風俗男性求人はFENIX JOB

先輩たちの等身大メッセージ
VOICE

ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

一般職(内勤・スタッフ)】山本和さんのインタビュー記事

2018年入社

山本和 (24歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:Web系事務(建設事務所)

2022.2.7

何も知らず飛び込んだ業界は、“新鮮、おもしろい”。“頑張れば昇給”も、やりがいに

この記事のポイント!

  • デザイナーではなく、内勤スタッフに。「あり」と思えた理由
  • 何が“差”を生むのか。ニーズは異なっても“接客の基本”は同じ
  • 頑張りはしっかり給与に反映。ステップアップしていきたい

地元広島できちんと就職。でもどうしても、東京に出たかった

中学校の頃から、ITに興味があったんですね。ネットに触れるだけではなく、プログラミングを齧ったりもしていました。そのまま専門学校にも進んで。

卒業後20歳の時、知り合いの紹介で建設事務所に入ったんです。ソフトを使って設計の修正をしたり、施工現場の様子を撮影してファイリングしたり、主にWeb系の事務作業を担っていました。ただ僕、そこを半年で辞めちゃったんですよ。

両親に引き留められていたんですが、どうしても地元の広島を離れたかったんですね。お恥ずかしい話なんですが、何も考えず、次の職も決めずに上京してしまって……。従兄弟の部屋に居候しました。

とは言え、そんなことをして遊んでいられるのも、半年が限度ですよね(笑)。貯金が尽きてしまって「働かなきゃ」と。

「住むところがあって、すぐに稼げる仕事」

そう考えた時に、この業界が浮かびました。Webデザイナーやプログラマーで求人を探して、一番条件の良かったこちらに応募した感じです。

そう言えばFENIX JOBさんからでしたよ。いや、お世辞を言うわけじゃないです(笑)。ほんとです。“高収入 男性 求人”で検索したら、上位にいました。

デザイナーではなく、内勤スタッフに。「あり」と思えた理由

内勤スタッフとして働くことになった理由は、面接です。当時21歳の僕は実は、風俗の利用経験が全くなかったんですね。なので業態の区別も付いていない状態で。

「ウチは色んな業態を展開しています。そして業態が違えば、女の子も違う。それにホームページを作るには、コンセプトも理解しないと」

だから業務の把握のためにも、まずスタッフをしてみませんかと。店長の言葉は、スッと納得できたんですね。

また給与の上がり方もスタッフの方が大きいということで、素直に「チャレンジしてみよう」と気持ちが切り替わったんです。Webは趣味でも幾らでも触れます。あんがい大好きなことを職業にしてしまうと、苦しいかもしれませんしね。

専門学校時代に地元のゲームセンターでアルバイトをした経験もあって、「接客も嫌いじゃないし」という思いもありました。僕、もともと前向きなんです(笑)。楽しく働けて見返りもあるなら、職種は何でも良いじゃないかって。

実際ホテヘル、デリヘルと経験して、2年半前にはここで風俗エステの立ち上げにも参加させていただきました。さっきも言ったように何にも知らない世界でしたから、振り返ると新鮮で、たいへんよりもおもしろいことの方が多かった気がします。

何が“差”を生むのか。ニーズは異なっても“接客の基本”は同じ

業態が変わると難しい? うーん……確かにそれぞれでお客様のニーズだって異なるとは思うんですが、“接客の基本”と言えば良いですかね、そこはホテヘルでもエステでも変わらない気がします。

例えばウチは未経験の女の子が多いんですが、一方でエステのお客様は、サービスに“スキル”を求める傾向が強いんです。なので事前にしっかり業務のレクチャーをしますし、最近で言えば、一般メンズエステの講師をお招きするようなこともあります。

ところが立ち上げからお店を見ていて気づいたんですが、女の子の人気ランキングは、決してスキルの順番ではないんですね。それどころかなかなか上達しないという子でも、ご指名で埋まることさえあったんです。

何が違うのか。最初は「容姿かな?」と思ったんですが、基本的にウチの子は、全員がそこじゃ負けないんですよね(笑)。差が付くのは“一生懸命さ”なんです。

もちろん施術がうまいに越したことはないですけど、下手でも“こちらのために”努力している姿は、決して悪印象にはならない。むしろ好感を持つお客様が多いんです。

現に後々お店の看板になるのは、そういう子だったりするんですよね。どの業態でもお店でも、まず大切なのは“気持ち”なんだと思います。

頑張りはしっかり給与に反映。ステップアップしていきたい

女の子達に触発されて、僕も自分なりにですが、頑張ってきました。入社面接で聞かされたことではあるんですが、このグループの良いところは、そこをちゃんと上が見ていてくれて、給与に反映されるんですね。

試用期間は手取りで月25万円ぐらい。それからひと月ごとに1万2万と上がって、半年ほどで30万円になりました。主任の今は35万円。更にここに大入手当や歩合給が付くので、40万円ぐらいにはなります。

広島時代は22、3万円でしたからね。それだけでも東京に来て良かったと思うし、結果的にデザイナーではなく、こちらにして正解だったなと(笑)。

おかげさまで人気店なので、新店計画は常にあるんです。現状に満足しないで、副店長、店長という形で、どんどんステップアップしていきたいです。……正直、お給料はもっともっと欲しいので(笑)

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

もともと前向きという山本さん。新井店長によれば、キャストさんにも頼りにされているそうです。当初望んだ職種にこだわらず、状況を楽しむ姿勢が印象的です。組織で上に立つのは、こういう方なのかもしれませんね。

プロフィール

山本和

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:Web系事務(建設事務所))