女性キャストの本音!好かれるデリヘルスタッフと嫌われるスタッフの特徴【女性管理・男性店員編】
風俗店は女性キャストの提供するサービスによって成り立ちます。
人気の女性キャストともなれば月100万円を稼ぎ、店の取り分と合わせて月200万円の売上を1人の女性があげていることに。お店への集客、口コミ評判、求人効果も含めれば、その影響は多大です。
そんな良嬢に育つであろう原石を見つけ、良嬢に入店・移籍してもらい、機嫌よく・モチベーション高く沢山出勤してもらい、退店を防ぐ。
これが、いわゆる「キャスト管理」「女性マネジメント」です。
はっきり言ってしまえば、「女性キャストを上手に管理ができるスタッフが、昇進・昇格するスタッフ」とも言えます。
女性キャストが男性スタッフに求めることは、基本はどの風俗業種でも同じですが、デリヘルならではの重要なポイントも存在します。好かれるデリヘルスタッフの特徴は下記の通りです。
- 予約の管理・配車手配が上手にできる
- 移動時間のロスが少ない
- 女の子のことを考えられる
- 「お客さんと部屋で二人きり」になる不安を取り除ける”頼りがい”がある
【仕事ができて、女の子のことを考えられて、頼れる】
この条件が揃っている人が、できるデリヘルスタッフです。反対に、それらが出来ないスタッフは、キャストから嫌われる傾向があります。
もし女性キャストから嫌われと、大切な在籍女性が退店し、他店に移籍する元凶になってしまうことがあるので要注意です。
この記事では、女性キャストに「好かれるデリヘル男性スタッフ」と、「嫌われるデリヘル男性スタッフ」の特徴を詳しく解説します。デリヘルスタッフとして働いている人、あるいは転職を考えている人は、是非チェックしてください。
この記事の執筆者
小野田みこ
18歳で風俗キャストデビュー。風俗業界歴10年目、全ての風俗業種でキャストを経験。努力で指名を取り、社会の厳しさとお金のありがたみを感じる。TOEIC800点、海外旅行好き。3年前風俗ライターになり、風俗で働く方に役立つコラムを執筆中です。
目次
キャストに好かれるデリヘル男性スタッフの特徴
好かれる特徴1. 効率的に予約を組める人
風俗嬢と呼ばれる彼女達はなぜ風俗で働くのでしょうか? それはお金を稼ぐためです。
キャスト女性はこう考えています。風俗で働くからには、そして出勤したからには「時間を無駄にせず、より多くのお仕事をこなして稼いで帰りたい」。
そして同時に、休息の時間も大切です。
女性キャストの仕事は肉体労働そのものです。数人の男性に接客し、次回出勤日も同じく…この繰り返しですので、身体やメンタルに負担をかけ過ぎないことも、女性本人の健康と、接客の質を保つ観点から大切なことです。
適度な休息の目安とは?
多くの風俗店では、店舗型であれば最低15分、ホテヘルなど移動を伴う業種なら移動時間を含め30分のインターバルを設けています。
中には、事務所からホテルまでの距離が短いことを理由に、20分のインターバルを設定しているお店もありますが、かなり厳しいお店になります。当然、風俗初心者か「切羽詰まった事情があり、とにかく稼げるお店であれば何でも良い」という女性でない限り、敬遠する理由になります。
そしてデリヘルの場合は、派遣先によって移動時間が異なるので、車内で過ごす時間を休憩に含めて考えることになります。理想は、どのくらい休憩時間があった方が良いかを、キャスト経験のある筆者が考えてみました。
メイクや髪を整える、小腹を満たす、接客ノートを書く、次の接客のため気持ちを切り替える…しなければならないことは沢山あります。
お客さんの当たりにもよりますが、60~90分のショートコースのあとは20~30分くらい、それ以上のロングコースのあとは30分くらいは、休憩の時間があると助かります。
好かれる特徴2. 女の子とコミュニケーションが取れて、個人個人の特徴を把握してる
上記の休憩の件も、もちろん女性によって、仕事中はガッツリと食事はしない、とにかく1本でも多くお仕事をしたいという方もいます。
その他全てにおいて、「何が一番ストレスになるか」「どれくらい無理をしてでも稼ぎを優先したいか」「体力はあるか、ないか」など、10人女性がいれば10通りの答えが返ってきます。
日頃から一人ひとりの女性キャストとコミュニケーションを取り、希望や個性を把握することが大切です。
