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一般職(内勤・スタッフ)】今野卓也さんのインタビュー記事

2016年入社

今野卓也 (25歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:飲食店員⇒ホテルヘルス

2018.8.6

“見返りのある仕事”だからがんばれる。店長の夢を新しい業態に賭けた

この記事のポイント!

  • 高校卒業後、アルバイトを転々。やっぱり見返りが欲しい
  • 店長になりたい! 夢を新しい業態に賭けてみた
  • 接客も女の子のケアも、根は一つ。“丁寧に”は相互に生きる

高校卒業後、アルバイトを転々。やっぱり見返りが欲しい

出身は青森。高校を出てから、アルバイトを転々としていたんですね。

飲食店が多かったんですけど、やっぱり収入は少なくて……。

僕は本来は内向的な方なんですね。家でもほとんど話をしないような感じですし。ただ、こと仕事に対してはすごく前向きで、どんなことにだってへこたれない自信があったんです。

だからどせうなら、がんばったならがんばった分だけ、しっかり見返りのある職に就きたくて、この業界に足を踏み入れた感じです。20歳になる前でしたね。

はじめはホテルヘルスに。“ヘルス”の意味さえ知らなかった

前職はホテルヘルスに勤務していたんですけど、最初はたいへんでしたよ。僕は風俗に行ったことがなかったんで、まずヘルスが何なのかもわからなかったぐらいですから(笑)。

でも覚えてしまえば、基本はそれまで行っていた接客と変わることはなかったです。つらいとか苦しいということはなかったですし、失敗らしい失敗もなかったです。

ただ2年ぐらい経った時に、先が見えてしまったんですね。良い職場だったし、先輩たちも優しかった。働く女の子だって、ステキな子ばかりでしたけど、何というか、閉塞感があったんですね。

新店を出す計画とか、新しい企画を出すエネルギーがなかった。そうすると、給料だって頭打ちになってしまうし、僕のいちばん欲しかった“がんばりがい”がない。

僕ね、店長になるつもりでこの業界に入ってきたんですよ。そこでしっかり結果を残したかった。ここでは店長になる機会が与えられないとわかった時、外に出ようと決意しました。自分の可能性に賭けたかったんです。

店長になりたい! 夢を新しい業態に賭けてみた

もともと何も知らず、未成年のうちからこの世界に足を踏み入れた僕ですから、次の仕事も業態を絞らずに探しました。

色んなところの面接を受ける中でこのお店に決めたのは、社会保険やなんかの待遇に安心したのはもちろんですけど、やっぱり“ソフト風俗”という新しい業態に魅力を感じたからですね。

風俗産業は下り坂なんて言う人もいますけど、それは既存の業態が飽きられているからだと思うんです。若いキレイな子を看板に据えて、20年30年前と変わらないことをさせているだけじゃ、それは飽きられますよ。工夫もいらないんだから、似たようなお店があちこちにできてしまいますしね。

手コキ店は新しかったんでしょう。新鮮で、刺激がある。それに従来の風俗だと抵抗を感じていた女の子が「これなら自分にもできる」と思ってやってくる場合も多いですよね。お客様からしたら、今までの業態では会うことができなかったような女の子と、ここでは会うことができるわけです。

働く女の子の精神的負担だって少ないし、その分だけ僕たちスタッフとの関係も、良好に保ちやすくなるわけですよね。すごく可能性のある分野だなと思いました。

何より僕の念願の店長になれる可能性が、ここにはちゃんとあったんです。ノウハウも人気もあるから、これからどんどん新規出店していこうという意欲が、上の方にきちんとあった。

僕の野望って言うと大げさですけど、「店長になりたい。がんばった分は評価してもらって、収入を得たい」という思いも、すごくわかってくれて……。

「ここだな」と思って入社を決めて、もう2年になるのかな? 今は副店長をしています。

接客も女の子のケアも、根は一つ。“丁寧に”は相互に生きる

仕事で心掛けているのは、女の子に対してはやっぱり丁寧に、気持ちよく仕事をしてもらえるようにっていうことですよね。

ソフトな業態とは言っても、女の子からしたらはじめて会う男性だったりもするわけだから、コワいとまでは行かなくても、緊張ぐらいはゼッタイしますからね。

お客様と接する以外のところでは、リラックスできたり、他のことを考えていられたり、何より楽しいと思えるようにっていうのは、すごく心掛けている点です。

不思議なもので、そうしてお店の女の子に丁寧に接していると、接客もうまくできるようになっていくものなんですね。

接客も女の子のケアも、“人”に対するという意味では繋がっているんだと思うんです。日々の心がけが、相互に生きてくる。感謝はどちらからいただいても嬉しいから、もっとがんばろうという気にもなれます。

店長になれた時、どんな景色が広がっているだろう

今はやりがいという意味では最高ですよね。お金が良いのはもちろんですけど、ウチは休みも他と比べると多いでしょう。稼いだお金をちゃんと使えます(笑)。

この前ポルシェを買ったんですけど、これも一つのがんばりの“カタチ”ですよね。「おお、オレがんばったなあ」って、ニコニコしちゃって……。とにかく今は、“もっと”ですね。早く店長になりたい。

もともと僕は、大きな目標って立てない方なんですよ。店長になりたいと思って、実際になった時に、その時にまた新たな目標を立てようと思っています。

今までとはまた違う風景が見えるはずなんですね。どんな風に感じるのかなと思って。

その時、自分がどうなりたいと思うんだろう、今度は何を目指すんだろうって、今からワクワクしているんです。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

「お若いのにしっかりしているなあ」というのが、インタビューした際の印象でした。自分の25歳の時と比べると、地に足を付けて目標を持ち、そのうえで高級車まで購入しているお仕事ぶりは驚きです。新しい業態についても常に考えていて、ネットをはじめ新技術の情報は逐一チェックしているとのこと。今後は発信者としてもご活躍してくださるかもしれません、

 

プロフィール

今野卓也

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:飲食店員⇒ホテルヘルス)

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