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汁婆クラブ【総合職(店長・幹部候補)】吉田隆さんのインタビュー記事

汁婆クラブ

2017年入社

吉田隆 (41歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:建築関係⇒フリーター

2018.8.30

フリーターだった自分が、わずか4か月で店長に。みんなの“支え”を、どうやって引き出したのか

この記事のポイント!

  • 仕事で重要なのは、女性キャストさんから信頼していただくこと
  • 勘は経験で養うもの。スタッフには「焦らないで」と言いたい
  • もう一段階上のサービスは、マナーとおもてなし

わずか4か月で店長に。自分の実力じゃない。みんなのおかげ

以前は建築関係の現場で働いていました。そこを辞めてフリーターになって、ちょうど仕事を探していたところで、今の代表に誘われたような感じです。

実はその前にも一度業界経験はあるんです。28歳のころなんですけど、デリバリーヘルスのお店で1年くらい働いて、辞めました。特に何かが嫌だったとか、取り立てて理由はなかったんですけどね(笑)。今の代表とは、このときに知り合いました。

最初のお店では、ドライバーメインの仕事をしていました。ちゃんと社員として。仕事的には楽しかったですよ。服装も私服で良かったし、自分のペースで仕事をする感じでした。残業もたまにはありましたけど、その分の給料も出たんで。

今は店長をさせていただいています。昨年4月に入社して8月にはもう店長っていう超スピード出世なんですけど(笑)、特に自分が何かスゴかったっていうことはないですね。代表が現場から離れたので、前の店長が代表になって……。で、僕がその空いた席に座ったみたいな(笑)。

きっと運も良いんですよ。8月から売り上げは右肩上がりで、ちょうどタイミングよく良い女性キャストさんが入ってきてくれて、男性のスタッフさんも、良い人が入ってくれたのが大きいですね。おかげさまで店長になってからも数字は下がらず、むしろ上がり続けてくれています。

ほんとに、運ですよ。キャストさんもそうですし、新しいスタッフさんにもすごく助けていただいています。

仕事で重要なのは、女性キャストさんから信頼していただくこと

いちばんむずかしいのは、やはり女性キャストさんとのコミュニケーションですね。キャストさんの出勤数が減れば、その月の売り上げが減るのは当然ですから、出勤していただけるように、良い関係性を築くようにしています。

他愛もない話から仕事の話まで、引き出しは色々あった方がいいと思うんですよ。こっちに興味を向けてもらえないと、話ができない。女性はシビアですからね。

キャストさんから信頼されること。この仕事では、ここが最も重要だと思います。それにはマジメにというか、真剣にキャストさんと向き合うことが大切です。ちょっとした報告なんかでも、必ずする。そうすれば自然に良い関係になっていくものです。

信頼関係がきちんと築けていれば、売り上げが厳しいときに「お願いします!」って、出勤を頼むようなこともできます。お店にとってのメリットは、すごく大きいんですよ。

勘は経験で養うもの。スタッフには「焦らないで」と言いたい

課題はご指名の少ない方をどうプロデュースしていくか、ですね。基本ご指名の多い方は、どこに行っても多いんですよ。若いから指名が多いっていうわけでも全然ないです。

心のケアというんですか、今後のライフプランとか、そういうことまで含めて、僕は話をするようにしています。まず目標を持っていただくのが大事かなと。目標があると、努力のしがいも生まれるじゃないですか。

この辺のことは、男性スタッフの教育ではなかなか教えにくいところですね。アドバイスくらいしかできないです。

一人ひとり個性もがありますから、決まった答えってないんですよ。「このキャストさんにはこういう言い方はダメだな」とか、「これは伝えれば、逆に喜んでくれるはずだな」とか。

ここは人同士の関係の中で、自分で気づいていくしかない。アドリブがきくスタッフもいれば、きかないスタッフもいる。自分の経験も伝えながら、本人の成長を見守るしかないところなんですね。

ただ1つだけ言えるのは「あの人は勘が鋭い」とか言うでしょう? でもそれって「あの人は経験豊富」っていうのと同じなんですよ。経験があるから、無意識に前の事例と照らし合わせて、的確な答えを出せるんです。

だからあんまり心配はしていないんです。「すみませんアドリブきかなくて」なんて言うスタッフも中に入るんですけど(笑)、「大丈夫。そのうちきくようになるから」って、答えるようにしています。

もう一段階上のサービスは、マナーとおもてなし

最近ではウチみたいな熟女店は増えてきてますよね。まあここは16年もやっている老舗店なんで、おかげさまで常連のお客様は多いんですけど、そこに甘えてはいられません。新規のお客様を獲得するためにも、もう一段階上のサービスを考えています。

熟女は熟女でも、お店のコンセプトは“超熟”なんで、お客様も50代、60代の方が多いんですね。なので言葉づかいや立ち居振る舞いなんかは徹底して「どこよりも良いもてなしだな」って、思っていただくことが目標ですね。

もちろん、それは女性キャストさんに対しても同様です。キャストさんも経験者の方が多いんですよ。自分より業界歴が長いわけです。先輩なわけですから、お客様と同じくらい丁寧な言葉づかいで接していく。ここも大事ですよね。気持ちよく働いていただかなくちゃ。

とは言っても見ての通り(笑)、ウチのお店は私服で勤務できます。週休2日で、休みもきちんと取れるんです。“休めるときはゆっくり休む。集中するときは集中する”これが代表の考えなんですね。みんなでムリなく楽しく稼いで、ゆくゆくは店舗拡大していきたいですね。

(インタビュー:新海亨)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

「僕は特に何もしてないです。運が良かっただけ」と話す吉田さん。ですが女性に対する接し方、視野の広さは、やはり店長そのものでした。より良いおもてなしを目指し、丁寧な仕事をしてきた結果、運をも味方に付けたのでしょう。ゆっくりとした語り口調が心地よく、これが超熟店のコミュニケーション力なのだなと感服。今後のお店の展開が楽しみです。

プロフィール

汁婆クラブ

吉田隆

総合職(店長・幹部候補)

(前職:建築関係⇒フリーター)

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ホテルヘルス(ホテヘル)

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