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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

一般職(内勤・スタッフ)】海野大樹さんのインタビュー記事

2018年入社

海野大樹 (25歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:漁師

2018.8.23

漁師からの大転換。優しい先輩たちのおかげで、成長を実感できる日々

この記事のポイント!

  • 漁師は3K以上のキツさ。紆余曲折を経て、好きだった大阪に
  • 礼儀やマナーを覚えるのは楽しい。課題はもっともっと、臨機応変に
  • 入社して2か月。仕事の楽しみが増してきた

漁師は3K以上のキツさ。紆余曲折を経て、好きだった大阪に

僕は長崎の生まれなんです。業界に入る前は、九州でずっと漁師をしていました。アジとか、青魚系の。

漁師は天候に左右される職業なんですけど、僕のいたところは一応月給制の固定給でした。魚が獲れたら獲れた分だけ歩合が付くようなか感じです。まあまあもらえてましたよ。

この業界に興味を持ったのは、もちろん給料が高いに越したことはないんですけど、たまたま大阪に観光で訪れて、ホテル街を歩いていたときに「ホテヘルっていうのがあるんだよ」って、友だちに聞いたんですね。僕は知らなかったんで「斬新やな」と思ったんです。デリヘルは知ってたんですけどね。

そのころ、漁師の仕事は夜から朝方までという感じで“きつい・くさい・帰れない”っていう、僕からしたら3K以上のキツさがありました。

僕は自分でも風俗で遊ぶんですけど、転職を考えていたときに、たまたまデリヘルを呼ぼうと思ったら、そこに求人が載っていたんですね。

内容を見たら、条件は悪くない。「じゃあ働いてみようかな」って、それぐらいの軽いノリでした。

1年くらいそこで働いて、その後また漁師に戻ったりもしたんですけど、また大阪に、ほんとうにふらっと遊びにいったときに、行き当たりばったりで「ここで仕事探せないかな」と思って。大阪好きでしたしね。

色んな業種、職種で探したんですけど、頭のどこかに“ホテヘル”っていう業態の新鮮さとかが残っていて。ここを受けたら、すごく丁寧に対応してくださったんです。

給与面の仕組みなんかも明確でしっかりしていたんで、「これなら安心かな」と思って、ここでお世話になることに決めました。

礼儀やマナーを覚えるのは楽しい。課題はもっともっと、臨機応変に

僕の今の仕事は、電話での応対とサイトの更新です。実は僕パソコンが趣味なんで、ちょっとしたサイトなら自分でつくれたりもするんです。基本的にはオフィシャルホームページの更新なんで、初心者でもすぐに覚えられるくらいの作業ですけどね。

入ってみて驚いたんですけど、この業界もサイトがすごく進んでいますよね。そういうのはやっぱり、中に来ないとわからない部分でした。

接客は、一人ひとり違うということを意識したうえで、それでも一貫して応対できる冷静さを持つことが大切だと思います。場慣れして身に付くものなんですけど、覚えるのはとてもやりがいがありますね。

九州のデリヘルで働いていたころとは、またぜんぜん違います。まず言葉づかいが違いますから。

あっちでは方言で話しますけど、ここではお客様に対して、しっかり標準語で応対します。お客様は関西弁でも、こちらからそうすることはないですね。関西の方は特に、自分たちの言葉に誇りをお持ちだと思うんです。使いこなせない言葉では、失礼に当たるかなって。

接客は、ここはすごく丁寧だと思います。前に働いていた感じとは比べものにならないぐらい。礼儀やマナーは、覚えればどんな場でも通用すると思うので、すごく学びがいがありますよ。

一番の失敗は、予約の時間を間違えてしまったこと。そのときは先輩がすぐに気づいてくれて、ほんとうに助かりました。即座に対応できたので大事には至りませんでしたけど、とにかく同じ失敗は繰り返さないように、それからはノートに書き留めるようにしています。

課題はもっともっと臨機応変にというところですね。お客様の希望する時間と、女性の時間帯が合わなかったときに、サッと頭で計算を立てる。代わりの時間、代わりの女性、相談の可否っていうのを思い浮かべて、より良い提案ができるようにですね。1つひとつのご予約は、女性にとってもお店にとっても大切ですから。

入社して2か月。仕事の楽しみが増してきた

入社して2ヶ月。とにかく右も左もわからないことだらけで、食らいついていくのが精一杯でした。でも先輩が優しくて。すぐにちゃんと教えてくれるので、嬉しいし、ありがたいです。

職場の雰囲気は最高だと思いますよ。メリハリがちゃんあるというか、皆さん切り替えが上手なんですよね。仕事するときは集中してパッとやって、ちょっと時間が空いたらリラックスして雑談もしてって感じですね。

以前のところは、ちょっと話しかけづらい雰囲気のお店だったんですけど、ここはそういうことはまったくないですね。

今はやっと一通りの仕事を覚えたぐらいですね。少しずつ仕事の楽しみが増してきました。入ったばかりの時期って、どこでもけっこうナーバスになってしまうでしょう。でも先輩の優しさであったり、会社がケアしてくださるおかげで、乗り越えていけそうです。

新しいことにチャレンジするって、不安要素はいっぱいあると思うんですよ。でも、どんな人にも自分が成長できる環境、場所があると思うんです。僕にとってはそれがここだったんですね。

迷っている方には、一度この業界に来てみて下さいと言いたいですね。入る前は僕だって不安だらけでしたけど、入ってみたらコワいイメージとは真逆でした。すごくきっちりしてますしね。

それはやっぱり、お客様第一のサービス業だからなんでしょうね。これまではそんなに使ったことのない敬語も、僕はここでずいぶん覚えました。それまでが漁師ですからね(笑)。

いつかまた海に? いやあ、さすがにもう戻りません(笑)。腰も悪くしちゃいましたしね。ムリなく働けるというのが、一番ですよ。

(インタビュー:新海亨)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

漁師からの転職は海野さんにとって大きな節目だったはずですが、お仕事をする姿には充実感があふれていました。接客ははじめてでも、趣味のパソコンがサイトの更新に活きたりと、これまでの経験を何かしら糧にできるのがこの業界なんだなと、あらためて教えていただきました。優しい先輩たちに囲まれて、これからどんどんステップアップしていくことでしょう。海野さんのチャレンジを、見守っていきたいです。

プロフィール

海野大樹

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:漁師)