私は本強客や柄の悪いお客さんは比較的平気であしらえるのですが、鼻が敏感で「臭い」家やお客さんがどうしてもダメでした。
一時期、支払に追われていた時はオーラス勤務をしたり、休みの日でも女性が少なければ出勤しましたが、普段はプライベートも大事にして緩めに働きたいキャストでした。人によっても時期によっても、女性の都合は変わります。
好かれる特徴3. 女の子の立場に立って考えられる
インターバルは15分。こう教えられたら機械的に15分の休憩時間しか取らないスタッフがいます。ご飯、いつ食べたらいいんでしょう。
「さっきのお客さん、プレイが乱暴でした」と言っても、インターバル15分。
「新しいドライバーさん、運転が荒かったです」と青い顔で帰ってきても、インターバル15分。
気が利かないにも程があります。女性キャストに「だから、アソコが痛いし血が出てるので、30分くらい休憩が欲しいんです」まで言わせるのは、できるスタッフとは言えません。
女性キャストの立場に立って考えられるスタッフであれば、自然に「大丈夫ですか」「出血したりしてないですか」「具合悪くないですか」「少し休みますか」という言葉が出てくるはず。
長時間の出勤なら、程よい時間帯に食事が摂れるくらいの長めの休憩時間を挟むのも同じことです。
8時間も出勤していて、プロレスさながら体を使ってくんずほぐれつプレイをしているのですから、【お腹が空くに決まってる】【この後、時間的に忙しくなりそうだし、今のうちに食事休憩を取らせてあげよう】と考えられるかどうかです。
好かれる特徴4. 女性を大事にしてくれる
ここまで読んで既に、女性マネージメントの上手なスタッフ像が思い浮かんできたのではないでしょうか。
女性キャストに好かれるのは、女性を大事にしてくれるスタッフなのです。
もし貴方が、こんな偏見を持っているなら要注意です。
- NGな偏見1. 女性キャストは「怠け者だから風俗でしか働けない」
- NGな偏見2. 女性キャストは「メンヘラで他の仕事は無理」
- NGな偏見3. 女性キャストは「エッチが好きな所謂好き者」
上記のような偏見を持っているなら、風俗スタッフとして働くうえで考えを改めましょう。そういう気持ちは、直接言葉に出さなくても、女の子に伝わってしまいます。
スタッフはお店に雇われているのだから、「お店のルール通りに女性を管理して、とにかく言うことを聞かせるのがスタッフの仕事」だという考える人もいます。それを女性への態度や言動に出してしまっては、女性は離れていくでしょう。よほど平均日給が他店に比べて抜きんでているお店でない限り。
気にかけてくれる、丁寧に対応してくれる、相談できる、問題があれば解決してくれる、そういった扱いが求められています。
好かれる特徴5. 仕事への理解や慣れ
とはいえ、いきなりそのレベルに誰しもが到達できるわけではありません。
仕事への理解や慣れも必要です。慣れは時間をかけて経験値を上げていくしかありませんが、女性キャストの仕事についての理解は、努力で経験不足を補うことができます。
- 女性キャストの話をよく聞く
- 元キャストの女性スタッフに教えてもらう
- 想像力を働かせる、ネットで調べる
- ベテランスタッフの女性マネジメントを見習う
働くお店が、風俗経験者の多い熟女店やお姉さん系のお店であれば、経験豊かな女性キャストに素直に教えてもらうのも一つの方法です。
未経験素人が多いお店であれば、一緒に悩んで親身になって解決案を模索することで、女性キャストからの信頼が得られることもあります。
真摯な気持ちがあれば、誰にでもチャンスはあります。
好かれる特徴6. トラブルの時に、頼りになる
滅多にないことですが、接客中にトラブルが起こることがあります。乱暴な客、理屈が通用しない客、ストーカー…。女性キャストは密室で大の男と二人きりになります。そして風俗は誰でも利用できるサービスです。
こう願わない女性キャストはいません。
デリヘルタイプのお店には、ガタイがいい、筋トレが趣味、元やんちゃ、今でも金髪、タトゥーあり、声がでかいといった強そうなタイプのスタッフが他の業種より多めなのはそのせいかもしれません。
とはいえ、最近は、大学卒業して間もないお兄さんスタッフや、オタク系のスタッフも結構います。女性キャストから愛のこもったイジられ方をしているスタッフもいます。
普段はそれでもいいけれど、イザという時は「任せて!」と言って欲しいというのが女性キャストの意見です。
