風俗男性求人はFENIX JOB

幼い頃から車好き。念願かない、20歳で中古車販売業者に就職

小さい頃から車が好きで、高校卒業後は自動車の設計を学ぶ専門学校に入ったんです。ところが半年で中退してしまって。

当然と言えば当然なんですけど、授業では図面を描いたり、パソコンの前に長時間座ったりという感じだったんですよね。もともと勉強があまり得意ではなく（笑）、自分には合わない世界だなと……。

その後20歳で中古車の販売業者に就職。受からないとあきらめていたほどの大手でしたし、好きな車のご案内ができるわけですから、「念願かなって」ですよね。幸い結果も残せて、わずか半年で副店長に抜擢されました。

福利厚生や待遇は、企業として真っ当。新ツールの導入にも貪欲

それがなぜこの業界に、というのは、6年を過ごす間に、他の世界を見たくなったんですね。

また基本的に商談や納車はお客様の希望が最優先ですから、労働時間は長いし、休みもあってないようなもの。この点からも「環境を変えたい」と考えるようになりました。

中でも『恋愛グループ』だったのは、こういう言い方は少しあれですけど、ちゃんとしていたんです（笑）。他も受けはしたんですが、そちらは説明があやふやだったり、応対してくれた店長からもいい加減な印象を受けて、「大丈夫かな？」と。

一方で、ウチではまず東京本社とのZoom面接だったんですね。偏見があったわけでもないんですが、こんな風に一般企業と同じように、「新しいコンテンツやツールを導入している会社もあるんだ」と驚いたのを覚えています。

同時に交通費支給、社会保険完備、賞与も半年に1度という形で、福利厚生や待遇も前職と変わりませんでした。逆に基本の実働は9時間ということで、労働条件は前よりずっと良い。無事内定も頂けて、大きく心を動かされました。

他業界でも採用通知。それでも『恋愛』を転職先に選んだ理由

最後は他業界との比較ですよね。実は僕、外資系のコンサルの方でも採用通知を受け取りました。給与も悪くはなかったんですが、それでも『恋愛』を選んだんです。

理由は好奇心ですね。友人、知人、先輩、周りを見渡しても、この業界で働いている方には会ったことがありません。それなりの営業経験はありますから、コンサルなら再度いつでも応募ができる。だったらむしろ、自分の今の「おもしろそう」という気持ちを優先しようと決めたんです。

実際入社してみると、風俗店を利用したことがないのもあって、色んなことが新鮮で。とりわけ前職と異なるのは、車は“モノ”、ここでで提供しているのは“人”のサービスということでした。

例えば当たり前ですけど、“購入する”という予約が入ったら、車はそこにあります。でもキャストさんは僕らと同じ人間ですから、ご指名が入っていても、体調を崩して休んじゃうことはあるわけです。

重要なのはこの後のオペレーションですよね。個々のお客様にお詫びのご連絡を入れて、次回あらためてまた彼女にするのか、それとも今日別の子にするのかお話し合いをしたり……。

「別の子で」と決まったら決まったで、当のキャストさんにご説明をして「どうかよろしくお願いします」と頼みます。もちろん休んだキャストさんのケアも大切ですよね。

目の前の仕事に向き合えばいい。キャストさんは見てくれている

ただ、かと言って「大変か、キツいか」というと、そういうわけでもないんです。入社以来1年4か月、キャストさんとのコミュニケーションに苦労した記憶もありません。

結局大事なのは、これは『恋愛グループ』の社訓にもあるんですが、“感謝”だと思うんですね。キャストさん達はそれぞれに理由があって、この仕事をすることになった。そして『恋愛』を選んでくれた。

そこに何より「ありがとうございます」の気持ち。彼女達がいなければ、この事業は成り立たないわけですから。

それがわかれば、おのずと余計なことは考えなくなります（笑）。電話応対でもフロントでの接客でも、「どうやってこの子をアピールしよう」と思うし、「〇〇さん最高です」とお客様のアンケート結果が良ければ、自分のことのように嬉しくて。

こうした日々の様子を、キャストさんも見ているんですよね。「スタッフも頑張ってる」と感じてくれれば、「少しご指名が減ってきたかな」という時に、「相葉さん『写メ日記』の件でちょっと」という感じで、相談してくれるようになります。

だから僕としては、考え方はすごくシンプルですね。スタッフはただ一生懸命、目の前の仕事に向き合えばいい（笑）。そうすれば“背中”を見て、キャストさんは僕らを信頼してくれます。自然にコミュニケーションもスムーズになるんです。

成果を出せば昇格で、今では主任。副店長⇒店長の道を歩みたい

僕自身で言えば、この2月に主任に昇格して、より“数字”を意識するようになりました。店舗の利益を伸ばさなきゃいけない。そして店舗の利益って、キャストさん達の売上の積み重ねですからね。1人ひとり「漏らさず稼いでいただく」ぐらいの気持ちでいます。

また先日社長から、こんなアドバイスを受けたんです。

「媒体をもっと活用していこう。店舗で動かして、結果まで追うようにしていくと、次に打つ手が見えてくるよ」

つまり今まではキャストさん、お客様という面だけだったのが、店舗、グループ全体というところまで、フィールドが広がっていて。

その意味でおそらく、仕事はこれからますますおもしろくなっていくと思います。昇給・昇格の査定は年2回あって、自分が成果を出せば、こうして上に引きあげてもらえるのが良いですね。いずれ副店長⇒店長という流れで、もっともっとステップアップしていきたいと考えています。

月々の売上が良いと、“達成給”が給与とは別に出るんです。これも励みになるし、「今月もあと少し。がんばろー」みたいな感じで、チームワークの良さにも繋がっているのかなと。先輩後輩、同僚、人間関係の面でも、すごく働きやすい職場だと感じています。

……なので読んでいる求職者の方、ぜひ（笑）。一緒に土浦を盛り上げましょう！

（インタビュー：松坂治良）

取材後記

執筆者

藤野 りさ

社長から直接アドバイスを受けられるなんて、羨ましいですね。これこそが『恋愛グループ』20年の歴史の答えなのかもしれません。私自身、仕事面で大いに参考になりました。ぜひまたお話を聞かせてください。