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総合職(店長・幹部候補)】垣内孝典さんのインタビュー記事

2016年入社

垣内孝典 (45歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:営業職 ⇒ バー経営

2022.6.5

「飽きた」で職を転々としていた青年が、やがて社長に。だからこそ、届けたい言葉

この記事のポイント!

  • データ化・システム化が、そのまま『メディエイト』の歴史
  • 出店に失敗したこともある。だけど、“めげない。落ち込まない”
  • 研修から33万。9か月で37万。更にそれで満足できない方には

20代の飽きっぽい青年が、デリヘルだけは長く続けられた理由

今でこそここで統括みたいな立場にいますし、別に社長として自分のお店も持っていますけど、若い頃は僕もいい加減で(笑)。大学卒業後、職を転々としているんですよ。

飲食店でアルバイト、製粉会社の営業、家電メーカーで工場勤務と外回り……。数え上げたらきりがありません。1、2年いることもあれば、1週間で辞めちゃったこともあります。とにかく飽きっぽくて。

そんな僕が、名古屋のデリヘルだけは続いたんですね。28~35歳までだから、7年かな?

当時は自分でも不思議でした。でも振り返ると、“やったらやっただけ”という感じで結果が出るし、収入も上がるのが嬉しかったんでしょうね。結局愛知県内だけじゃなくて、全国各地で5、6店舗お店を成功させましたから。

その後は退職して、バーのオーナーをしました。夢だったんですよ、バーを経営するの。ところが3、4年する内に、からだがキツくなってきちゃって。

お店はスタッフに任せていたんですが、お客様から電話が掛かってくるんです。

「垣内さん何してんの? 早くおいでよ」

常連さんなので顔を出さないわけにもいかない。しかし毎晩となるとさすがにツラいですよね。たまには酒も抜きたいし(笑)。

幸い良いお店づくりはできていて、欲しがってくださる方もいたんですね。最終的には居抜きでお譲りしちゃったんです。

データ化・システム化が、そのまま『メディエイト』の歴史

で、昔代表の山口と仕事をした縁で、『メディエイト』に入社したわけです。半年ほどですぐに責任者として店舗を見るようになりました。

ウチの強みは、データ化・システム化がうまくいっていることですよね。

電話応対にもクレーム対応にも丁寧なマニュアルがありますし、キャストさんのシフトはもちろん、お客様の情報もデータ化されている。なので傾向を分析して、次の出店に活かせるんです。なんとなくではなく、戦略的に店舗展開できるんですね。

ここは山口にしても僕にしても、過去のスキルとノウハウを活かせたところです。要は、当時僕らはシステムをつくっていたんですよね。例えばホワイトボードに手書きで女の子のスケジュールを書いていたのを、エクセルにして、更にシステム化してという過程を経験しているんです。

それをそのまま持ち込んで、アップデートして磨いてというのが、まさに『メディエイト』という組織の歴史なんです。「ああしよう。こうしよう」で、どんどん効率化していった感じですね。

出店に失敗したこともある。だけど、“めげない。落ち込まない”

ウチの強みはもう1つあって、今の話と矛盾するようなんですが、“めげないこと。落ち込まないこと”。例えば僕は名古屋、大阪、岐阜、京都と、これまでに幾つか自分の責任でお店を出しました。そこで結構失敗もしているんです(笑)。

「まあしょうがない。次。ダメだった原因だけまとめとこう」

幾ら綿密に現地の状況を分析して、戦略立ててコンセプトをつくっても、ハズしちゃう時はハズしちゃうんです。確かに粘れば当たる時もありますけど、ここは経験値もあるでしょうね。「ダメだな」というのは、2、3か月もすると読めるものです。

全部が説明も仕切れないですしね。僕で言うとどうも、大阪は合わない(笑)。

出してもウマくいかないんですよ。京都は大成功しているのに……。なので「大阪任せて!」という方がいたら、ぜひ応募してほしいですね。冗談抜きにいずれ店長任せますよ。バックアップします。

普通は新店出して失敗なんかすると、叩かれるし空気も重くなるものです。でも『メディエイト』には、それがないんですよね。頑張った結果なら、「また活かそう」で良いじゃないかという社風です。じゃないとスタッフも、チャレンジする気が起きないじゃないですか。

トータルで成功すれば良いと思うんです。この僕だって、成功した店舗の方がだいぶ多いんですよ(笑)。

研修から33万。9か月で37万。更にそれで満足できない方には

スタッフには育ってほしいし、正直に言って、来た以上続けてほしい思いがあります。なのでウチは、社会保険なんかは当たり前に完備。交通費も出ますし、家族ができればプラスで手当だって支給します。

月給も研修期間で33万円、3か月で35万円、9か月で37万円。これはどんなスタッフにもきっちり出します。やっぱり収入面で夢を見られないと、続けられないし、頑張れないですからね。

結構良い給与なので(笑)、ここで満足しちゃう方もいるとは思います。僕はそれはそれで良いかなと感じるんです。プライベートだったりご家庭のご事情だったりね、色々あると思うし……。

ただ1つだけ言いたいのは、若い頃の自分だったら、それだと飽きて辞めちゃってたでしょうね。最初に言いましたけど、何せ飽きっぽいんで(笑)。

同じような方もいると思うんですよ。満たされるとすぐ飽きちゃうみたいな。そういう方はぜひ、店長やその先を目指してほしいなと。店長になれば月給も、最低でも50万円出ます。

その先というのは、プロデュースになってくるんですね。新店企画。そこで売上が出れば、それはその人の仕事として評価されるし、それこそ収入は青天井です。

繰り返しになりますけど、山口も僕も、チャレンジ精神は買います。やり方がわからなければ、ここで学べばいいじゃないですか。先輩みんなで、全力で教えます。

僕の失敗だって(笑)、若いこれからの子達のためにあったのかもしれませんよね。思いをカタチとして実現できる。これからも『メディエイト』はそういう組織でありたいと思うし、その気持ちは山口も同じだと思います。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

「飽きっぽいのになぜ成功できたんですか?」と問うと、
「いや、たぶん飽きっぽいから次々企画立てて、失敗にもめげずに店舗出せたんじゃないですかね(笑)」と垣内さん。
なるほどと思うのと同時に、トライへの応援を惜しまない社風に、羨ましさも感じました。

プロフィール

垣内孝典

総合職(店長・幹部候補)

(前職:営業職 ⇒ バー経営)

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