。
人は自分が大切にされていると実感できると、ほかの人にやさしくなり、大切にしたいと思うのです。
カウンセリングに来てくれた女の子にこれを実践していただいたところ、実際に「自分に自信がもてるようになった!」「自然と周りの人におおらかになれた!」という意見がありました。
この“うれしかったことリスト”作りをぜひ女の子に勧めてくださいね。
4.「120パーセント集中しよう!」
指名本数は、なにで決まるのでしょうか? それは、「どれだけ目の前のお客様に集中できていたか?」だと、私は思います。
私は、プレイ中はもちろん、お客様とのなにげない会話の受け答えや、「部屋の温度はお客様にとって快適か?」「喉は乾いていらっしゃらないか?」「お客様が私との時間を心地よく感じているか?」など、いつも気にかけています。しかし、これらは、とても集中力のいることです。「100パーセント集中する!」とよく言いますが、それどころか……、
「120パーセント集中しよう!」
女性は、いい意味でも悪い意味でも、さまざまなことが同時にできるマルチタスクな人が多いです。
だから、接客中なのについ別のことを考えてしまうことがあります。だから、そのようなことがないように、「お客様に集中できた分だけ、指名をいただけるんだよ」と女の子に教えてあげてくださいね。
5.「達成したらどんなことをしてみたいかな?」
スタッフさんは、女の子のやる気を引き出そうと、「今月、○○本指名を取れたらお給料が○○円アップしますよ!」と声をかけることがあります。
その言葉でも十分、魔法の言葉なのですが、実は、もっと女の子のモチベーションを上げる言葉があるのです。それは……、
「達成したらどんなことをしてみたいかな?」
「目標の指名数が達成できて、お給料が増えたら、○○ちゃんはどんなことをしてみたいかな?」と聞いてください。
お給料が増えるのは、もちろんうれしいことです。しかし、お給料が増えることで、自分が欲しい物を買ったり、やりたいことを実現するイメージができると、女の子はさらにワクワクして、お仕事をもっと頑張ろうと思えるのです!!
男性の場合は、目標を達成することに喜びを感じることが多いと思います。女性の場合は目標を達成したあとの充実感を大切にしています。
ニンジンをぶら下げるだけでなく、そのニンジンのおいしさをアピールすることを忘れないでくださいね。
まとめ
今回の魔法の言葉5選は、いかがでしたでしょうか? お客様から指名をいただくには、いくつかの方法がありますが、特に大切なことは次のようなことだと思います。
それは、“お客様にファンになっていただく”ということです。これは、女の子個人だけでなく、お店自体もお客様に愛される存在になるということです。みなさんのお店は、お客様から応援したいと思っていただいているでしょうか?
お気に入りの女の子がいるお客様に対して、男性スタッフさんは、お店のファンになっていただけるよう努力する。
一方、お店のファンであるお客様のお相手をする女の子は、自分のこともファンになってもらえるように接客する。
女の子とスタッフさんがお互いに支え合うことでお客様から愛され、指名の多いお店になるのだと私は思います。女の子ばかりが指名をとるために努力するのではなく、スタッフさんもお客様に愛されるお店作りを心がけてくださいね。
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