風俗男性求人はFENIX JOB

同級生から聞いた“日本一のデリヘル”

自分は地方出身なんですけど、地元にいた時は凄く硬い仕事をしていました。

インフラ系の職員ですね。電気とかガスとか水道とか、そういう感じです（笑）高校を卒業して、18歳から5年間働いて。

その後、バー経営を少しやっていました。先輩から引き継いでっていう感じで。

でも、これからも飲食店をやるんだったら、稼げる会社、しっかりした会社で経験を積んだ方がいいって思って、東京で仕事を探し始めたんですよ。

そんな時、既に今の会社で働いていた同級生から、「デリヘルがある。だけども、デリヘルの内容が凄い。日本一と言ってもいいかもしれない」って、話をもらったんですよ。

最初は、ホントかよ？　それ、なんだよ？　みたいな感じでした（笑）

自分のいた地方って、風俗は遊ぶところであって、ハタラクところではないみたいな感覚があったんです。

でも当時は事務所が麻布十番にあったんですけど、こんなキレイなところで、お店なんかできたらなぁ！　みたいな憧れもあって、とりあえず面接受けてみようって。

それでまぁ、即決でしたね（笑）

デリヘルのことは何もわからなかったんですけど、面接官が本当に真面目な感じの人で、凄く相性が合ったんです。

2年前（2015年）のことですね。

ワイングラスを拭くのは麗奈スタッフになるための通過儀礼

入ってすぐは、「とりあえず都内を知ってほしい」ということで、ドライバーとして車で走っていました。

やっぱり田舎から出て来て、都内のことが全然分からない状態だったので、土地勘を付けるところからでしたね。

それからうちの会社の場合、みんなが通るところなんですけど、ワイングラスを拭く業務があるんです。

そんなのやらなきゃいけないんだって思う人も、もしかしたらいるのかもしれないですけど、やっていると分かるんですよ、この大事さが！

接客する女性も気にするところですし、やっぱりお客様に対して、良いサービスを提供しようっていうところで、姿勢を身に付けるというか。

うちはホントそこは徹底していて、中途半端に、どうせ風俗でしょ？　みたいな感じでいると、めちゃくちゃ言われますね。

『Fenixzine』に出演している大城常務も、その辺り凄く厳しい方なので。でも、普段は優しいですよ。僕らのやりたいことを汲み取ってくれますし！

ただ、ワイングラスを拭く業務って、基本なんですよね。だから、自分の後輩も何人か入ってますけど、そこが緩いときは僕らも言うんですよ。

もう完全に通過儀礼です。単なるデリヘル店員ではなく、麗奈スタッフになるためっていう。

入りたての頃は、正直そこまで考えてなかったですけど……（笑）

最高級のおもてなしとは？　お客様へのサプライズがすごく楽しい

そうやって修行期間があって、初めて任されるようになるのが、お客様対応ですね。

やっぱり、普通に生活をしていたら、まず関わりのないような人たちばっかりなので。イメージとしては、高級ホテルとか、高級飲食店に電話を掛けているような感じです。

なので、サービスも“最高級のおもてなし”がコンセプトですね。

例えば、ちょっとしたお客様のご要望に対しては、いいえっていうのは、あまり使わないんです。

具体的には、細かいお酒のご要望にも対応したりとか、気配りじゃないですけど、お酒好きな方には、少し良いお酒をサプライズで持って行ったりとか。

ホームページなんかには一切書いていないんですけど、うちを使ってくれた人だけが分かるうちの良さっていうところですね。

あとは、ネクタイとか、ハンカチとかをたまに差し上げたりもします。

お客様の誕生日も、最初に会員になって頂くときに伺っているので。

日常的なプレゼントは、女性からっていうのもあります。うちの女性って、その辺りも自分たちですごい考えてやる人たちなので、「こういうことやりたいんだけど」って提案を受けて。

サプライズをやると、お客様は、「これ、なに？」「なに？　なに？」ってなるじゃないですか。

だから、やっている僕らもすごく楽しいんですよ！　ここはやりがいがあるところです！

ひときわ輝くうちの会社を、みんなに知ってもらうのが僕の夢

これからの目標ですか？

今、売上がそうですし、女性求人の問合せなんかもそうですけど、関わっていて、やっぱり会社がデカくなっているっていう実感がすごくあるんです。

その先なんですけど、マダム麗奈っていう大都会でひときわ輝く存在を、誰しもに知って欲しいんですよね。日本に一つ、マダム麗奈。

僕、個人的な欲っていうのがあんまりないので、どちらかというと世の中から自分たちの仕事を認められるところを目指したいというか（笑）

もちろん、稼ぎたいっていうのはありますけど、それも結局は結果なので。基本的には、本当に細かい部分から良いサービスを追求するだけだと思うんですよね。

そのために、上を目指したいというのはあります。

上の先輩たち、ホントにすごい人たちばっかりなんですけど、あそこの存在を超えなきゃ！　っていう……。難しいですけどね。

実は、そこで挫折したときも、正直ありました。この人たちが上か？　これ以上、上に行くの、ダメなんじゃないか？　って。

けれど、正面からそこを越えてかないとダメだっていうのは、やっぱりありますよね。

そういう人たちを見て、良いところは真似をして、そこに自分の良さを加えて、どんどんレベルを上げていかないといけないので。

僕がそこの立場になったときは、先輩たちの倍くらい、色んなことを出来ていたらって、そう思って今、頑張っているところです！

取材後記

執筆者

新海 亨

実はすぐ辞めるんだろうなって思って入社したという山本さん。しかし、“最高のおもてなし”にハマり、いまも頑張っているのには、バー経営で思うような接客が出来なかったという原体験があるそうです。お客様にお会いするときは、本当に来てくれて嬉しいという気持ちで接するとのこと。その仕事への想い、こだわり、新海とても感動しました！