【マダム麗奈グループ（関東）】一般職（受付店員・内勤スタッフ）インタビュー前田涼太さん | FENIXJOBジャーナル

マダム麗奈グループ（関東）【一般職（内勤・スタッフ）】前田涼太さんのインタビュー記事

マダム麗奈グループ（関東）

2022年入社

前田涼太 (33歳)

一般職（内勤・スタッフ）

前職：ホテルマン

2022.9.14

5か月で副支配人、月給も1.5倍。バイリンガルの自分が、やっと出会えた理想の職場

この記事のポイント！

「インバウンド向けのお店をつくりたい」。面接官の答えは……
入って1か月で責任者のチャンス。自分のやる気を買ってくれた
営業電話にホテルでの経験が活きた。“高級店”という利点も

10代からイギリスに。帰国後は願うような職に出会えなかった

地方の出身なんですが、両親の教育熱がなかなか強くて。父の留学経験も手伝って、高校からイギリスに行かされたんです。

自分が選んだ道ではないので、当初は嫌々という感じでした（笑）。ただ10代で親元を離れられるし、日本にはない解放感があって、暮らしてみればやはり楽しい。友人にも恵まれて、そのまま大学に進みました。振り返れば親に感謝ですね。

ところが23歳で帰国後は、職を転々としてしまうんです。ホテルでのフロント業務を皮切りに、教材の営業、不動産営業、海外向けの不動産投資に関わったこともあります。

語学力を買われての入社が多い割に、働き始めてしまえば特に英語を使う機会はない。そこが一番の不満だった気がします。やがてインバウンドとアウトバウンド、双方を扱うホテルに就職できて、5年かな？　やっと自分なりに活躍できる場に出会えたんですが……。

今度は環境が良くなかったんですね。16、7時間労働なんてことが当たり前にありましたし、職場の人間関係も少なからずギクシャクしていて。高給だったので何とか我慢できたんですが、最後には疲れてしまったんです。きっと閉塞感みたいなものも感じていたんでしょうね。

「インバウンド向けのお店をつくりたい」。面接官の答えは……

そして「それでもやっぱり海外に向いた仕事がしたい」と考えた時に、この業界が頭に浮かびました。インバウンド向けのサービスとは言っても、正直もう出尽くしちゃってるじゃないですか。ホテルや民泊ももう山ほどあって、しかもこのコロナ禍ですからね。

でも例えばデリヘルなら、まだ参入は少ないんじゃないか。外国からの観光客を呼び込めるんじゃないかと思いました。同じように考えている企業もある気がして、ネットを検索。『マダム麗奈』を見つけて早速応募したんです。

いざ面接を受けてみると、最初は驚きました。こんな港区の一等地にオフィスが構えられていて、パリッとスーツを着たビジネスマンが出迎えてくれるんだなって（笑）。

こういう言い方はあれですし、入社してしまえば当たり前のことなんですが、一般企業に面接に来たような印象でした。応接ですぐに入社の動機を聞かれて「インバウンド向けのお店をやりたい」と……。

そしたら「くわしくプランを聞かせてください」って、すごく面白がってくれたんです。僕は随分喋ったんじゃないですかね（笑）。

「なるほど。よくわかりました。コロナ禍で計画は途中ですが、“海外のお客様”というのは、ウチもずっと意識してきたことです。一緒にやりましょう」

その場で即採用を頂いて、僕ももう他の企業は受けていません。「こちらこそぜひ」という気持ちでした。

入って1か月で責任者のチャンス。自分のやる気を買ってくれた

実は驚きは、入社してからも続きました。確か5月でしたかね。イマイチ売上のかんばしくない店舗があって「誰か立て直してみないか」という話になったんです。

ダメもとで僕も立候補してみたんですよ。「まだ入って1か月だし、ムリに決まってるけど」って。そしたら何と、責任者に抜擢してもらえたんです。

こんなにすぐにチャンスを頂けるなんて、夢にも思いませんでした。正直同時に不安も込み上げてきちゃったんですが（笑）、察したのか先輩達みんなが「大丈夫」と声を掛けてくださって。

