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風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

一般職(内勤・スタッフ)】米村涼さんのインタビュー記事

2018年入社

米村涼 (26歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:服飾業界

2021.7.15

バイトさえしたことのない23歳。そんな自分でもやれた。高収入を得て、前向きに

この記事のポイント!

  • 給与以外に、食事手当に寮に業績給。昇給も魅力に感じた
  • 業務の把握は少しずつ。段階的にステップアップできる環境
  • “型”を押しつけない。そして、コミュニケーションはよく取る

“食えないレベル”の低い給与。上京から3年を経た時

高校卒業後、服飾業界にいました。小さい頃から洋服が好きで、自分で作れたら楽しいだろうなと。

ところが給料がバカみたいに安かったんですね(笑)。もう食えないレベル。一般の衣服だけではなくて、演劇の舞台衣装を作ったり、それこそナイトワークのドレスを作ったり、仕事自体はすごく楽しかったんですが、“先”が見えませんでした。

おまけにそんな経済状況だったので、僕は彼女に食べさせてもらっていたんです。次第に「このままで良いはずないよな」と思うようになって……。

気がつけば20歳で福岡から上京して、3年が過ぎてもいました。「そろそろ節目かな」と、転職を決意したんです。

給与以外に、食事手当に寮に業績給。昇給も魅力に感じた

風俗業界に行こうと思ったのは、やはり収入の部分が大きいです。アルバイトさえしたことのない23歳が“ゼロから”となった時に、一般の会社では月給20万円だって厳しいだろうと思ったんですね。

実際Webで検索してこのグループを受けると、当時でも最初から月給28万円頂けるということでした。これに成果で業績給が付くし、食事手当が1日1,000円支給されます。更に寮としてオートロックのワンルームマンションが2万円で借りられました。

「ほんとかな?」とちょっと疑ったぐらいでしたね(笑)。たぶん今の初任給は、もっと高いはずですよ。

経験がないという部分も「気にしなくて良い。教えるから」ということでしたし、昇給も魅力に感じました。「ここなら」と思えたんです。

業務の把握は少しずつ。段階的にステップアップできる環境

とは言え「自分にできるかな」という思いはあったんですが、業務も少しずつ教えてもらえる環境でした。

初めはお客様を席にご案内して、女の子を呼ぶところから。そしてホールを回ったり、待機室で女の子達の様子を確認して、先輩に報告という感じです。後は備品の管理や清掃ですね。2、3か月もすると、逆に自分も店全体を見られるようになって……。

女の子のシフト管理やサポートまでするようになったのは、僕の場合だいたい1年ぐらいですね。この頃になると、成果も多く出せるようになって、コンスタントに業績給が付き始めます。“やりがい”に繋がる部分ですよね。

“型”を押しつけない。そして、コミュニケーションはよく取る

この仕事は“キャスト在籍数=集客数”みたいなところがありますから、女の子のマネジメントは重要です。でも何と言うのかな、僕はあまり難しいと感じたことはなくて。

注意しなければいけないのは、“型を押しつける”みたいなことは、してはいけないということ。女の子達はみんな収入面でのメリットを感じて入店するわけですけど、事情は様々ですから。

例えば本職の給与にプラスが欲しかったり、夢のためにお金を貯めたかったり、もちろん単純に欲しいものがあってという子だっています。目的も目標額もそれぞれだからこそ、1人ひとりに合ったアドバイスが必要になって来るんですね。

そして“よく見る”というのも大切です。

「ちょっと元気ないかな?」

気になったらちゃんと聞いて、コミュニケーションを図ります。確かにピンクサロンという業種は忙しい時にはたいへん忙しいです。お客様でホールが満席という時には、何を置いてもサービスに集中しなければいけません。ただ、それもずっとじゃないですよね。

「あれ?」と思ったら頭の片隅に入れておいて、時間が空いたら「大丈夫?」と待機室を覗いてみるんです。もちろんこちらが心配していただけで、何もなかったということもよくあります(笑)。でもそれで良いんですよ。こうした日々のやりとりが、スタッフと女の子との信頼関係にも繋がるんです。

気遣いと、成果への報い。前向きでいられることに感謝

で、考えてみると、自分がそんな風にできているのって、先輩達のおかげなんですよね。未経験入社の自分を「平気か。元気か」と気にかけていただいて、だから今の自分があるというのは、強く感じます。あの時ここに決めて良かったなと。

自分が特別もの覚えが良いとか優秀とか、そういうのは正直全然感じないので(笑)。ほんとに年齢や経験は関係なく、コツコツと業務に向き合う姿勢さえあれば、誰でも活躍できる仕事だと思います。

さっきも言いましたけど、業績給や昇給という形で、成果には報いてくれる環境ですしね。今副主任という立場ですが、僕もいずれ主任に店長にという気持ちで日々仕事をしています。

前向きになれる職場。一番の感謝は、そこかもしれません。後輩にもきちんと引き継いでいきたいですよね。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

「自分でもやれた」と繰り返し語っていた米村さん。でも20歳で上京し、薄給に耐えて夢を追った時代があったからこそ、今現在の頑張りと、何より仕事への感謝があるのだと感じます。店長になられた際には、またぜひインタビューさせてください。

プロフィール

米村涼

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:服飾業界)