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一般職(内勤・スタッフ)】岡部博文さんのインタビュー記事

2022年入社

岡部博文 (36歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:塗装業

2023.9.14

経営者としての後悔から、“繋がり”を大切にする企業に転職。たった1年で、大変身!

この記事のポイント!

  • 「人の集まるところにお金は集まる」  この言葉に打たれた理由
  • 色んなキャストさんがいる。“個性”まで受け止めるのが大事
  • できないことがあっても良い。1人で抱え込まないでほしい

昼は草津で塗装工、夜は前橋でホスト。20代前半は“二刀流”

出身は群馬です。高校卒業後、建築科で学んだのが縁で、初めは“保線工”をしました。線路のメンテナンスをする仕事ですね。

業務自体は何がツラいということもありませんでした。ただ、通勤に車で1時間掛かってしまって。なのに月給は手取りで18万円ぐらい。しかもガソリン代も出してくれないので(笑)、割に合わないなと。

結局1年で辞めてしまい、その後は親戚が経営する土木の会社で塗装工をしました。並行して夜はホストを始めて。

塗装のお金が悪かったわけじゃないんですが、暮らしも勤めも草津町なので、温泉はあっても夜は退屈でしょうがないんです(笑)。なので終業後は前橋に行き、ただ遊ぶよりは、いっそホストクラブに勤めてしまおうと。

やがて23歳だったかな? 結婚を機にホストは卒業し、塗装業1本に絞りました。30歳前後で独立も果し、順風満帆だったんですが……。

離婚を機に上京。再び塗装業を始め、稼げもしたが……

転機は離婚です。別れるのを機に、家から財産から何もかも元妻に渡しちゃったんです(笑)。塗装業を営むのは変わらずでしたが、気分一新の思いもあって、拠点を東京に移しました。

約1年でしたね。経験もあったし、しっかり稼げたと言えば稼げたんです。ところが次第に元請けの業者から「ちょっと待って」と支払いが滞るようになって。最後はそのまま飛ばれてしまいました。

ついてないと言えばついてないんですが、今思えば僕も悪いんです。収入が良いだけに、取引先をそこだけに絞っていました。他を開拓する意欲があれば、一社潰れたぐらいで困ることはなかったはずですよね。

とは言えくよくよもしていられないので(笑)、転職活動を始めました。35歳という年齢を考えて、もう塗装業も辞めることにしたんです。体力面肉体面を思えば、先々も続けるのは難しいなと。

「人の集まるところにお金は集まる」  この言葉に打たれた理由

それでなぜこの業界に、というのは、1つは好奇心です。前々からやってみたいという気持ちがあり、また未経験からでも収入が良いというイメージもありました。

中でも『ウルトラグループ』に決めたのは、まず広告が大きいです。社の方針や制度、福利厚生についてくわしい記述があったので、信用できました。

何より面接ですね。「ウチでは人との繋がりを大切にしている」と聞いて、俄然興味が湧いたんです。

「人の集まるところにお金は集まる。難しく考えなくて良いんです。お客様、周りのスタッフ、キャストさんを大事にしてみてください。自然に稼げるようになりますから」

思い当たる節もあったんですね。僕はたった1つの取引先に甘えてしまって、だからこそ自分の会社を失ってしまった。先ほども少し触れたように、もっと人との関係の幅を広げていれば、ああはならなかったはずなんです。

「ここでなら、自分に必要なものを学べるかもしれない」

そう思って、もう他へは応募もしませんでした。幸い採用となり、そうか、早いですね(笑)。ちょうど1年ぐらいになります。

月給は手取りで35万円のスタート。昇給・昇格は随時で、現に毎月グループの誰かが昇給しています(笑)。業績で賞与も出るし、収入面は当初の期待通りでしたね。

色んなキャストさんがいる。“個性”まで受け止めるのが大事

働いてみて、やはりキャストさんとのコミュニケーションが重要だと感じます。彼女達あっての事業だし、実際先輩スタッフを見ていても、皆さん気遣いを徹底していて。

些細な変化にも気がついたり、相談されれば根気良く付き合ったりという形ですね。まさに“人を大事に”。

半年ほどで僕も、キャストさん達のプロデュースを任されるようになりました。稼ぎたい希望額を聞いて、僕の方からは“これくらい働いたらその額に行く”という具体的なプランを示して、一緒に戦略を立てるみたいな感じですね。

肝に銘じているのは、“1人ひとり”ということ。体型もありますし、かわいいのかキレイなのかタイプもあります。“恋人系”が得意な子もいれば、“お仕事系”の子もいるわけですよね。

だから“押しつけない”。お客様アンケートも踏まえて話し合って、同時に一方的に話したりせず、“表情”に気を配るようにしています。なかなか本音を口にできない子もいるし、言葉の整理に時間のかかる子もいる。そうした個性もちゃんと受け止めるのが、スタッフの役割なのかなと……。

これも先輩から学んだことです。また、ホストだったことも役に立っているかもしれません。当時悩みを聞いてお酒をご一緒するのが仕事、みたいなところがあったし、キャストのお客様もいました。その経験を活かせている面があって。

できないことがあっても良い。1人で抱え込まないでほしい

前職を活かせるのは僕に限りませんよね。例えば事務をしていた方はパソコン業務に抵抗がないでしょうし、営業や接客をしていた方は、フロントに立ってもすぐに馴染めるでしょう。“得意”を伸ばしつつ、他の業務を覚えていけば良いと思うんです。

先輩はみんな優しいですしね。

“どうしてもお客様の対応にまごついちゃう”となれば、「しばらくWebサイトの更新やろうか」となるし、“事務作業に時間が掛かりすぎる”となれば、「電話は頼むね」となります。専属カメラマンに代表されるように、適材適所も進んでいる職場ですし……。

なのでこれから入る後輩の方々には「抱え込まないで」とだけは伝えておきたいですね。相談されれば“どの先輩にも”応える用意があります。ちょっと業務ができないからって、焦ることはありません。できることから少しずつで良いと思うし、お伝えしてきたように、そういう社風です。

一人親方でやってきた自分が、1年でこんなことまで言えているのがおもしろいですね(笑)。その意味では、僕こそが一番『ウルトラグループ』の影響を受けているのかもしれません。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

「いずれは店長に」と岡部さん。もうすっかり『ウルトラグループ』に腰を落ち着けるつもりのようです。
給与面のやりがいと共に、記事で語られている“人との繋がりを大切に”が、ご自身の肌に合ったのでしょう。こんな職場でなら、新人さんものびのびご活躍できそうですね。ぜひまたお話を聞かせてください。

プロフィール

岡部博文

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:塗装業)

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