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一般職(内勤・スタッフ)】三木貴大さんのインタビュー記事

2020年入社

三木貴大 (27歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:ジムトレーナー⇒キャバクラスタッフ

2023.9.2

当たり前にできれば大丈夫。更に上を目指すなら、“少しの気遣い”が出世のポイント

この記事のポイント!

  • ピンサロの実感は“ラク”。“コツコツ地道に”が活かせる
  • キャストさんには“早目の対応”。ブレーキを踏むのも役割の1つ
  • 入社3年。月の手取りは50~60万円。多くの“店長”を育てたい

大学卒業後、ジムでトレーナー。給与は悪くなかったが……

出身はこちらではなくて、大阪なんです。体育大学を卒業した後、初めはスポーツジムにトレーナーとして就職しました。

女性専用のダイエットジムで、月給は手取りで20~25万円くらい。ご指名でパーソナルトレーナーになったり、サプリメントをご購入いただいたりすると、更に歩合給が付く感じです。何だかんだで、30万円近く頂いていました。

新卒1年目の給与としては、悪くないですよね(笑)。それなりに満足もしていたんですが、ある日学生時代の先輩から、こう声を掛けられて……。

「上京してキャバクラを始めるんだ。手伝わないか?」

実はバイトでキャバのボーイをしたことがあったんですね。この先輩もそこで知り合った方で。

ナイトワークの方がもっと稼げるのは、経験から知っていました。現に先輩も「ジムより出すよ」と。単純と言えば単純な動機からの転職でした(笑)。

入店の決め手は、検索結果上位。“日払い可”もありがたかった

ただ時期が悪かったんですね。ちょうどコロナ禍にぶつかってしまって。

店が軌道に乗る前に休業を余儀なくされて、結果僕も退職。とは言え当時は“自粛自粛”の世の中でしたから、キャバクラやジムに戻るのも厳しいと考えた時に、この業界が頭に浮かびました。

中でも『アイドルポケット』に決めたのは、ネットで探した時に、まず検索結果の上位にいたこと(笑)。また先立つものが欲しいという状況でしたから、“日払い可”がありがたかったんです。

同時にどこも人員削減という時に、積極的に求人を募っていましたから、それだけで「ここなら」という安心にもなりました。

ピンサロの実感は“ラク”。“コツコツ地道に”が活かせる

入社してみると……こういう言い方はアレですが(笑)、僕の感覚ではすごく“ラク”でした。

キャバクラって、お客様と席をご一緒しなけらばならないことも多いし、ときには泥酔する方もいて、トラブルも少なからずあります。ジムもそれがイヤというわけではありませんでしたが、歩合給が欲しければ利用者に個人的に気に入られなきゃいけないし、サプリだってお勧めしなければなりません。

ピンサロはどうかと言えば、フロントでお客様を応対した後は、主役はほぼキャストさんです。スタッフが日々やることは決まってくるから、業務の習得だって早いんです。

実感としては、業界経験なんて関係なく誰でも始められるし、コツコツ地道にサラリーマンをしてきたとか、“当たり前のことを当たり前に”という姿勢で、きちんと役割をこなしてきた方には、とても向いている仕事だと思います。

キャストさんには“早目の対応”。ブレーキを踏むのも役割の1つ

今触れたように、この事業の“主役”はほぼキャストさんですから、僕らの側ではやはり、彼女達とのコミュニケーションは重要になります。

中でも僕が大事にしているのは“早目の対応”ですね。これはスタッフもそうですけど、なかなか自分のことって見えなかったりするんです。「まだ大丈夫」「これくらい頑張れる」  まじめな方ほど、そう思っている内にツブれちゃったりするんですね。

だから相談される前に、「最近元気がないかな?」と思ったら声を掛ける。「喋らなくなったな」と感じたら、時間を取ってでも状況を聞くようにしています。

案の定「あー、それは少しきちゃってる。今日明日は休もう」という時もありますよ(笑)。何らか稼がなきゃいけない理由のある子も多いですから、つい「目標額があるし」とムリしちゃったりするんですね。

そこで「わかるけど」とブレーキを踏んであげるのも、僕らの役目なのかなって。気持ちを病んだり体を壊しちゃったりすれば、それこそ目標額どころか余計な出費が増えるし、卒業も遅れてしまうわけですから。

入社3年。月の手取りは50~60万円。多くの“店長”を育てたい

その意味で言えば、先ほど“コツコツ地道に”や“当たり前に”があればと言いましたけど、そこにプラスして“目配り気配り”がある方は、キャストさんの信頼も得られて、ステップアップが早いかなと思います。

業務に余裕が出てきたら、“ちょっと気遣い”という意識を持っていただくと良いのかなと。もちろんその人なりに、少しずつのペースで構いません。

僕自身は、この8月1日で入社して丸3年になります。おかげさまで副店長という立場を頂いていて。

月給も今手取りで月50~60万円。“頑張ったら頑張っただけ”という感じなので、やりがいがあります。

コロナもすっかり落ち着きましたし、今後は多店舗展開していこうというのは、みんなの総意という感じです。僕としても下のスタッフをどんどん育てて、1人でも多く店長として巣立たたせてあげたいですよね。

僕が店長に?……うーん、そこが僕の困ったところなんですが、あまりそういう“欲”がないんですよね(笑)。今の店長をすごく尊敬しているし、もともと縁の下の力持ち的な、サポート向きの性格なのかもしれません。

なので全然、僕なんてさっさと追い抜いて、自分のお店構えちゃってください(笑)。大丈夫、僕だけじゃなくて、みんなで本気で支えます。“意欲大歓迎!”の社風ですから。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

パーソナルトレーナとしてご活躍されていた経緯から察して、三木さんはもともと“世話好き”な方なのかもしれませんね。こういう先輩の下でなら、確かに出世も早いはず。次はぜひ、三木さんが育て、店長として巣立った新人さんのインタビューを聞きたいものです。

プロフィール

三木貴大

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:ジムトレーナー⇒キャバクラスタッフ)