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熟女総本店【一般職(内勤・スタッフ)】糸井知憲さんのインタビュー記事

熟女総本店

2018年入社

糸井知憲 (38歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:副社長(風俗店)

2018.8.29

副社長の座を捨てて、ゼロから再スタート。マンネリを壊したかった

この記事のポイント!

  • 40手前の転職。人を使う立場から使われる立場へ
  • 「オレがオレが」じゃ絶対ダメ。まずは実力を付けよう
  • やっぱり夢がなくちゃ。目指せ、最強の50代

副社長まで登りつめた自分が、もう一度ゼロ地点に

出身? 大阪生まれの大阪育ちです。悪そうなやつだいたい友だち……でもないけど(笑)。

業界歴は長いんですよ。以前は人を使う立場まで行きました。

それがまあ、今は一から掃除をしているんですね。前は部下がしてたなあって、掃除1つ取ってみても、そのときの部下の気持ちを想像したりします。自分の若いころを思い出したりね。

24歳でしたかね。業界に入ったのは。「任されてるんや」っていう責任感が気持ち良くて、頼りにされていると思うと、自然にモチベーション上がりました。この業界はどこよりもスピーディーに出世できるんで、それが心地良いんですよね。

高い役職までもらえて、職場のありがたみも分かっていて、どうしてそこを辞めたかっていうと、古さを感じたんですね。

悪くないお店だったと思うし、しっかりしていたグループだったとは思うんですけど、何て言えばいいかな、ガラケーみたいな感じ。限界を感じたんです。

ガラケーって良いものだと思うし、未だに愛用している人だっているでしょう? でもどう考えたって廃れていくのは目に見えているでしょう。どんなにがんばっても、時代はスマホなんですよ。固定客と一緒に、ノスタルジーに浸っている場合じゃなない気がして……。

飛び出すときにこのお店を選んだのは、ちょっと確かめたかったっていうのもあるんです。同じような熟女店で、暇なところもたくさんあるんですよ。なのに熟女総本店だけは繁盛していた。どうしてだろう?って。

何となく売れることってないんですよ、この時代。流行っているなら、その理由は必ずあるんです。そこで自分の今まで積み重ねてきた経験も力量も、試してみたかった。

「ガラケーの世界にいた自分がスマホの世界でやれるんか? いや、やるんや!」って、もう一度自分に発破をかけてみたんです。

「オレがオレが」じゃ絶対ダメ。まずは実力を付けよう

入ってみたら、ここはお店自体のレベルがすごく高い。女の子の魅せ方とか、店の宣伝とか広告なんかについても、みんながみんなやる気があります。

それに適材適所って言うんですか。それぞれのポジションをそれぞれがみんなうまくこなしています。ちゃんと司令塔がいて、誰にパスすればうまく回るとか、チームの連携が取れているんです。

前の会社の気持ちのままでいたら、僕は「自分が自分が」って、どんどん前に出ていった気がします。「こいつを蹴落として」とか「役職に付いて」とか、そういう気持ちを否定するわけじゃないけど、それだけだと、これからここで、ある程度までしかいけないでしょうね。

自分に実力が伴わないとダメなんです。人間にはそれぞれ個性がありますけど、実力が伴わなかったら、個性を使いこなせません。人脈だって作ろうとしても、広がっていかないんですよ。「なんやあいつ」で終わりです。

エラい立場にいて、こういうことが見えなくなっていたと思うんです。でもここやり直すことによって、知らなかった利益の上げ方だとか、店のつくり方とかをゼロから学べています。今は、自分に実力を付けているところですね。

まずは人に認めてもらわなきゃ。実力が付けばね、周りは前に出ようとしなくて、その人を上に上にって、押し上げてくれるようになるんですから。

もちろん給料は以前よりグンと下がりましたよ。平社員ですから。だけどこれから自分が学んで成長して稼げるようになるって考えると、この歳でもワクワクしますよ(笑)。

やりがいは最高です。暇な店じゃないんで。多いときには30本、40本と電話が鳴っています。その電話のやりとりだけでも2時間、3時間はあっという間に過ぎてしまう。それをいかにミスなくこなすか、まるでパズルゲームのような感覚です。“ピタッ”とうまくはまると、めちゃくちゃ気持ちが良い。

やっぱり夢がなくちゃ。目指せ、最強の50代

この歳で役職まで付いていたのに、勇気あるなって思います? でもね、もしあなたの仕事がマンネリ化しちゃってるなら、早いうちに動いた方がゼッタイいいですよ。40代になったら守りに入ってしまうだろうし。人生を変えたいなら、行動は早い方がいい。前の地位を投げ打ってでも、僕はここに来て良かったと思っています。

売れない商品の営業ってつらいでしょう? 自分でもよくないと思っているのに、えんえんとお客様に説明して、買う気になっていただくの待つ……。あれは時間のムダですよ。やっぱり売れる商品のある店に行かないと。そこでがんばればトップセールスマンになれる道筋だって見えるでしょう? 高い収入だって手に入る。

そのためには情報収集力って大切です。転職に抱く人の不安要素って十人十色だと思いますけど、僕のケースも情報の1つにしていただいて、その10人のうちの1人でもいいから、不安が取り除けたらと思います。

ここは伸びますよ。半年で給料が50万以上になるって、なかなかないですからね。売上があるから社員に還元できるんですよ。

やっぱり夢がないとね。ここは希望を与えてくれる会社だなと、僕は思う。前は僕が夢を与えなきゃいけない立場だったんですけどね(笑)。残念ながら前の会社で、僕はそれをできていなかったかもしれない。だからこういう記事を読んでもらって、勇気付けられる人がいてくれたら嬉しいです。

僕はもうすぐ40歳。でも、最強の50代を目指しますよ(笑)。

(インタビュー:新海亨)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

業態や転職に対する思いは、色々なお店で経験を積まれた糸井さんだからこそ、語れることだと感じました。記事中にもありますが、「前職では与えられなかった夢を、次の世代に与えていきたい」という言葉には、業界やこの仕事に対する熱いものを感じました。ついていきたくなるような兄貴! 最強の50代、期待しています。

プロフィール

熟女総本店

糸井知憲

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:副社長(風俗店))

糸井知憲さんがハタラク会社はこちら

熟女総本店

デリバリーヘルス(デリヘル)

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企業名 熟女総本店
業種 デリバリーヘルス(デリヘル)
事業内容 無店舗型風俗店の企画、運営。