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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

総合職(店長・幹部候補)】植尾晋一さんのインタビュー記事

2016年入社

植尾晋一 (28歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:TV 制作会社

2018.12.28

TV業界を諦め、この世界へ。母のためマイホーム購入を検討中!

この記事のポイント!

  • 激務・薄給のTV AD時代。4年間勤めるが、芽が出ず退職
  • AD時代の反発から、稼げる仕事として風俗を選択
  • 母親はこの仕事に否定的。家を購入し、認めてもらうのが目標

TV制作会社でADを4年間勤めるも、芽が出ずに退職

新卒でTVの制作会社に入社したんです。元々、お笑いが好きだったので、バラエティ番組を作る事に憧れていたんですよ。

主に情報系のバラエティを制作する会社だったんですけど、かなりの激務でしたね。みんなADからのスタートなんですけど、休みはほぼないですし、薄給です。4ヶ月、家に帰れないこともありました。

なんとかディレクター昇格を目指していたんですけど、僕は4年間ADのままでした……。芽が出なかったんですよ。

後輩にもどんどん抜かされていきました。コミュニケーション能力も低かったので、会社で自分の立場はありませんでしたね。

それでも、よくしてくれる同期や、先輩がいたので続けていたんですけど、「このまま続けても、ずっとADのままだな」って、ある時気づいちゃったんです。

次の日には、退職届を出していましたね……。

薄給はもうこりごり。高収入を目指して風俗業界へ

ADがあまりにも稼げなかったので、次は高収入の仕事に就こうと考えました。

ネットで“高収入 求人”と検索していたら、たまたま風俗の求人にたどり着いたんです。

仕事の内容を見たら、電話対応やWEBサイトの更新と書いてあって、これってADの時もやっていた作業なんですよ。これなら出来るかもって思いました。

様々な店舗の求人を見たんですけど、アロマエステGardenに決めたのはお店のWEBサイトがしっかり作られていたからですね。

あとは、企業理念が他と比べて、カッコいいことが書いてあったんですよ。

すいません、なんて書いてあったかは失念しちゃいました(笑)。でも、とにかく一般企業っぽいなと思ったんです。

ここの事務所も、明るくて清潔感あるじゃないですか。風俗の事務所とは思えないですよね。面接に来た時点で「ここで働こう!」って思ったのを覚えています。

マジメそうに見えるってよく言われるんですけど、結構風俗は通っていましたね。

なので、特に業界に嫌悪感は感じていませんでした。

たった一声掛けるだけで、職場の雰囲気って変わるんです

入ってみてですか? ADの仕事がツラ過ぎたので、休みがあって、家に帰れるだけでもありがたいって思っちゃうんですよ(笑)。

あとは、ステップアップが早くてビックリしました。2016年12月に入社して、2018年の6月に店長ですよ! それに伴って給料もアップしました。昇給とか、AD時代には考えられない待遇ですよ(笑)。

仕事で怒られたことは1度だけですかね。お客様が利用するホテルを聞かずに、電話を切ってしまったことがあったんです。結果、そのお客様はキャンセルとなってしまって……。

それ以来、ご予約を復唱する癖がつきました。電話対応が要の仕事なので、もうミスは出来ないですね。

お客様に女の子をオススメする時も、プロフィールが頭に入っていないとダメですし、なおかつ自分の言葉でオススメできないといけません。

キャストさんの性格も把握しておかないといけないので、コミュニケーションは結構大事にしているんです。

キャストさんが出勤された際、必ず何か一声かけて、表情を確認するんですよ。元気がなかったら、それとなく聞いたり。

職場の雰囲気が良くないと、売上も上がらないですから。そういう細かい気配りは大事にしています。

AD時代の様な“負け”はもう嫌だ。グループ1位を目指す

今の目標は、僕の店舗をグループ売上1位にすることです。

他の店舗が好調で、なかなか勝てないんですよね。正直、悔しいです。

AD時代も後輩に抜かされて負けてしまったので、この業界では同じことは繰り返したくないんです。

同じグループに若松という後輩がいるんですけど、彼は仕事がデキたので、すごい早さで店長になって、1位を獲ったんですよ。

彼とは社長と3人で釣りに行く仲だったので、ちょっとライバル意識を持っちゃいましたね。

今度、釣りに行った時にでもコツを聞いておこうと思います(笑)。

仕事に対して否定的な母。でも、この仕事で家を買ってあげたい

一応、家族にもこの仕事のことを伝えているんです。母親はまだこの業界のこと怖いと思っているみたいで、あまり肯定的ではないんですよ。

なので、認めさせるために考えていることがあるんです。

家を買ってあげようかなって。

ディズニーランドが好きなんで、いつでも通えるように浦安あたりでいい家がないか探しているんですよ。

早くもっと稼いで、母親に「この仕事で稼いで買った家だぞ! ちゃんとした仕事なんだぞ!」って伝えたいですね(笑)。

TV業界ですか? 完全に諦めがつきましたね。今考えると、TV業界って才能のあるごく一部の人のみが稼げる世界なんですよ。

でも、この業界はやる気さえあれば、誰でもステップアップできるんです。すごく開かれた業界じゃないですか。

もっと早く出会っていたかったです(笑)。

取材後記

徳山 央樹

執筆者

徳山 央樹

TV業界の厳しさはなんとなく知っていましたが、4ヶ月も帰れないというのは辛い現場だなと思いました。1度、夢を追った人は強いと思います! ぜひ、マイホームの夢を叶えて、お母様に良いご報告ができますように!

プロフィール

植尾晋一

総合職(店長・幹部候補)

(前職:TV 制作会社)