「好きにやってみなよ。一番に手を挙げてくれたんだから、ゼッタイ僕らで支える」

営業電話にホテルでの経験が活きた。“高級店”という利点も

それからはもうがむしゃらでしたね。先輩にLINEや電話で相談しつつ、とにかく集客だと。それさえ叶えば、キャストさんは自然に出勤してくれます。稼ぎたいのは僕らも彼女達も一緒ですからね。

具体的に何をしたかというのは、実はそう難しくはないんです。顧客名簿を頼りに“ご連絡可”のお客様にひたすら営業電話。サービスの後にも電話でご感想を伺ったんです。

嫌がられない？　うーんと、何と言うか、嫌がられるような話し方しちゃダメですよね（笑）。受話器を取る前にまず、昼食時やお仕事の終業時間などのタイミングを考えなきゃいけないし、お電話口の声がご不快そうだったら、お気持ちを和らげなければいけません。

あとはもうお好みとお時間を丁寧に丁寧に伺って「一度Webサイトをご覧ください」「お電話でどんなことでもお問い合わせください」という感じですよね。イベントなんかは、先輩スタッフも一緒になって考えてくれましたし……。

そう（笑）、やってることは結構泥臭いですよね。でも“僕にできること”と考えた時に、一番に思いついたのはこの方法でした。幸い1人、また1人という形で、ご利用が増えてきて。

今思うと、営業職や特にホテルでの経験は、大いに役に立ちました。

最初のフロント時代にマナーも言葉遣いも厳しく叩き込まれましたし、電話口で外国のお客様から激しいクレームを浴びるのに比べたら（笑）、『マダム麗奈』のお客様は優しいどころじゃない。皆様紳士ですよ。これはウチが“高級店”というのも大きいのかもしれません。

成果を出し、5か月で月給は1.5倍。役職も一気に副支配人に

大事な結果ですが、1か月目には売上対前月比20%増、2か月目には45%増という目標をクリアできました。それどころかコロナ禍以降で最高の数字を叩き出したんです。

もうほんとに嬉しかったですね。キャストさん達もみんな喜んでくれて、今では黙っていてもシフトを入れてくれます（笑）。

ウチの良いところは、こうした成果に対して、きちんと報いてくれるんですね。試用期間で30万円だった月給は今や45万円、役職は副支配人。僕はまだ5か月目の社員ですからね（笑）。ほんとに“やったらやっただけ”という感じです。

さっきも少し言いましたけど、自分の場合はホテルでの経験が役に立ちました。これは僕に限らないと思うんです。

営業や接客以外にも、オフィスでの内勤が長い方は事務処理能力が高いでしょうし、ウチではプログラマーだって募集していますから、Web制作のキャリアだって役に立ちます。業界未経験でも決してゼロからじゃないのが、この仕事の大きな魅力かなと。

ほんとに気持ち次第という社風なので、冗談抜きにやる気があれば何でもできますよ。僕自身今のお店を副支配人として支えつつ、念願のインバウンド店舗の準備も、少しずつですが進めています。

閉塞感さえあった前職を思えば、今は夢のようですね（笑）。機会をくれている会社にも、新参者の自分なのに惜しまずサポートをくださる先輩達にも、感謝しかありません。

（インタビュー：松坂治良）

取材後記

執筆者

藤野りさ

「ここで何をしたいか」が語れるのは強いなと、あらためて感じた取材でした。チャンスがいっぱいの会社は、お話を聞いているだけでもワクワクしますね。今後の前田さんのご活躍を、私も楽しみにしています。

プロフィール

マダム麗奈グループ（関東）

前田涼太

一般職（内勤・スタッフ）

(前職：ホテルマン)

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業種	デリバリーヘルス（デリヘル）
事業内容	東京・大阪・名古屋・京都を拠点とした、無店舗型会員制高級派遣ヘルス事業

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