見た目が冴えなくても、普段は少々イライラさせられても、トラブルの時に全面的に頼りになり守ってくれるスタッフは、輝いて見えます。そして一気に女性キャストからの株が上がるのです。
キャストから嫌われるデリヘル男性スタッフの特徴
基本的に、上記で述べたキャストから好かれるスタッフの対極が、嫌われるスタッフだと考えればわかりやすいでしょう。
嫌われる特徴1. 予約が取れない、予約キャンセル・失注させる人
受付が下手だと、1本のお仕事がキャンセルになることもあります。女性キャストの損失額は、最低1万円。デリヘルはロングが多いから、オプションや指名料も入れれば、スタッフの1回のミスで2万円損することもあります。週に2回やらかされると、4万円。地方なら家賃を払えそうな金額になってきました。
例えば、指名がなくフリー狙いの子でも、近場へのデリでショート×4本入れば3万円以上稼げます。なのにスタッフが下手な組み方や配車をして、前後ぽっかり時間が空いてしまったり、予約電話をくれたお客さんを断ったりして、ちゃんと指名を取れているにもかかわらず、その日は指名1本しかお仕事ができず日給2万円を切ることもあります。これは女性が怒るのも当たり前です。 こんな事が続いたら、移籍します。
さらにいけないのは、スタッフが反省しないケースです。「風俗だから仕方ない」「そういう日もありますよ」なんて笑って言われたら、「は?何がおかしい?何を笑っている?」と地獄の底から出るような声で詰めたくなる女性キャストは少なくないでしょう。
嫌われる特徴2. パツパツに予約を詰めまくる人
効率良く稼ごう、儲けようという気持ちは正しいのですが、全く余裕を持たずパツパツに予約を詰めるのは危険です。上手く回ればいいのですが、渋滞などちょっとしたことで全部狂います。地獄です。
そもそも、体を使ってサービスしている女性キャストに、適当な休息は必要です。男性の皆さん、エッチした後、即筋トレしますか。賢者タイムどころか寝てしまって、彼女から不興を買ったことありませんか。女性キャストは毎回あれくらい疲れてます。なのに、メイクも髪もボロボロ、フェラした後で歯も磨けない、すきっ腹の喉カラカラで次の仕事、次の仕事とエンドレス…「殺す気か」って言われます。
嫌われる特徴3. キャストを人間扱いしていない、大事にしていない
そうです。「自分がされたら嫌なことを人にしてはいけません」って幼稚園で習ったじゃありませんか。女性キャストはロボットではありません。お金を払うお客様に【サービス】を提供はしますが、女性キャストの体はあくまでレンタル商品であり、女性自身のものです。
「私も人間なんですけど」といったように、キャストから苦痛や不満や不安を強い言葉で訴えられたら、気が利かず未然に防げていないことを反省し、すぐに改善してくれるスタッフならまだ良いのです。
反対に、そこまで言わせているのに、「大したことないから大丈夫でしょ」という態度や言動を取るスタッフは、女性キャストから見れば最悪です。
嫌われる特徴4. トラブルの時に頼りにならない
もう、これは論外です。「何のためのスタッフ(何のためにお店の取り分が半額)なのか」と間違いなく不満を抱かれます。都合が悪くなると逃げ隠れする上司って、昼の会社でもたまにいます。
信頼されてないどころか、部下から密かに軽蔑されている存在です。まして風俗店でそれをしたら、女性キャストたちからの信頼はガタ落ちです。
まとめ
風俗店では、女性キャストを管理ができるスタッフが昇進・昇格します。女性キャストから嫌われ、大切な在籍女性が退店し他店に移籍する元凶になってしまうスタッフは、お店にとって最悪のスタッフです。
風俗嬢が男性スタッフに求めることは、基本的にどの業種でも同じです。仕事ができて、女の子のことを考えられて、頼れるスタッフが好かれます。しかしデリヘルならではのポイントもあります。
- 移動時間のロスがないよう、予約や配車の手配が上手にできる。
- 無店舗型ならではの不安「お客さんの部屋で二人きり」。この心配を取り除けるフットワークや頼りがい。
この2つをしっかり意識することが、デリヘルで女性キャストから信頼されるコツです。そのためには、デリヘルスタッフの仕事の流れをしっかり理解し、女性キャストの立場に立って考えることと、一人一人異なる女性キャストの気持ちを理解するため日頃からコミュニケーションを取ったり観察することが大切です。