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奥様特急グループ【一般職(内勤・スタッフ)】鈴木英樹さんのインタビュー記事

奥様特急グループ

2019年入社

鈴木英樹 (50歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:パチンコ店員

2023.1.12

40代後半で転職し、今50歳。「いつかは月給100万円」 そんな風に思える今が嬉しい

この記事のポイント!

  • 運転が大好き。ドライブなら何時間でも。それがなぜ内勤に?
  • キャストさんとのコミュニケーションこそが、成功のカギ
  • 上司が頑張りを見てくれる。どうせならとことん上を目指そう

パチンコ店に20年。エリアマネージャーにまでなったが……

あけましておめでとうございます。どうも今日は。新年早々、しかもこの寒い中をわざわざお越しいただいて。……ええ、僕の方は全然。実は今日はお休みなんです(笑)。

専門学校を卒業後、地元新潟で美容室に勤めました。キツかったですよ(笑)。美容師って拘束時間は長いし給与も低い。その上道具も高いんです。ハサミ1本だって5~20万円ぐらいして。

それでも25歳までは頑張ったんですが、その先はもうダメでしたね。30代40代となった時の将来を思い描けなくて、パチンコ店に転職しました。選んだ理由は単純にお金です。美容師上がりの自分でも、ゼロからやれる仕事かなと。

そこからトータルで20年近く勤めましたから、向いてもいたんだと思います。接客は肌に合ったし、頑張れば給与も上がるという会社だったので、やりがいもありました。最後には4店舗を任されるまでになって。

ところが46歳の時、肩を叩かれちゃったんですね。

「鈴木さん、そろそろ現場は若い子に譲りませんか」

悪い会社ではないので(笑)、追い出されたりはせず、裏方の仕事も用意してもらえました。とは言え給与は下がるし、与えられた業務に魅力も感じられなかったんですね。年齢を考えれば不安もあったんですが、思い切って退職することにしたんです。

運転が大好き。ドライブなら何時間でも。それがなぜ内勤に?

それでなぜこの業界に、というのは、やはりまず給与面ですよね。ネットで高収入の求人を探していたら、たまたま『奥様特急』が送迎ドライバーを募集していて。もうすぐに、「これだ」と思いました。

と言うのも、僕は車の運転が大好きなんですよ。ドライブなら何時間でもという感じで、それでお金がもらえるんだから、こんなに割の良い仕事はないじゃないかと。事実それからずっと楽しく働かせていただいて。

で、そのまま送迎だけしているつもりだったんです(笑)。でも3年目に入る頃だったかな? 人手不足から「内勤を手伝ってくれないか」と声を掛けられました。断るわけにもいかず、しぶしぶという形でオペレーションに携わることになって……。

振り返るとこれが僕の転機になりました。正直「新しい人が入るまで」ぐらいの気持ちだったんですが、この時はちょうどコロナ真っ盛りで、新潟ではお店がバタバタなくなったり、休業したりしていたんですね。

それに比べてウチはどうかと言えば、確かに一時売上は下がったものの、常連のお客様がいてくれていたおかげで、電話は鳴り続けていたんです。

「自分は恵まれているんだな」

あらためてお店の“知名度”に感謝する思いでした。まさに先輩達が培ってくれたブランド力のおかげで、僕らはコロナ禍を耐え抜くことができたんです。それがわかればもうドライバーも内勤もありません。「与えられた仕事を懸命にこなすべきだ」と、考え方が変わったんです。

キャストさんとのコミュニケーションこそが、成功のカギ

実際にやってみると、内勤の仕事にはすぐに馴染めました。前職での20年の接客経験を、電話応対やキャストさんと接する場面で活かすことができて。

これは僕に限らないと思います。何年か社会人をしていれば、業界未経験とは言っても、全くのゼロからのスタートではないんですよね。

幸いさっきも触れたように、『奥様特急』には既に十分なネームバリューもあります。大概の新人キャストさんは、デビュー直後に写真から多くのご指名を頂けるんですね。他店からの大きなアドバンテージとして、自分自身の働きやすさにも繋がっていました。

ただ、肝心なのは“その先”ですよね。リピーターを獲得するためには、笑顔や愛嬌と言った、彼女達の“おもてなし力”がカギになってきます。お客様アンケートを吟味したり、“できることとできないこと”をよく話し合って、個々の“ウリ”を見つけ出してあげるのは、スタッフの大きな役割です。

なので当然と言えば当然ですが、日々のコミュニケーションはとにかく重要。僕らでもそうですけど、いきなり「やれ」と言われて動く人間はいませんから(笑)。

挨拶から始まって、顔色をよく見たり、ときには服や髪を褒めたり……。何よりここはオフィスと待機室も近いですから、電話口でお客様に一生懸命キャストさんをアピールすることで、“信頼”を得ていくのが大事だと感じます。

大丈夫。ほとんどの子はわかってくれますよ。稼ぎたいのは僕らも彼女達も一緒ですから。

上司が頑張りを見てくれる。どうせならとことん上を目指そう

またウチではこうしたスタッフの頑張りを、上が見てくれているんですね。じゃなきゃ僕も「東京に行ってくれ」と言われて、「はい。行きます」とはならないですよ(笑)。こちらに来て今、ちょうど2か月になります。マネージャーという役職を頂いて。

昇給・昇格の仕組みもわかりやすいですよ。成果を出して店長になれば月給50万円、統括になれば100万円という形です。僕もせっかくこの業界に来た以上、そこまで行きたいなと……。

肩を叩かれて職を変えて、今ちょうど50歳じゃないですか。別の業界でまたこんな夢が見られるなんて、思いもよりませんでした。僕自身が一番驚いているし(笑)、キャストさんにも会社にも、感謝の気持ちでいっぱいです。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

「いずれは新潟店に戻りたいので、店長候補は大歓迎」と鈴木さん。次のスタッフが育ったら、すぐにでもお店は任せたいとのことでした。年齢も性別もなく実力主義の社風がとても魅力的で、僕自身少しグラッと来てしまった取材でした(笑)。

プロフィール

奥様特急グループ

鈴木英樹

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:パチンコ店員)

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