風俗男性求人はFENIX JOB

コロナ禍に“とばっちり”の事件。頑張りが安定に結びつかず……

もともと獣医を目指して大学に入ったんですが、途中で学部的に難しいとわかって。1年で中退してしまったんです。

その後はパチンコ店にお世話になりました。接客のバイト⇒正社員としてパチンコ台の機械売買と進み、充実して働いていたんですが……。

覚えている方もいらっしゃるでしょう。コロナ禍でパチンコ業界全体が厳しくなっちゃったんですね。「何か別の職を」と思っていたところに、家の近所で不用品買取の仕事を見つけました。

こちらも売ったり買ったりのサービスじゃないですか。前職との近さも感じて、「いいかな」と。

ところが昨今の『ルフィ事件』なんかと一緒くたにされて、買取業も世間の風当たりが強くなっちゃったんですね。勝手に詐欺グループとの関連を疑われて、アポイントも取れません。

もう4、5年続けていて、“独立の一歩手前”まで行ったものの、将来を考えて転職することにしたんです。

時代の流れに振り回されず、“なくならない会社”に行きたい

それでなぜこの業界に、というのは、パチンコにしろ買取にしろ、“時代の流れ”で危うくなっちゃったわけですよね。そうではなく「ちゃんと安定していて、なくならない会社に行きたい」とまず思ったんです。

中でも『梅田ゴールデン倶楽部』に決めたのは、実は昔前職でご一緒した方が、先に先輩として働いていたんです。

で、「ちょうど人も足りていないし、良かったらどう？」と。「わりと得意なんちゃう？」と励ましもいただけて（笑）。

そうは言っても「自分に合うかな？」という心配はあったんですが、知り合いがいるのは心強い。思いきって飛び込んでみることにしたんです。

全員が努力＝お客様の満足。“ブランド力”の理由を教えられた

実際にお世話になって一番に驚いたのは、“とにかくホワイト”ということ。タイムカードは1分単位で、サービス残業はゼロ。給与も求人広告通りで、変なごまかしは一切ありません。「一般企業より一般企業」と感じたぐらいです。

同時にキャストさんのプロ意識がほんとに高い。お客様を前にすると、パチッとスイッチが入るのがわかります。

対面でも口コミでも、お客様から「もう来ないよ」なんて声はまず聞きませんね。お帰りの際の表情を見れば、ご満足いただけているのが伝わるんです。

人気と事業継続の理由を、入社して教えられた思いですね。キャストさんとスタッフ、両方のモチベーションが高く、いい意味で噛み合っている。

ある意味では“立場”も関係ありません。正社員もアルバイトも“もっと良くしよう”と動いていて、それがグループ全体の“ブランド力”に結実していると感じます。

裏方の自分に「兄ちゃんがいてるから」。ポジティブになれる

僕の今の役割は、主にフロントでの接客と電話対応、それにキャストさんへの報告連絡などですね。最近は備品の発注やWebサイトの管理といった細かい業務も、少しずつ任せてもらえるようになってきました。

ありがたいですよね。自分では「まだ10％くらいしかできていない」と思っているので、これからもっと量も増やし質も向上させて、周りに貢献していきたいなと……。

ポジティブ？（笑） そうですね。接客業って、自分の提案や対応に対する反応が目に見えるので、それがやりがいになっています。

おすすめしたキャストさんでお客様にご満足いただいた時とか、「兄ちゃんがいてるから来てるよ」なんてお客様が1人でも2人でもいると、「やっててよかったな」って。

もちろん僕は裏方で、メインはキャストさんなんですけど、感謝の気持ちが湧きますね。

わずか1年で月給40万。“ガッツリ稼ぎたい”にしっかり手ごたえ

“ムリなく働ける”のも前向きさに繋がっているのかなと。早番は7:00に来たらもう16:00には上がれちゃいますよ（笑）。遅番も16:00にスタートして、0:00には閉店。だいたい1:30〜2:00には帰れるんです。

“働き方”にもすごく柔軟な社風です。夜だけとか、ダブルワークの方も何人もいて。例えば週2.5日、1日6時間で月20万円弱の“副業”なんてことができるんです。

僕はガッツリ稼ぎたいので（笑）、希望して残業もしちゃいます。今は月に40万円前後ですね。入社1年でこれは嬉しい。特に僕の場合、前職が完全歩合制で、月々の波が激しかった分、よけいそう感じます。

収入だけじゃない。人間関係や今後の成長面でも“プラス”の環境

入社前は1人で完結する業務が多かったので、“誰かと一緒に働く”こと自体が久しぶりでした。

最初は正直、戸惑うことも多かったんです。“自分はこう思っている”ということが、必ずしも正しいとは限らない……。それがわかっていなかった気がします。

それでも溶け込めたのは、まさに先輩スタッフのおかげなんですね。何かあれば皆さん時間を取ってくれて、“しっかり”話を受けとめてくれました。

触発されて次第に僕にも、“まず相手の意見を聞いてみる”という姿勢が身に付くようになりました。それにつれて仕事もスムーズに進むようになって。

30歳になってあらためて「環境って大事だな」と思うし、給与面だけではなく、人間関係や自分の今後の成長の面からも「梅田ゴールデン倶楽部で良かった」というのが実感なんです。

未経験入社でも大丈夫。“優しい人”なら、きっと成功できる

今後は更に責任ある役割を任せてもらえるように、1つひとつ成果を出していきたいですね。先輩を見ても自分自身のこれまでの昇給を考えても、グループは“結果を評価する”方針なので、頑張り甲斐もありますから。

最後にお伝えすると、この業界って「ちょっとコワそう」「特殊な人がやってるんじゃ？」と敬遠されがちですけど、ウチなんかが良い例で、誤解も多いと思うんです。

みんなさわやかで“普通”で、年配のおっかない黒服、みたいな夜職っぽい人はいません（笑）。むしろ気遣いのできる方が多いですよ。

事実成功できるのも“優しい方”だという気がします。キャストさんのちょっとした変化に「どうしました？」と気づける力は必要。でもこれも心がけの問題で、難しくはないですよね。

僕だって未経験だったんだから、大丈夫（笑）。「とりあえず話を聞いいてみよう」でも構わないのかなと。ぜひ一度ご面接にいらして、『梅ゴー』の“雰囲気”に触れてみてください。きっと気に入っていただけますから。

（インタビュー：新海亨）

取材後記

執筆者

松坂 治良

お話を伺って一番に伝わったのは、良い意味での“普通”ということ。
普通に当たり前に皆さんが努力するお店だから、『梅田ゴールデン倶楽部』はこうして人気店なのでしょう。だからこそ、“普通に目の前のことを頑張ってきた”柴崎さんも、やがて溶け込めたのだと思います。
“副業可”も魅力ですね。未経験で業界入りを考えている方の背中を、そっと押してくれるインタビューだと感じました。