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熟女総本店【総合職(店長・幹部候補)】桂木晋吾さんのインタビュー記事

熟女総本店

2013年入社

桂木晋吾 (41歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:営業職

2022.8.5

1年に月額1万円昇給する人、5万円10万円と上がる人。両者の違いは、一体どこに?

この記事のポイント!

  • 「当然だろ」。初めはサラリーマン時代の“常識”が抜けなかった
  • 個々のキャストさんに向き合うことが、出勤数と売上に繋がる
  • “フツーに”頑張れば高収入を手にできる。そのことは忘れないで

30歳目前の業界入り。最初から“自分が社長”を目標にしていた

もともとは関東で営業職をしていたんです。大学を卒業してからずっとですね。浄水器なんかのルートセールスが主でしたけど、若い駆け出しの頃は、営業成績を上げたくて、飛び込みでご訪問みたいなこともやりました。

その後知人の紹介で、現像液の成分分析の職に就いたんです。ちょっと特殊な仕事。ただ内勤ではあるし、何より待遇が良かったんですよ。28歳まで2年半やったのかな? 初めての転職でした。

やがて業界入りしたのが翌年です。動機?(笑) とにかく起業したかったんです。「社長になりたい」という思いが、社会人になってからずっと心にあって。

極端な話、デリヘルは事務所になる部屋と携帯電話1つあれば始められます。経費のほとんどは人件費なわけで、元手もそれほど掛からない。他の業界に比べると、新たな事業を始めやすいと考えたんです。

年齢も30歳を迎えようとしていました。動くなら今しかないなと。心機一転、住む場所も大阪に移して、スタッフ求人に応募してみたんです。

「良いじゃないか。応援するよ」。オーナーの理解も得られた

自分の中で“起業までの期限は3年”と決めていました。それだけかけても開業資金が貯まらない、ノウハウも身に付けられないということであれば、向いていないんだろうなと。きっぱりあきらめて、サラリーマンに戻るつもりでした。

そこに転職した理由は、大手でもなく、かと言って個人店でもなかったので、正直スピード出世がかないそうだったんです(笑)。仕事を任せてもらえるのが早ければ、スキルも習得しやすいと考えました。

またオーナーに理解もあったんですね。「3年で自分のお店を持ちたい」という僕の言葉に、「良いじゃないか。応援するよ」と返してくださって……。

おかげさまできっちり3年後の2013年に、無事独立することができました。そこから現在までの間に、『熟女総本店』として2店舗ですね。来年には10周年。まあよくやっている方だと思います(笑)。

「当然だろ」。初めはサラリーマン時代の“常識”が抜けなかった

“なぜ独立する実力を付けられたのか”というのは、実は今伸び悩んでいるスタッフや、店長を目指す若い子にするアドバイスと一緒なんですね。

“1人ひとりを大切にすること”

僕も業界入りしたばかりの頃は苦労したんです。サラリーマン時代の“常識”が抜けなくて、キャストさんの遅刻には厳しく当たり、当欠(当日欠勤)は強く注意しということを続けたら、見事に全員にそっぽを向かれてしまって。

「当然のことを言っているだけなのに」って、最初は不思議でした。でもこんなところでつまづいていたら、起業どころか店長やエリアマネージャーの道だって夢のままですよね。「考え方を変えなくちゃ」と……。

個々のキャストさんに向き合うことが、出勤数と売上に繋がる

で、だんだんわかってきたんです。そこも今のウチと同じ奥様店でした。お子さんがいたり、やむにやまれぬ出来事があったりと、キャストさんにはそれぞれ色んな事情があるんですよね。

それにいつもいつも良いお客様というわけにはいかないですから、ときにはメンタルだってやれちゃう。だから画一的に“社会人の常識”なんて振りかざしちゃダメなんです(笑)。

来たくても来れない気持ちをわかってあげなきゃいけない。出勤数を確保したいなら、「お店に行きたい」と思ってもらえる話し方をするべきなんだと気づきました。

「あー間に合わないですか。めっちゃ残念。ご新規様の指名があったんです。すごく感じの良い方で」
「……そこ休むと今月目標額行かないかもです。振替で半日でもほか出ますか? 集客自分頑張るので」
「〇〇さん口コミめちゃくちゃ良いですよ! ありがとうございます。僕らも大助かりです」

僕の場合もそうでしたけど、こうして自分なりに気配りして動き回っていれば、キャストさんも悪い気はしないですし、「こいつも一生懸命やってるな」と思ってくれるものなんですね(笑)。うまくお店が回るようになります。

結局このビジネスって、個々のキャストさんの頑張りの集積なんですよね。繰り返しになりますけど、グチでもなんでも1人ひとりに向き合って、その人に合わせた対応、アドバイス、マネジメントをすることが、結果と売上に結び付くんです。

1年ごとに、月額1万円は必ず昇給。でも10万円上がるケースも

これがわかるだけで、業務の習得も出世もぐんと早くなると思います。実際『熟女総本店』では、毎年どんなスタッフにも月額1万円の昇給はお約束しているんですが、中には5万円、10万円という形で月給が上がるケースもあるんですね。

何が違うか、というのはやっぱりコミュニケーションなんですよ。キャストさんに目配りできるスタッフは、後輩やお客様に対しても丁寧で、自然に成果を出せていると感じます。店長ともなれば収入は売上次第で青天井ですよ。月給100万円は、充分目指せる数字だと思います。

“フツーに”頑張れば高収入を手にできる。そのことは忘れないで

最後に付け加えると、僕はサラリーマンを経験したこともあって、交通費の支給だとか、社会保険の完備というのは、開業当初から意識していました。当たり前の環境にしないと、一般業界の方から「転職したい」とは思っていただけない気がして。

オーナーとしてはせっかく頂いたご縁。入社してくれたなら、長く続けてほしい思いもあります。なのでさっきも言いましたけど、年1万円の月額昇給は、どんな方にも約束してあげたいなと……。

ただその一方で、なんですよね。僕は自分のやったことが難しかったとは思っていなくて。どんな方も“フツーに”頑張れば高収入を手にできるし、社長だって目指せると思っているんです。今触れた目配り気配りだって、意識1つのことじゃないですか。

やる気って人から言われて出るものじゃないので(笑)、ご入社の方には、頭の片隅にでも僕のこの言葉を入れておいてほしいなと。いつか本気になることがあったら、ぜひ相談してください(笑)。「早く店長になりたい」でも「起業したい」でも、僕は全力で応援しますから。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

「マジメに勤務してくれる方なら」と、桂木さん。その上で、昇格や独立の希望があるなら、ノウハウの伝授もサポートも惜しまないとのことでした。ご面接で、思いもかけず夢が広がるかもしれませんね。

プロフィール

熟女総本店

桂木晋吾

総合職(店長・幹部候補)

(前職:営業職)

桂木晋吾さんがハタラク会社はこちら

熟女総本店

デリバリーヘルス(デリヘル)

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企業名 熟女総本店
業種 デリバリーヘルス(デリヘル)
事業内容 無店舗型風俗店の企画、運営。