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谷町人妻ゴールデン倶楽部【一般職(内勤・スタッフ)】津島章吾さんのインタビュー記事

谷町人妻ゴールデン倶楽部

2022年入社

津島章吾 (35歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:TVディレクター

2023.2.17

応募の決定打は、求人バナー?! 「飛び込んで良かった」 今、チームプレーが楽しい

この記事のポイント!

  • 「新人さんやよろしく」  気さくなキャストさん達に助けられた
  • 憧れていた“チームプレー” 困っていたら必ず誰かの声が掛かる
  • 「まずやってみよう」の精神があるから、意見も取り入れられる

地元青森でTVディレクターを9年。好きな仕事ではあったが……

地元の青森でTVディレクターをしていました。アシスタントの頃から含めたらトータルで……9年ぐらいにはなるのかな? 好きで始めた仕事ですから、やりがいはあって。

ただ労働環境はヒドかったんですね。局やクライアントがOKを出してくれなければ終われないので、それこそ3日間ほとんど眠らずになんてことが、当たり前にありました。

また孤独でもあったんですね。1人で現場に行って撮って、戻って来て編集してメールでやりとりをして、みたいな。小さい頃に憧れていたテレビの現場とは、だいぶ違う(笑)。やがて年齢ももう35歳になろうという時になって、思い切って環境を変えてみることにしたんです。

で、大阪に来ました。青森から見れば遠い遠い土地です。吉本新喜劇を初め、画面を通して子供の時から憧れてきた場所でもありました。心機一転にはいいかなと。

ところが制作会社やデザイン事務所に当たってみても、ADからのやり直しになってしまうんですね。給与がだいぶ下がる。ならいっそ「職も変えてしまおうか」と高収入の求人を探しているうちに、この業界を見つけ、『ゴールデン倶楽部』に出会ったんです。

応募の決め手はバナー。「この業界にもこんな楽しいところが」

応募の決め手は『ゴールデン倶楽部』の求人バナーでした。デザインも文言もおもしろくて、「この業界でもこんな楽しいことをしている」と、転職しようとする背中を押してもらえる気がしたんです。

なぜか“高身長採用率アップ!”とあって(笑)、僕もまあ大きいので「受かるかも」とも思いました(笑)。

「通り一遍じゃないふざけたことがしたかったんだ。それを見て来てくれたのがめちゃくちゃ嬉しい」

面接で店長がそう言ってくれたのも印象的です。またそんなバナーでありながら、給与面の説明があった際に、ウソや偽りは一切なかったんですね。すべて広告通り。

実は他店も受けていたんですが、そちらは広告とお話とで全然額が違っていたんですよ。その意味でも「ここしかないな」と思えて……。幸い即採用となり、無事に働き始めることができました。

「新人さんやよろしく」  気さくなキャストさん達に助けられた

とは言え入った当初は戸惑ったんです。キャストさんへの気遣いが大切な仕事ですが、ずっと1人で働いてきたこともあり、なかなか話しかけるのもままならなくて。

ところがそんな僕を助けてくれたのは、当のキャストさん達なんですね。向こうから声を掛けてくれたんですよ。「新人さんやよろしく」「自分おっきいなあ」「もう慣れました?」……みんながそんな感じでした。おかげですぐにコミュニケーションを取れるようになって。

僕はここしか知らないんであれですが、そんなお店ばかりじゃないとは聞きます。やはりそこは、人妻店だからというのが大きいんでしょうね。

皆さん落ち着いてらっしゃるし、お話も上手。プロ意識だって高いから、“早く新人スタッフを1人前にすることが、自分達の稼ぎにだって繋がる”ってよく知っているんだと思います。実際お客様へのご案内に当たっても、すぐに性格まで含めてアピールできるようになりました。

憧れていた“チームプレー” 困っていたら必ず誰かの声が掛かる

キャストさん達が気さくなのは、お店の力と言うか、店長初め先輩達が“そういうお店づくりをしてきたから”というのもゼッタイありますよね。場の雰囲気って、一朝一夕にできるものじゃないと思うんです。

現に僕が失敗に悩んでいた時だって、同様なんです。「こんなことがあって」と先輩に話したら、責められるのかと思いきや「時間ある? ちょっと飲みに行こう」って。

そして気にするなと。「それくらいのミス誰にだってある。二度としなければいいんだ」って。……もちろんお酒は奢りです(笑)。

何と言うのかな、冒頭でもちょっと触れましたけど、僕はずっと“チームプレー”に憧れていたんです。“すべて1人で完結”という現場に長くいたし、もともとはテレビ制作のワイワイとした雰囲気に憧れていたから。

ここにあったのはまさしくそれなんですね。誰かが困っていたら、店長、先輩、同僚、すれ違えばキャストさんでさえ「元気ないやん」と話しかけてくれる。自分の夢が叶ったような感覚があるんです。

「まずやってみよう」の精神があるから、意見も取り入れられる

筋さえ通っていれば意見も聞いてくれますよ。ある時マルチタスクで1人で業務をこなしていた先輩に、「それ非効率ですよ。こっちで半分やりますから。ください」とお願いしたことがあるんです。

僕言ってもまだ9か月の人間ですよ(笑)。なのに言葉を受け止めて議論してくれて、「わかった。一度それでみんなでやってみるか」と。やがて今では分業は当たり前になっています(笑)。

「ああそれでか」と思いましたよね。例えばさっき言ったバナーだってチャレンジじゃないですか。「ふざけすぎだ」って、止めちゃうお店もあると思うんですね。

でもきっと、ウチではそんな意見は出ません。「だからこそこういう効果がある」と説明できれば、「一度やってみよう」となるはずです。結果僕の……僕なんてこの世界ではまだまだですけど(笑)、応募もあったわけですよね。

「やらなきゃわからない」

この精神が風土としてあり、同時に何かがあればチームワークで助け合う職場だから、『ゴールデン倶楽部』は人気店だし、続いてきたんだと思うんです。

早くもっと上の立場になりたいですね。ここならきっと色んなことがやれるし、みんなも助けてくれますもん。ただ自分で言うのもなんですけど、まだちょっと早いんですよね(笑)。

まずはスキなくスタッフ業務を覚えて、みんなに恩返しがしたい。「あいつが来て良かった」と言われるように、頑張りたいんです。

(インタビュー:新海亨)

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

「津島さんもう充分やれているのでは?」  こちらからはそう見えるのですが、チームワークへの感動とやりがいが深いだけに、「まだまだ」というお気持ちなのでしょう。見知らぬ土地で奮闘するお姿が、とてもステキでした。今度またゼッタイ、お話を聞かせてください。応援しています!

プロフィール

谷町人妻ゴールデン倶楽部

津島章吾

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:TVディレクター)

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