風俗男性求人はFENIX JOB

前職は雀荘のスタッフ。“好き”を仕事にでき、幸せだったが……

高校卒業後、上下水道工事を請け負う会社に就職しました。でも、1年半で辞めてしまって……。

理由？（笑） あるお宅で業務に入った時に、現場の監督に「夕方まで寝てていいよ」と言われたんですね。

要は工事なんてしていないし、そもそもいらないんですよ。建物に穴を開けてまた塞いで、さも何かしたようなフリをするだけ。それを知ったら、胸が痛んで働けなくなってしまったんです。

その後はパチンコ屋さんに勤めました。幸い良いお店で、嫌なことも全然なく8年在職。ところが今度は僕、麻雀にハマってしまうんですね。「これを仕事にしたい」という思いが年々強くなって、結果雀荘のスタッフになっちゃいました（笑）。

初めの頃はもう、趣味で暮らせる幸せでいっぱいでしたね。稼ぎも悪くはなかったんですが、これも8年目かな？　付き合っている彼女に「ちゃんとした職に就いてほしい」とお願いされてしまったんです。

僕自身は、雀荘で働くことに後ろめたさはありませんでした。ただ将来も考えている相手からそう言われると、「そうか」と。ずいぶん悩んだんですが、最終的には転職を決めたんです。

社会保険。企業理念。お客様への“思い”。「ここなら」と思えた

それでなぜこの業界に、というのは、本当にたまたまです。今も言ったように、雀荘の給与は悪くありませんでした。このため同じように“高収入”というワードでネット検索していたら、一覧にナイトワークも引っ掛かってきたんです。

「そうか。こういう選択肢もあるんだ」

中でも『恋愛グループ』に決めたのは、まず社会保険ですね。彼女に「きちんとした会社」と耳が痛くなるほどお願いされていましたから（笑）、第一条件にしていたんです。

また面接を受けた時に、自分自身「ここなら」と思えたのも大きくて。企業理念があったり社訓があったり、何よりお客様への“思い”が語られるのを聞いて、サービス業者として信頼できると感じました。きっと誇りを持って働けるなと。

実は他の大手も2社ほど受けていたんですが、そちらはお断りするほどでした。なので受かった時には、本当に嬉しかったのを覚えています。

マンツーマンの指導。全くの“ゼロから”でも心配なかった

とは言え入社時は不安でいっぱいでした。僕は風俗の利用経験さえ全くのゼロ。リアルに何も知らなかったんです。

それでもやれたのは、何と言ってもマンツーマンで教えてもらえたからですよね。最初のうちは座学で社と仕事について学び、ホールやフロントで先輩の様子を眺めてという感じでした。わからないことはその都度聞いて。

並行してWebサイトの更新も覚えていくんですが、振り返るとこれが良かったと感じます。頻繁にテキストや写真を見るので、キャストさんのことをよく知れたし、お店のコンセプトや料金システムを頭に叩き込むことができたんです。

やがてひと月もすると、自分1人でご案内ができるようになりました。ここでも先輩から「今のはこうしよう」とか「こういう表現の方がより良かったかも」という形で、接客の度にアドバイスを受けられて……。

おかげで2、3か月で一通り接客はは身に付けられました。キャストさんにシフトのお願いをしたり、日々のサポートを行うようになったのは、だいたい半年目ぐらいですね。思っていた以上に、早く1人立ちできた気がします。

これは僕に限りませんよね。事実未経験で活躍している方が、ウチにはたくさんいますから。

みんなが接客に全力。出世は成果次第なので、やりがいがある

おかげでお世話になって3年半になるんですが、今でも驚くのはリピーターの多さですね。お店には地元の方だけではなく、しばしば出張のお客様もお越しになって。

「やっててくれたんだ。懐かしい。何年振りだろう」

もう『恋愛』には20年の歴史があるので、こういった方も少なくありません。店舗の売上はお一人おひとりのご利用の集積なので、たとえ数年ぶりでも、これは小さい出来事・数字ではないんですね。

例えばこのお客様が、ウチを“すすきのの良いお店”として、同僚の方に紹介してくださったとします。そしたら今度はその方が、札幌出張の際にいらっしゃるかもしれませんよね。口コミの力って、すごく大きいんです。

だからなんですね。僕らスタッフはみんな、いつも接客に全力です（笑）。ウチに歴史があり、全国にお店を出せている理由は、働いてすぐにわかりました。

同時にそうして日々頑張っていれば、昇給・昇格という形で応えてくれる会社なので、“やりがい”もあるんですね。成果次第で上に行けるので、意欲のある方ほど出世も早いかなと……。

実は僕も、しょっちゅう先輩に言われるんです。「もっと欲出しなよ」とか「気持ち次第で店長になれるのに」って。

僕の課題ですね。きっとあまりに居心地が良くて（笑）、現状に満足しすぎなんだと思います。これを読む新人さんに追い抜かれないように（笑）、そろそろ気合いの入れなおしです。

取材後記

執筆者

松坂 治良

「とにかく環境が良い」と小玉さん。最後は謙遜で終わったインタビューでしたが、何と言っても全国展開中のグループです。店長となられる日も、そう遠くはないのでは？　キャリアアップの際に、またぜひお話を伺わせてください。